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爆笑問題・太田「LOVE PSYCHEDELICOとの対談」
2010.02.09 (Tue)

太田は「僕がお二人の動く姿を実際に見たのは、FNS歌謡祭だったんです。その番組で、ジョン・レノンの『Happy Christmas』を歌っていた。それが良くてね…田中がウチにネタを作りに来たときに、見せたんですよ」と、その大ファンぶりについて語っていた。
「俺が言うのもなんだけど…あの『Happy Christmas』は、ジョン・レノンを越えていると思った。まず、ダントツだったんです。そして、二人の楽しそうな感じ、KUMIさんの表情が、こんなにも楽しそうに歌うんだと思ったんです」
「ジョンの歌は、闘いの歌なんです。僕の勝手な思いですけど、社会、世間やマスコミなんかと闘っている、そんな歌だと思ったんです。でも、二人の『Happy Christmas』を聴いて、こんなにもHappyな歌だったんだ、って思ったんです」と話していた。
さらに、そこからLOVE PSYCHEDELICOについて以下のように語られていた。
LOVE PSYCHEDELICOの曲作り

「曲が先に出来て…サウンドとがグルーヴとかリズムが先にあります。そこから音を作っていって、メロディーが見えてきて、そこに歌詞を見つけていく感じです。洋楽が好きで、リズムとかサウンドも洋楽ベースだから、響きでメロディーから拾っていくと、どうしても英語の響きが多くなってしまいますね」
「でも、完全にネイティブじゃないし、日本語の方が得意だし、日本語も好き。だから、響きは英語っぽくても日本語の単語を使っているんです」と話していた。
さらに、NAOKIは「日本語は長いセンテンスにすると、最後まで聞かないとそれが疑問文なのか平常文なのか分からないじゃないですか。『今日は晴れでした…か?』みたいに、最後まで聞かないと分からない」
「でも、英語ならば、文の頭でそれが分かる。音楽ってリズムだから、文章が長いと、それが気になって音楽を聴かなくなっちゃう。だから、日本語を多く使うものでも、すぐに意味が分かる単語を多く使うように気をつけてます。なるべく短い日本語を重ねていくようにしているんです」と話していた。
「…漫才の逆ですよね。できるだけフリからオチがバレないようにするんじゃなくて、できるだけオチが分かるようにしているんですオチを先に言ってしまう。そうすれば、安心してリズムに身をゆだねることができるじゃないですか。メロディーと音の響きを聴かせたいんです」
KUMIは「子供の頃をアメリカで過ごしたこと…というよりは、60年代とか70年代の曲が好きだったっていう方が曲への影響は大きいんじゃないかな。ジョン・レノンだったり、ビートルズだったり、ボブ・ディランだったり、ストーンズとか…ジョニー・ミッチェルとかもね」と話していた。
LOVE PSYCHEDELICOの出会い
NAOKIは「出会いは…大学の先輩後輩。スゴイ仲の良い友達です。15年一緒にいますからね、そういう恋愛関係とか…そういう気持ちにはならないよね」と話していた。
KUMIは「(NAOKIが)先輩っていう感覚は、まだあるよ。だって、NAOKIに会って音楽をやり始めたから。大学の軽音楽部でNAOKIに会って、色々教えてもらったの。…歌は好きで、いうか歌いたいなって思ってたけど、そういう機会が無かったの」と話していた。
NAOKIは「最初にKUMIの歌を聴いたとき、『これは…!』っていうものがあった。最初に何を歌ったのかは忘れちゃったけどね。レッド・ツェッペリンとかのコピーバンドとかをやりすぎていたから」と話していた。
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