爆笑問題・太田、佐野研二郎が東京五輪ロゴ盗用疑惑でマスコミ・ネットに糾弾されていることに同情「皆、必死に見つけ過ぎ」
2015.08.19 (Wed)
2015年8月18日放送のTBSラジオ系のラジオ番組『爆笑問題カーボーイ』(毎週火 25:00-27:00)にて、東京オリンピックのエンブレムデザインで盗用疑惑が持たれている佐野研二郎氏について、マスコミ・ネットによる総攻撃を受けている状況にお笑いコンビ・爆笑問題の太田光が、同情していた。
しごとのはなし

太田光:佐野さんもさぁ…もう、みんな見つけ過ぎなんじゃないの?(笑)
田中裕二:はっはっはっ(笑)
太田光:そんなに見つけることないじゃないか。
田中裕二:いやぁ、凄いよね。
太田光:ねぇ。もう見つけるのに必死だろ?
田中裕二:ええ、必死ですよ。
太田光:みんなさ、落ち着こうよ。良いじゃねぇか、あんなトートバッグくらい、別に(笑)
田中裕二:いやいや(笑)
太田光:俺、昔から思うんだけど、そもそも「現代アート」って僕はあんまり理解できないんですよ。
田中裕二:うん。
太田光:だけど、昔から「あの辺、どうなってんのかな?」って思うんだけど、ウォーホールって、僕はあんまり好きじゃないんですね。ウォーホールのトマトの缶詰をそのまんま描くとかさ。
田中裕二:はい、はい。
太田光:モンローのシルクスクリーンのとか。ああいう"あり物"をコラージュしてやったりするでしょ。ピカソも後半、キュビズムなんてのは、新聞をそのまま貼り付けたりなんかする。「これでアートでござい」って、ふざけんなって思うわけ。
田中裕二:うん。
太田光:俺は別に、ピカソは嫌いじゃないけど、「ここまできたら、もうお前に付き合ってらんねぇ」って思うわけ(笑)
田中裕二:はっはっはっ(笑)
太田光:それ違うだろって。それは、俺の個人的なセンスですよ。
田中裕二:うん。
太田光:だけど、ある物を使って、「これでアートです」っていうのは、俺は全然理解できないんだけど。
田中裕二:うん。
太田光:ああいうのって、商業デザインだから、それは色々問題あるんだけど。そもそも現代アートって、ああいうもんだったりするんですよね、結構ね。だから、「結構、あんじゃねぇの?」って思うんだよね。
田中裕二:どうなんだろうね。
太田光:パクリだなんだって言ってるけど。
田中裕二:要は、使い方とかにもよると思うんですよね。
太田光:あんなの、フリーのよく分からないところから持ってきたりしてんだろ?
田中裕二:そう。
太田光:たとえば、「写真をコラージュしたらどうなんの?」とかさ。写真の中に看板が映ってたら、それはその人のデザインでしょ?でも、それはどうなんのかねって。
田中裕二:その写真の作品ってことね。
太田光:トートバッグのデザインは、結局、街にあるものを入れるってコンセプトで。別物だと考えてるのかなって。俺は良いとは思わないけどね、そういうのは。
田中裕二:うん。そういうものなのかなってことね。
太田光:うん、そうとも思うし。でも、分からないんだよね。
田中裕二:たしかに、街の看板の写真みたいなのはよくあって、それをプリントしたTシャツなんかがあったりすると、その場合、どういう扱いなのかっていう。
太田光:だから現代アートは嫌いなんだよ。
田中裕二:それは個人的に好き嫌いあっても良いけど…
太田光:カメラマンだって、街の風景を撮って「自分の作品」って言うけど、その中にいっぱい、実は他の人のデザインが入ってんだよ?
田中裕二:それは写真だから…
太田光:その辺の線引きは難しいんだよ。
田中裕二:難しいんだけど、今回のことがなければ、佐野さんの話もなかったはずなんだけどね。あと、今回は「佐野研二郎デザイン オリジナル」って銘打ってたから。
太田光:現代アートになると、「オリジナル」になっちゃうんだよ。
田中裕二:うん、まあね。さらに、佐野さんが知らないところでアレを考えたアシスタントの人が、どっかからコピーしてきたみたいなことがあったかもしれないじゃん。
太田光:それも、そういうもんなのかもしれないじゃん。業界なんてさ。あそこまで行く人はさ。そうなると、秋元康なんかどうなるのかなって思うけどね。
田中裕二:どういうことですか?
太田光:よく分からない(笑)
田中裕二:太田さん、意味分かんないですよ(笑)秋元康さんは、別に何もパクってないでしょ?
