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伊集院光、ザキヤマが東京03の舞台『FROLIC A HOLIC』でやりたい放題するも大爆笑・感動

2015.06.09 (Tue)
2015年6月8日放送のTBSラジオ系のラジオ番組『伊集院光 深夜の馬鹿力』(毎週月 25:00-27:00)にて、お笑い芸人・伊集院光が、東京03の舞台『FROLIC A HOLIC』を観に行ったところ、ゲストでザキヤマ(山崎弘也)が出演しており、アドリブでやりたい放題するも、爆笑・感動の舞台になっていたと語っていた。

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伊集院光:昨日ね、舞台を観に行ったんですけど。東京03がもともと作ったロングなコントを、徹底的に演劇として仕上げた、みたいな。メインは東京03で。作は東京03の飯塚氏と、一緒にネタを作ってるオークラ氏っていうね。

そこに、おぎやはぎが参加したりとか、あとは生のジャズバンド、ビッグバンドが入ったりしつつ。長かったよ。3時間くらいあったよね。3時間くらいのロングコントじゃないよね。喜劇というのかな、笑いのかなり入った演劇という。

それも、1週間くらい。公演数は7回とかしてると思うんですけど、毎回、スペシャルゲストが入って、ストーリーもちょっと変わったりするんでしょうね。

昼の部だから、最後から2番目の公演に行ったんだけど。もうね、面白いってことがかなり拷問なんですよ。超面白いですよ。それに引き換え、俺はっていう(笑)帰り道、まあね。カミさんはハシャイでるわけですよ。客演がザキヤマで。ザキヤマが、こんな売れっ子になる前から、割りとカミさんが世話してきたからさ。ザキヤマが大爆笑をとってるの見て、大喜びなんですよ。

こっちはもう複雑だから。「それに引き換え、なんだよ」って。俺にできることは何なんだ、なんつって、ゴミの分別をして(笑)小さい頃から夢だった、ゴミの分別をしたりして(笑)

それで観たんだけどさ。もともとが面白いわけですよ。これはもう、もともとの東京03とおぎやはぎ君と、周りの俳優さん、バンドの皆さんとかっていうレギュラーメンバーの人たちが…公演を通して出てる、骨子の部分をやる人たちと、脚本や演出・舞台がまあ面白いんです。これは絶対なのは分かるんだけど、そこに来てるザキヤマの…何なの、アイツっていう(笑)

色々、アドリブは入れてくるわけ。それは面白いんだけどね。それこそ、テレビのバラエティで何度か観たことある、勝手に振る舞うザキヤマのせいで、話が進まない、みたいなことはいっぱい起こるわけ。

でも、それはザキヤマを呼ぶからには、そうだろうと思うわけ。アイツは、舞台となっている街の黒幕的な存在で。街で起こる全てのことを支配している、闇の支配者的なヤツで。「今日、ザキヤマは来ますよ」ってことはわかってる。ストーリーを観てると、闇の支配者ってヤツが、全然、姿を表さなくて。

残りで出てない役者はザキヤマだけだから、ザキヤマが出てきたら、何が起こるんだって機は熟してるところに出てきて。まあ、やりたい放題なわけ。俺からしてみたら、レギュラーの人たちの稽古量とかも凄いから。ましてや、生バンドの人とか、歌方面の人とか、本職の人のダンス見せてやろう、みたいなところがあるから、歌とダンスのシンクロとか凄いわけ。コーラスの人たちの上手さとか凄いの。

俺が思うのは、ザキヤマは、どんな感じで取り組んでるんだろうっていう。ストーリーとか、要所要所の台詞とかは覚えなきゃならないけど、果たして、アイツはダンスの稽古をするのかって。そういう才能が、アイツにはあるのかって。でも、こういう劇を引き受ける以上は、要所要所の、全員で歌うようなシーンは、歌ったり踊ったりするだろうって。

