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爆笑問題「民主党のメディアでの過保護な扱われ方」

2009.12.27 (Sun)
2010年度版 漫才 爆笑問題のツーショット ~2009年総決算~ [DVD]2009年12月27日放送の「爆笑問題の日曜サンデー」にて、民主党政権のメディアの取り扱い方について語られていた。話の発端は、『ラジオサンデージャポン』のコーナーで、総理就任後100日を迎えた鳩山首相についてのニュースが取り上げられていたことだった。

ニュース解説の柴田秀一アナウンサーが「僕は『みのもんたの朝ズバッ!』っていう番組もやっているんですが、そこで寄せられる電話やクレームの意見の中に、我々が民主党の政策を一つ一つ取り上げると、すごい反発が来るんですよ」と話していた。これに対して、太田は「それはあるよね」と同意していた。

「『なんで、まだ(批判することを)待てないんだ』っていう意見が多いんですよ。たしかに、安部さんや福田さんの総理の頃にも、(そうした意見は)あったことはあったんですよ。でも、それが三ヶ月以上続いているっていうことは珍しいんです」と柴田アナは語っていた。

その理由としては、以下のように語られていた。

「年を跨いだら、ほとんど(そういった意見が)来なくなるだろうって思っていたら、まだ相当来ます。今日の東京新聞の世論調査をみると、『母親からもらったお金で、そういうことをしたっていうのは、説明されても分からない』っていう意見は多かったんだけど、『辞める必要はない』っていう意見が多かったんです」

「それで、政治記者たちと話したことがあったんですけど、どうも今回は、『自分たちが選んだ』っていう意識が働いているんじゃないだろうかっていうことなんです。『自分たちが選択した。だから、もうちょっと待て』という意見が多いんじゃないだろうかって思うんです」と語っていた。

これに対して、太田は「でも、逆に自分たちが選んだからこそ、ダメなところはダメだって言わなければならないと思うんだけどね」と話すと、柴田アナは「マスコミが、現政権に厳しい姿勢で臨むのは当然なことなんですが、『そこまで揚げ足をとらなくても良いんじゃないか』っていう意見がくることがあるんですよ」と話していた。

太田は、「我々がやっている『太田光の私が総理大臣になったら…秘書田中。』でも、民主党を叩くとやっぱりダメなんですよ。数字が取れないんです。不思議なんだよね」と話していた。このことに関して、田中は「やっぱり、柴田アナが言った通りなんだと思うよ。あれだけみんな投票して、政権交代を実現した。それでまた(現政権が倒されて)逆行してしまうのがイヤだ、っていう意見が多いんだと思うよ」と話していた。

太田はさらに、「でも、だからこそ厳しい意見を言わなければならないんだと思うんだけどね。ああいう小沢や、亀井がのさばるような政権じゃないようにすべきだろうと思うんだ。そうじゃないと、旧態依然の状態になっちゃうんだよ。でも、民主党を批判すると、反発がすごいくるんだよ」と話していた。

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