太田光:「あんな作れるか?」って俺は思ってるよ。
田中裕二:作ってるでしょ、それは(笑)
太田光:作ってんだろうね。
田中裕二:あの人は作詞家としてずっとやってきてるわけですから。音楽なんかでも、よくあるじゃん。音楽でもパクリ疑惑みたいなことがあって。
太田光:パクリ疑惑って言うけど、オマージュとはまた違うんだよね。そこが難しいことなんだけど。ビートルズでも、「LOVE,LOVE,LOVE…」って、フランス国家を入れたのは、アレはどうなのかね?
田中裕二:そういうのとか、あとはあえて別のヤツ入れたり。
太田光:街の雑音とか入れたり。ああいうのはどうなのかって。だから、難しいよね、表現の世界って。
田中裕二:うん、そう。
太田光:だって、俺らお笑いだって、散々、他の人がやったネタをやってるよ。
田中裕二:そうだよね。別にパクろうとしてじゃなくても、同じようなネタ、こんだけ漫才のネタが世の中にあればね。
太田光:完全にパクってる時もあるし。ラッスンゴレライとかもやってるから。
田中裕二:それはね(笑)「なに、お前若手のネタをパクってんだよ」ってネタだからね(笑)
太田光:コラージュですよっていうことで。俺らのネタなんか、散々出て来ちゃうぜ。俺らのネタ、探してみてください(笑)「爆笑は、ここパクってる」とか、いっぱい出てくるよ。
田中裕二:それはそうだろうけど(笑)そことは今回のことは、違う感覚はあると思うよ。
太田光:いや、同じだよ。
田中裕二:良い/悪いとかは、俺らが決めることじゃないし。要は、他のところで、「私、こういうデザインで考えました」っていうのが、ネット上にいっぱいあるわけじゃない?それを無断でもってきて、たとえば角度を変えてTシャツのデザインにしちゃったら、たしかに…
太田光:そこが重要なのが著作権だろ?
田中裕二:そう。
太田光:フリーカット集とかはあるわけでしょ。ああいうのは、使って良いわけでしょ?でも、アレを佐野さんが使ったら怒られるんのかね。
田中裕二:それは大丈夫なんじゃない?
太田光:その辺、フランスパンっていうのは、ネットに上がってた写真だったわけでしょ?
田中裕二:イラストがね、あって。それを角度を変えて使った、とか。
太田光:結局、それを街にあった風景として、トートバッグに載せるっていうことで、一連のデザインなんじゃない?
田中裕二:まあね。それはだから、本当に難しいよ。でも、おそらく10数種類のうちの、たくさん、その手のがあって。
太田光:バッグなんかさ、Tシャツもどっかのイギリスの風景みたいな。「でも、このメーカーのものです」になるわけじゃない?そういうのはどうなのかね。
田中裕二:風景の写真とは違うと思うけど。
太田光:風景の中に、デザインがあった、とか。
田中裕二:ちょっとグレーになってくるよね。
太田光:ここのところ、小保方さんにしろ、佐村河内にしろ、ああいう事件多いね。
田中裕二:うん。
太田光:最初、話題になったら総攻撃されちゃうっていう。
田中裕二:分からないけど、佐野さんのことはそこまでの…
太田光:正直、東京オリンピックのエンブレムなんてさ、みんなそんなに興味あんのかね?どうでも良いけどな。
田中裕二:アレがね、サントリーのトートバッグ的なパクリだったとしたら、ちょっと問題になると思うんだ。
太田光:うん。
田中裕二:だけど、今回のトートバッグは、元々知らないくらいのことで。
太田光:アレ、欲しい?
田中裕二:欲しくもない、正直(笑)
太田光:アレ、おまけ?
田中裕二:欲しい人はいて良いんだけど、個人的な見解で、別にどうでも良い。アレがどっかから転用されてようがどうでも良くて。でも、こんだけみんながブワーって(笑)もちろん、我々も『サンジャポ』でやったんだけど。
太田光:うん。
田中裕二:超極悪人みたいなことは、俺は言いたくないし、佐野さんについて。
太田光:可哀想だよ。
田中裕二:そこまで悪いことをしたとも思ってないけどね。
太田光:っていうか、あんまり興味ないからね。トートバッグについて(笑)
田中裕二:こういうところで喋るし、『サンジャポ』でも扱うんだけど。漫才のネタにもしますけど、個人的にどこまで興味があるかって言うと、別にないし(笑)糾弾したい気持ちは全然ないね。
太田光:関係ないね(柴田恭兵のモノマネ)。
田中裕二:アレさ、俺ら…
太田光:スルーするなって。柴田恭兵のモノマネ、なぜ今、ここでやったんだってことはさ、せめてやってくれよ、最低限。
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しごとのはなし

パクリ疑惑での佐野氏総攻撃
太田光:佐野さんもさぁ…もう、みんな見つけ過ぎなんじゃないの?(笑)
田中裕二:はっはっはっ(笑)
太田光:そんなに見つけることないじゃないか。
田中裕二:いやぁ、凄いよね。
太田光:ねぇ。もう見つけるのに必死だろ?