「そんな稽古量を割いてまで、ザキヤマは他人の舞台のゲストに出るのか?」みたいなことを思いながら。ザキヤマ登場して、さっそく、闇の支配者のテーマソングみたいなのをみんなで高らかに歌って踊るんだけど。その間で、ザキヤマだけは、別にリズムにも合ってない、ストーリーとも関係ない、ロープを引っ張るパントマイムを延々としてるのね(笑)「何、その勝手なヤツ」って思って。

まあ周りを困らせに困らせていくんだけど。どうしてもしびれを切らしたあたりで、決め台詞みたいな。舞台だから、大勢が関わってるから、舞台装置が変わったりとか、自分の娘役の女優さんに台詞を渡さないと。

ある程度、東京03とザキヤマのカラミだから、その辺は阿吽の呼吸で、その部分のアドリブ劇で続けるけど、いくつかは、「それでアイツは、どうなったっていうんだ」っていう、ことは言わなきゃいけない。その台詞きっかけで、舞台も動くし、照明も動くし、その相手の女優さんも喋る、みたいな、そういうところには、どうにかこうにか戻らなきゃいけないから。

そこは、ギリギリ破綻しないくらいのところで、やっとこさっとこ戻って。だけど、3時間もある舞台で、真ん中にしっかりとしたストーリーが流れてるから。どうしようもなく何か挟んじゃいけない場所っていうのは、いくつか出てくるわけ。そこがまあ、ほぼ我慢できないわけ。

それが凄いのが、壊れてるように思うでしょ?みんな大爆笑ですよ。ギリギリのところで、ザキヤマがぶっ壊してくるヤツを周りが補修する能力が凄い高くて。なんかもう、凄いなって思うのは、王様みたいな衣装で出てきて、舞台袖に引っ込んで戻ってくるときに、飯塚君の私服を着て出てきたりするの(笑)

飯塚君が知らないのに(笑)毎回、舞台が違うから、宮嵜プロデューサーはバナナマンがゲストの回を観に行って。その回は、そのくだりないでしょ?(笑)飯塚君の私服を着て、「魔力が使えるから変身する」って、闇の帝王的なザキヤマが、「俺は変身できるんだ」って言って、「第三形態に変身する」って舞台袖に戻って、返ってきたら、飯塚君の私服のTシャツをビッチビチにして着て帰ってきて、「どうだ」みたいな感じのヤツで(笑)飯塚くんも、「それ、俺のじゃん」みたいな(笑)

そんなのなりながら、流れていくんだけど。特に、女優さんとバンドの人とかにしてみたら、「そこはちゃんとしてくれなきゃ」っていう。3時間のストーリーからしたら、「そこはちゃんとしてくれなければ困るよ」みたいな。

ザキヤマは、悪の帝王みたいになった理由は、ある女に、若い頃に痛烈に裏切られた経験があって。それが原因で、トラウマになってたってことがどんどん明らかになって、最後、ドラマチックになって。最後の最後のシーンで、「あなたのことを裏切ってない。あなたが愛した、そして裏切られたと思っていた女は、あの日、あなたのことを待ってたの」って。

本当に凄いシーンなんだよ。それさえまとまれば、今までのザキヤマのやってきたぶち壊しというか、壊れてないから良いんだけどね(笑)最後の最後、台本には「膝から落ちつつ、『そうなのか…』とつぶやく」って書いてあると思うんだけど、女の子が「待ってたのよ!」って言うと、「あみん以上に?」っていうの(笑)完全にアドリブなの。

あんなの初めて見たよ。客も全員が、「お前、やりやがったな!」って感じの(笑)まさかお前、今、やりやがったなっていう(笑)でも、プロの役者だから、他の演者もそのことに反応しないようにはしようとしてるけど、それがギリであるという空気や、「あみんの『まつわ』からのギャグだよね?それ」みたいなこととか。

その数十秒の中に、全員の頭がもうデータの処理がしきれなくなってる感じ。お客さんも、周りの人も、全員。その一回、静寂してからの、でも脚本がよくできてるから、感動には戻ったりとか。

なんか、スゲェなって思って。そりゃあね、丁寧にゴミの分別もするよ。犬の散歩も自ら行くね(笑)

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タグ : 伊集院光,ザキヤマ,東京03,

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