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樋口真嗣監督、『進撃の巨人』実写化に一番苦心した点は「PG-12を通すため、血の色や飛び散り方など細かな点に配慮」

2015.08.01 (Sat)
2015年7月30日放送のTBSラジオ系のラジオ番組『たまむすび』(毎週月-金 13:00-15:30)にて、映画『進撃の巨人 ATTACK ON TITAN』の監督を務めた樋口真嗣が出演し、原作の"キャラ萌えファン"への配慮や、PG-12の審査を通すため、苦心したと語っていた。

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小林悠:何が一番大変でしたか?今回の実写化で。

樋口真嗣:本当にね、ご家族で観ていただける映画にするっていうのが実はテーマだったんですよ。

小林悠:ええ。

樋口真嗣:最初は、原作を読んだ時に、刺激的な内容で。「これは、表現の限界に挑戦しよう」って思ってたわけですよ。

小林悠:ああ。

樋口真嗣:ところが、段々、マンガが進むにつれ、アニメが出来上がって、アニメが大人気になってくると、ファンがね、変わってきたんですよ。

玉袋筋太郎:うん、うん。

樋口真嗣:最初は、俺とか町山さん(注釈:映画評論家で映画『進撃の巨人』脚本を担当)みたいなマニアックなおっさんどもが、「ウヘヘ」って読んでたわけですよ。それはやっぱり、登場人物がカッコイイとか、「リヴァイ素敵」的な、登場人物に対する擬似的な恋愛感情を抱く若い女の子たちが凄い増えてきたんですよ。

小林悠:ちょっとライトタッチな。

樋口真嗣:ええ。少年たちがカッコイイとか、女の子がカッコイイとか。キャラクターが好きっていう。年齢層が、どんどん広がってきたんです。

小林悠:ええ。

樋口真嗣:やっぱり、凄いな、と。国民的な作品になってて。最初は、5千万部ではなく、数百万部とかで始まってたんですけど。どんどん、増えていくじゃないですか。

玉袋筋太郎:5千万部だもんなぁ。

小林悠:信じられないですよね。

樋口真嗣:そうなってくと、やっぱりいろんな人に観てもらわなきゃいけない。

小林悠:ええ。

樋口真嗣:でも、最初に「世界は残酷」って、残酷じゃなければいけないし、そのために主人公たちは、一生懸命立ち向かうっていうのがなければいけないんで。そこをきちんをやらなきゃいけない。

玉袋筋太郎:はい。

樋口真嗣:だけど、PG-12といって、色々と基準がある。R-15っていうのは、15歳以下は観ちゃいけない。それより下にしなきゃいけないんで。PGっていうのは、parental guidanceっていう、親御さんが観ても良いって言えば、12歳以下でも観に行っても良いという。そういう条件付けがあって。

小林悠:ええ。

樋口真嗣:そこにもっていくために、どこまで表現していいか、と。それは細かい、血の色だったりとか、飛び散る範囲だとか、細かいところも全部確認してOKをもらいながら。「このくらいどうですか?…やっぱダメですよね(笑)」って言って、もう一回やったり(笑)そういうのを繰り返させていただいて、OKをいただいた、という。

玉袋筋太郎:これは大変ですね。

樋口真嗣:観て、「うわぁ…」って思うじゃないですか。でも、どうですかね。ドキドキ・ハラハラはするけど、その後、イヤなものを見ちゃったって感じにはならないような、ギリギリを目指してたんですけど。

小林悠:いやぁ、本当にまさしくその通りでした。ビックリするようなシーンもありますけど、それでイヤな気持ちになるんじゃなくて、人間の怖いもの見たさなところ、上手く刺激してくれる感じで。「早く次が観たい、早くハラハラさせて欲しい」って気持ちが、どんどん盛り上がって。

玉袋筋太郎:ふふ(笑)そうだね。

小林悠:これはお子さんやお孫さんと一緒にぜひ観に行って欲しいなって思いましたね。夏休みの大エンターテイメントという。

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タグ : 進撃の巨人,樋口真嗣,

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