田中裕二:ええ、必死ですよ。
太田光:みんなさ、落ち着こうよ。良いじゃねぇか、あんなトートバッグくらい、別に(笑)
田中裕二:いやいや(笑)
現代アートにおけるコラージュ
太田光:俺、昔から思うんだけど、そもそも「現代アート」って僕はあんまり理解できないんですよ。
田中裕二:うん。
太田光:だけど、昔から「あの辺、どうなってんのかな?」って思うんだけど、ウォーホールって、僕はあんまり好きじゃないんですね。ウォーホールのトマトの缶詰をそのまんま描くとかさ。
田中裕二:はい、はい。
太田光:モンローのシルクスクリーンのとか。ああいう"あり物"をコラージュしてやったりするでしょ。ピカソも後半、キュビズムなんてのは、新聞をそのまま貼り付けたりなんかする。「これでアートでござい」って、ふざけんなって思うわけ。
田中裕二:うん。
太田光:俺は別に、ピカソは嫌いじゃないけど、「ここまできたら、もうお前に付き合ってらんねぇ」って思うわけ(笑)
田中裕二:はっはっはっ(笑)
太田光:それ違うだろって。それは、俺の個人的なセンスですよ。
田中裕二:うん。
太田光:だけど、ある物を使って、「これでアートです」っていうのは、俺は全然理解できないんだけど。
田中裕二:うん。
太田光:ああいうのって、商業デザインだから、それは色々問題あるんだけど。そもそも現代アートって、ああいうもんだったりするんですよね、結構ね。だから、「結構、あんじゃねぇの?」って思うんだよね。
田中裕二:どうなんだろうね。
太田光:パクリだなんだって言ってるけど。
田中裕二:要は、使い方とかにもよると思うんですよね。
太田光:あんなの、フリーのよく分からないところから持ってきたりしてんだろ?
田中裕二:そう。
太田光:たとえば、「写真をコラージュしたらどうなんの?」とかさ。写真の中に看板が映ってたら、それはその人のデザインでしょ?でも、それはどうなんのかねって。
田中裕二:その写真の作品ってことね。
太田光:トートバッグのデザインは、結局、街にあるものを入れるってコンセプトで。別物だと考えてるのかなって。俺は良いとは思わないけどね、そういうのは。
田中裕二:うん。そういうものなのかなってことね。
太田光:うん、そうとも思うし。でも、分からないんだよね。
田中裕二:たしかに、街の看板の写真みたいなのはよくあって、それをプリントしたTシャツなんかがあったりすると、その場合、どういう扱いなのかっていう。
太田光:だから現代アートは嫌いなんだよ。
田中裕二:それは個人的に好き嫌いあっても良いけど…
太田光:カメラマンだって、街の風景を撮って「自分の作品」って言うけど、その中にいっぱい、実は他の人のデザインが入ってんだよ?
田中裕二:それは写真だから…
太田光:その辺の線引きは難しいんだよ。
田中裕二:難しいんだけど、今回のことがなければ、佐野さんの話もなかったはずなんだけどね。あと、今回は「佐野研二郎デザイン オリジナル」って銘打ってたから。
太田光:現代アートになると、「オリジナル」になっちゃうんだよ。
アシスタントの使用について
田中裕二:うん、まあね。さらに、佐野さんが知らないところでアレを考えたアシスタントの人が、どっかからコピーしてきたみたいなことがあったかもしれないじゃん。
太田光:それも、そういうもんなのかもしれないじゃん。業界なんてさ。あそこまで行く人はさ。そうなると、秋元康なんかどうなるのかなって思うけどね。
田中裕二:どういうことですか?
太田光:よく分からない(笑)
田中裕二:太田さん、意味分かんないですよ(笑)秋元康さんは、別に何もパクってないでしょ?
