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伊集院光、心霊現象の否定派が島田秀平ら肯定派と共演することの困難さに本音「トリックの暴露も粋じゃない」

2015.08.11 (Tue)
2015年8月10日放送のTBSラジオ系のラジオ番組『伊集院光 深夜の馬鹿力』(毎週月 25:00-27:00)にて、お笑い芸人・伊集院光が、心霊現象否定派が島田秀平ら肯定派と共演することの困難さについて本音を漏らしていた。

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伊集院光:そういう感じの番組(夏の時期の怪談・心霊番組)、たまに呼ばれるんですけど。心霊動画の特集ってあるじゃないですか。俺ら子供の頃で言う、心霊写真の特集の動くヤツ版で、ネットにある心霊動画を観て、「怖い、怖い」ってなるヤツ、あんじゃん。それに何件か出ますけど。

オバケなんかいないけど心霊動画は大好き

僕のスタンスとしては、オバケなんかいねぇよっていう。「オバケなんていない。だから、死んだら終わりなことの方が、一番怖いじゃん」っていう。無だから。無なんだからさ。「そこまで」ってヤツが、一番怖いにも関わらず、「オバケがいるのが怖い」って思ってる人とも全然合わないし。

オバケはいません。「オバケなんか基本いません。けど、心霊動画は大好きです」ってスタンスなんですよ。これを矛盾してるとか、違うとか言うヤツがいるけど、ドラえもんはいないけど、『ドラえもん』大好きでもいいでしょ、別に。

どこでもドアとかあります?ないじゃないですか。どこでもドアとかで、アフリカのスゲェ奥地とか行って、原始的なスゲェウィルスとかが物凄い来ちゃうとか、あんまり起こらないし、信じてませんけど。そういうこと起こらないと思ってますけど、でも、『ドラえもん』の映画は観れるじゃないですか。

ど根性ガエルは、いるのね(笑)最近、観たら(笑)マンガだと思ってたら、びっくりしたよね(笑)ど根性ガエルってさ、スゲェ皆にヒドイ目に遭わされてる少年が、道ですっ転んだ時に、生きてるカエルがベチャって潰れてお腹についちゃってさ、そこで何か一つブチってキレちゃってさ、そいつとずーっと話してて、「俺があんな活発だったらよかったな」っていう(笑)その話が、俺の中で実写版なんだけどね(笑)最終回で、そういう終わり方ですからね(笑)

そこで、カラッカラになった、内臓がグチョって出た後、カラッカラになったジャーキーみてぇなカエルに対して、「ごめんな、俺があんな…」って「そうだな、でやんでー、バカ野郎」っつってる、そういうヤツだって思ってるんですけど(笑)

なんですかね…UFOもオバケもねぇですけど…最近のスタンスで難しいのが、それを全部「無いよ」って言うのも、粋じゃねぇじゃんってところもあるんですよ。「ここ、合成で…」とかも違うと思いますけど。でも、アレが結構な商売にもなりますから。それを、「オバケは本当にある」みたいなヤツも、俺の中で、そこが難しいわけ。

俺も、良い意味の子供騙しのところに、騙されながら、途中から子供騙しに抵抗しながら、別にドップリ信じることもなく、俺の中では上手く付き合えて、大人になってるから。俺以外のヤツは、そうできないんだっていうのも変な話じゃないですか。

だから、アレを「絶対ねぇよ」っていうのも、「絶対あるよ」ってのも違うから。「なんか、面白くない?」っていうのが、俺の中での一番良い温度なんですよ。

心霊芸人・怪談芸人への意見

だから、「島田秀平の領分は荒らさないであげるよ。後輩だからさ」っていう。でも、「俺の言ったことを完全否定するのは止めろよ」って思うんです。

「お前が、そういうスタンスにいるのも、そういうスタンスで生きてるのも、そういう風に頼まれることも多いだろうさ」ってことは分かるんだけど。

収録終了時の緊張する場面

だけど、俺の立場も分かってくれよっていう。そこのところに、全部は行けないだろうって。それでね、ああいう番組でね、スゲェ緊張する瞬間があるの。何が緊張するかって、収録の時じゃないの。帰り。全員ね、お祓いするの。お坊さんを呼んでて。

俺、絶対にそれを受けないの。関係ないもん。だって、1分でも2分でも、俺の時間だから。ギャラもらってる時間でもねぇのに、お祓いなんか付き合えねぇよ、そんなもん。だって、信じてねぇんだから、それ自体を。

っていうか、俺のスタンスはそれで良いわけだから、みんながお祓いやってる中、「俺は大丈夫です、大丈夫です」って帰るわけ。その時の田中みな実とかの「マジっすか?」みたいな顔とか。だって、俺の時間だもん。俺は早く局に入りたいし。もっと言えば、山ほどこの番組のメール来てますから。それを選ぶ時間で、1分でも当てたいから。

だから、「俺、良いっす」って出るんだけど、何が緊張するって、この帰りの階段でコケてでもしてみ?もうさ、良いターゲットじゃん。「ほら!ほら見たことか!」でしょ。日頃の100倍くらい緊張しながら、何もできねぇ(笑)

信じてないからこそ、「冗談じゃねぇよ」って。「そういや、アイツ、お祓い受けてなかったな」って。いつも拾って食べるもんでも、落ちてんのに拾わないで(笑)半分は泥に浸かってるけど、半分はまだ乾いたアスファルトに落ちてるヤツも食べられないし(笑)もう、裏だけは食えるわけじゃん。大福が砂地に落ちてても、下の皮一枚以外は食べていいわけじゃん。でも、もしこれ食って、ポンポンが痛くなっちゃった場合ですよ。

