世界は数字で出来ている

2015年10月1日放送のTBSラジオ系のラジオ番組『おぎやはぎのメガネびいき』(毎週木 25:00-27:00)にて、お笑いコンビ・おぎやはぎの矢作兼が、お笑い芸人・加藤浩次との初対面で、加藤を激怒させてまで答えたくなかった質問について語っていた。



リスナーメール：極楽とんぼ・加藤浩次が、自身が出演するラジオ番組で、若き日のおぎやはぎとの出会いについて語った。アルバイトをしていた時に、芸人になる前のおぎやはぎを先輩に紹介され、仲良くなったことを明かし、なぜ矢作が「加藤さん」ではなく「浩次君」と呼ぶのかについても説明した。

「どんな笑いやりたいの？」と訊く加藤に、矢作は「いや、別に無いんですよね」と答え、それに対し加藤は「お前ら、舐めてんじゃねぇぞ」と一喝。そして、人力舎に行くように勧めたと話した。

また、話を聞いていた平成ノブシコブシ・徳井健太に、「昔から知ってる仲間と一緒に売れて番組やるなんて、最高でしょ」と言われると、加藤は「仕事になると、友達が邪魔になることもあるのよ」と返した。

矢作兼：これは本当だからね。

小木博明：うん。

矢作兼：やっぱりさ、本当にこのまんまなんだけど。俺らも初めて会った時に、「俺らも芸人やりたいんですよ」って言って。それで、加藤さんは俺らより芸歴4～5年長いから。

小木博明：うん。

矢作兼：もう、深夜番組とかやってて。

小木博明：『とぶくすり』やっててね。

矢作兼：うん。「ああ、芸人になりたいんだ。どういう人目指してんの？」って。

小木博明：うん。

矢作兼：俺たち、「どういう人を目指してんの？」って言われて、そこで挙げるの凄いイヤなんだよね(笑)

小木博明：なんかね。言えないんだよね。

矢作兼：そうそう。

小木博明：言いたくないっていうか。
矢作兼：恥ずかしいんだよね。「○○みたいになりたい」って。

小木博明：うん。

矢作兼：ちょっと尖ってるしさ。今、「○○みたいな」って言ったら意味ないじゃん。まだ居ない人になりたいんだから。

小木博明：うん、そうそう。

矢作兼：そういう風に思ってるから、「別にそういうんじゃない」みたいに言ったら、マジギレしてきてさ。

小木博明：ふふ(笑)マジでキレたねぇ、あの人ね(笑)

矢作兼：なぁ。「ふざけんなテメェ、お笑い舐めんじゃねぇ！」って。

小木博明：スゲェ怒鳴られたね、あの時はね。

矢作兼：やっぱりその時は、芸人になって4～5年だから、まぁ尖ってるよね。

小木博明：尖ってますよ。

矢作兼：そんなときに、笑いもやったことないのに、「どういう笑いやりたいの？」って言われて、「どういう笑いって言ってもね…」って。そりゃキレるわな(笑)

小木博明：そうだよ。こっちも言えないしね、まずお笑い芸人さんにいきなり言われてさ。

矢作兼：底を知られたくないから、言わないのよ。「ああいう笑いをやりたいんですよね」って言うと、底を知られた感じがするからイヤなのよ。

小木博明：うん。

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