太田光:「あんな作れるか?」って俺は思ってるよ。
田中裕二:作ってるでしょ、それは(笑)
太田光:作ってんだろうね。
田中裕二:あの人は作詞家としてずっとやってきてるわけですから。音楽なんかでも、よくあるじゃん。音楽でもパクリ疑惑みたいなことがあって。
オマージュ、コラージュ、パクリ
太田光:パクリ疑惑って言うけど、オマージュとはまた違うんだよね。そこが難しいことなんだけど。ビートルズでも、「LOVE,LOVE,LOVE…」って、フランス国家を入れたのは、アレはどうなのかね?
田中裕二:そういうのとか、あとはあえて別のヤツ入れたり。
太田光:街の雑音とか入れたり。ああいうのはどうなのかって。だから、難しいよね、表現の世界って。
田中裕二:うん、そう。
太田光:だって、俺らお笑いだって、散々、他の人がやったネタをやってるよ。
田中裕二:そうだよね。別にパクろうとしてじゃなくても、同じようなネタ、こんだけ漫才のネタが世の中にあればね。
太田光:完全にパクってる時もあるし。ラッスンゴレライとかもやってるから。
田中裕二:それはね(笑)「なに、お前若手のネタをパクってんだよ」ってネタだからね(笑)
太田光:コラージュですよっていうことで。俺らのネタなんか、散々出て来ちゃうぜ。俺らのネタ、探してみてください(笑)「爆笑は、ここパクってる」とか、いっぱい出てくるよ。
田中裕二:それはそうだろうけど(笑)そことは今回のことは、違う感覚はあると思うよ。
太田光:いや、同じだよ。
田中裕二:良い/悪いとかは、俺らが決めることじゃないし。要は、他のところで、「私、こういうデザインで考えました」っていうのが、ネット上にいっぱいあるわけじゃない?それを無断でもってきて、たとえば角度を変えてTシャツのデザインにしちゃったら、たしかに…
太田光:そこが重要なのが著作権だろ?
田中裕二:そう。
太田光:フリーカット集とかはあるわけでしょ。ああいうのは、使って良いわけでしょ?でも、アレを佐野さんが使ったら怒られるんのかね。
田中裕二:それは大丈夫なんじゃない?
太田光:その辺、フランスパンっていうのは、ネットに上がってた写真だったわけでしょ?
田中裕二:イラストがね、あって。それを角度を変えて使った、とか。
太田光:結局、それを街にあった風景として、トートバッグに載せるっていうことで、一連のデザインなんじゃない?
田中裕二:まあね。それはだから、本当に難しいよ。でも、おそらく10数種類のうちの、たくさん、その手のがあって。
太田光:バッグなんかさ、Tシャツもどっかのイギリスの風景みたいな。「でも、このメーカーのものです」になるわけじゃない?そういうのはどうなのかね。
田中裕二:風景の写真とは違うと思うけど。
太田光:風景の中に、デザインがあった、とか。
田中裕二:ちょっとグレーになってくるよね。
マスコミ・ネットによる執拗な糾弾
太田光:ここのところ、小保方さんにしろ、佐村河内にしろ、ああいう事件多いね。
田中裕二:うん。
太田光:最初、話題になったら総攻撃されちゃうっていう。
田中裕二:分からないけど、佐野さんのことはそこまでの…
太田光:正直、東京オリンピックのエンブレムなんてさ、みんなそんなに興味あんのかね?どうでも良いけどな。
田中裕二:アレがね、サントリーのトートバッグ的なパクリだったとしたら、ちょっと問題になると思うんだ。
太田光:うん。
田中裕二:だけど、今回のトートバッグは、元々知らないくらいのことで。
太田光:アレ、欲しい?
田中裕二:欲しくもない、正直(笑)
太田光:アレ、おまけ?
田中裕二:欲しい人はいて良いんだけど、個人的な見解で、別にどうでも良い。アレがどっかから転用されてようがどうでも良くて。でも、こんだけみんながブワーって(笑)もちろん、我々も『サンジャポ』でやったんだけど。
太田光:うん。
田中裕二:超極悪人みたいなことは、俺は言いたくないし、佐野さんについて。
太田光:可哀想だよ。
田中裕二:そこまで悪いことをしたとも思ってないけどね。
太田光:っていうか、あんまり興味ないからね。トートバッグについて(笑)
田中裕二:こういうところで喋るし、『サンジャポ』でも扱うんだけど。漫才のネタにもしますけど、個人的にどこまで興味があるかって言うと、別にないし(笑)糾弾したい気持ちは全然ないね。
太田光:関係ないね(柴田恭兵のモノマネ)。
田中裕二:アレさ、俺ら…
太田光:スルーするなって。柴田恭兵のモノマネ、なぜ今、ここでやったんだってことはさ、せめてやってくれよ、最低限。
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