賞味期限が2週間くらい切れてても、しめ鯖なんか食えるんですよ(笑)食えません、これ真似されると困るんで(笑)でも、これを今日やって、その日に何か起きた場合、「ああ、この人は1人だけお祓いを受けなかった」って。問題は、1人だけ拾ったもんを食ってんだってところだよ(笑)

でも、結局のところ、俺1人だけお祓いを受けなかったせいでこうなったっていうVTRを作られて、ついには、お祓いが要る方の証拠として出されるわけじゃないですか。それがイヤだなって思って。

ショートフィルムとしての心霊動画

でも、世の中捨てたもんじゃないなって思う一方、「ああ、やっぱりそうなっちゃうんだな」って思うのは、俺の中で、幽霊は信じません。だけど、心霊動画みたいなのは嫌いじゃないです。

ショートフィルムとして、割とイヤじゃないし、世の中がこういう世の中じゃなければ、作ってみたいです。作って、「ワー!」って言われてみたいです。だから、作る人の気持ちもちょっと分かります。それで、心霊動画は好きだから観るんですけど。

僕自体、心霊動画自体、オバケは信じないけど好きだから。だけど、「ある」っていう番組…「絶対、これは呪いです」ってなったりとかしてる番組は、イヤなんですよ。

島田秀平の発言の問題点

それで、島田秀平が調子にノリやがってさ、「ワーってなって怖いやつは、心霊じゃない可能性がありますけど、ゾクっとして、鳥肌が立つような動画は、これはほぼ確実に心霊です」って言うのね。

ウソつきやがれ、と(笑)だったら、俺は、ゾクっとさせる作り話はいくらでも作れるから。あと、そこに出てる心霊のビデオと同じヤツは、作れるから。

俺からしてみたら、アレを観たら「なるほど、俺の持ってるパソコンでも、こう使えばこう作れるわ。三面鏡の右の顔だけが、向くのが遅れるってヤツは、ここの部分のレイヤーだけ切り取れば、出来んじゃん」みたいなことが、俺の中では分かるから。

でも、そこ(心霊動画のトリックを明かすこと)に関しては、野暮だからさっていう。「ソフト名も並べられますよ、別に」っていう。だけど、「絶対これは霊です」みたいなことを担保する側には行きたくないし、かといって、みんなでキャーキャー楽しんでいるものに関して、「絶対違いますよ」って、一からアフターエフェクトの話をするのも、違うでしょ?コレ(笑)

番組出演時のコメントの意味

僕の中で言葉のマナーを気をつけて言う中に、いろんな心霊ビデオがある中で、子供が撮ってきたビデオレターの後ろにオバケがいたりとか、子供がキャッキャはしゃいでるところに、オバケがいたりとか。そういうのあんじゃん。

ああいうのに関して、僕は言われれば、作ることはできますけど、でも、「他人の親が自分の子供が映ってるビデオに対して、オバケを合成するなんてしますか?」っていうのが俺のコメントなんだけど、ツイッターで何人かの人は分かってくれるの。

要は、オバケを信じてなくてこれを言うってことは、「お前は人の親としてどうなの?」ってことや、もし知らずにそれを使われてるなら、ちゃんと作ったヤツに抗議をした方が良いですよって、そういう意味で言ってるってことが、何人かに通じる時の、凄く言葉を一生懸命選んでよかったっていうのと、「伊集院も肯定してた」っていうのもくるわけ。

「まあ、しょうがないよね」って。今のニュアンスを全部読み取れとは思わないけど、その感じのガッカリと。でも、もっと簡単な話なんだけど、ああいうのってYouTubeに載ってるのをそのままテレビは使えませんから。YouTubeに載ってたら、使用許可を絶対にとって、いくばくかのお金も払って。払わなくていいよって人には払わないけど。使用許可をとってますから。

本当に、俺の中で夏の風物詩として怪談として見ようぜ、とか。真偽がどっちか分からないけど、面白ぇじゃねぇかっていう番組に関しては、それほど目くじらを立てないんだけど、アレを中途半端な霊能者的な人に、100%そうだって言わせる番組あるじゃんか。そうなってくると、「お前らは使用許可をとるときに、一筆とらせれば良いだけだろ」ってことでしょ。

「もしこれが作り物だってバレた時には、あなたにお支払いする謝礼の何百倍の違約金をとりますよ」って、OKするヤツは本物だよ。それは本物もしくは過失。

それで良いなって思うのは、ああいうのに出た後のツイッターとかに来る…まず怒ってる人もいるわけ。「ああいうのは絶対にニセモノなのに、お前らテレビはあんなの肯定しやがって」みたいなのがきて。俺へのツイートの中に似たものはあるわけだから、「俺の言ってることはこんな感じですけどね」みたいなこともあり、まあしょうがないと思って。

いいなって思うのは、「アレって全部作り物ですよね?」ってトーンの人(笑)それがちょっと、「オバケなんてないさ、オバケなんてないさ」感があって、それはちょっと好きなんですよね。

あと、どうなのかね?俺、小学生の時に「本当にオバケいるんだ」って観てて、何歳からか、そうではなくなってきて。周りの友達もそういう感じだったから。でも、自分の近所の普通のおばちゃんの感覚で、「笑って見るヤツだろ」って、UFOのでかいのが砂漠の真ん中に突き刺さるヤツを「本当かしらね」って言うからさ。だから、温度はそれぞれなんだけどさ。

どういう風に伝わるのか、怖いっていうか、スゲェなって思うんだけど。なんだろうね。

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