加藤浩次「スッキリ!での号泣の舞台裏について語る」
2010.04.03 (Sat)

「まず、質問の答えから言いますと、観てません。本当に観る気も無いし、観るのもイヤなんですよ。でも、ビックリしたことがあったんですよ」
「ビックリしすぎて、ラジオでも喋って無かったことなんですよ。例の事件が、3年9ヶ月前くらいですよね。それから1年くらい経った時ですよ。家で、ハードディスクレコーダーで録り貯めた番組を観ていたんですよ」
「たまに、どんな番組を録っているのかって、一覧を見ることがあるんです。そこに、観ていない番組があって、『何かな?』って思って観たら、それは香織が『スッキリ!』のその映像を残してたんですよ」
「オープニングのそのシーンだけを、香織が残していたの。(例の事件の)傷は癒えていませんよ。カサブタになったか、ならないかくらいでしたよ。ビックリしましたよ。香織に『何、残しているんだよ?』って言ったら、『記念じゃん』って言うんだよ。俺も、笑っちゃったよ。香織なりに、笑いに変えようとしてくれたのかも知れない。それで、救われた部分もあるんだけどね」
さらに加藤は、以下のように当時の顛末について語っていた。
「(相方のニュースが報じられた時)あの時ね、吉本の事務所の人間とも色々話をして、揉めて…話がうまく行かなくて、夜から朝方までずーっと話をしていたんですよ」
「それで記者とかがホテルの前で張っていたから、『帰らない方が良いですよ』って言われたんだけど、『一度、帰りたい。それでリセットしたい』って言って、5時くらいに会社を出たんですよ」

「それで、スッキリ!の現場に行っても、吉本の人間から『これは言って下さい。あれは言わないで下さい』とかって色々言われてさ…俺の狭い楽屋に、吉本のお偉方が来たんですよ。その時、頭の中がメチャクチャになっちゃって…」
「『もう、俺の好きに言わせてくれ。現状は、今のところ山本が悪いことだと思うから。実情は分からないけどね。だけど、俺が全部謝罪するから』ってことで、本番に臨んだんですよ」
「色んな人が、『どうすんだよ、加藤』って思っていたと思う。そこで、『何やってるんだよ!山本!』って怒りがこみ上げてきた。悲しみじゃなくて、怒りがこみ上げてきたんだよ。アレは、怒りや悔し泣きだったんだよね」
「涙が出ちゃって、生放送だし止めることも出来ない。だから、そのまま話し続けるしかできなかったんですよね。それが、ああいう放送になった経緯なんです」と語っていた。
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