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加藤浩次、現在の吉本興業の体制で若手時代を過ごしたら生き残れなかったと語る「もう多分いないね、俺らは」

2015.05.26 (Tue)
2015年5月24日放送のMBSラジオのラジオ番組『極楽加藤・よゐこ有野のオレたちゴチャ・まぜっ!~集まれヤンヤン~』(毎週土 26:00-28:45)にて、お笑い芸人・加藤浩次が、現在のよしもとクリエイティブ・エージェンシーのような体制で若手時代を過ごしたならば、生き残ることはできなかった、と語っていた。

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遠藤章造:極楽(とんぼ)さんのネタ自体が、ちょっと僕らと違うネタ作りというか。

徳井健太:アドリブ?

遠藤章造:アドリブでやる人やから。インパクトさんという僕らの先輩にいてはったんですけど、インパクトさんという人らはもうきっちりネタを作りこんでやるタイプの人達やったんですよ。それで、同じく極楽とんぼさんがいて。極楽さんはもう、ある程度、二人の中ではできているんですけど、なんとなく雰囲気だけは。でも、出てみて、お客さんの温度とかで、ネタをなんとなくアドリブで変えていくみたいな。

徳井健太:はい。

遠藤章造:そういうシステムみたいな。大体、5分とかでネタが終わらなアカンねんけど、平気で15分やったりとかね(笑)

有野晋哉:守れへんのや(笑)

遠藤章造:守らない。全然守らない人でしたからね、極楽さんは。

加藤浩次:今みたいな、ルミネとかだったら、それは守るよ。

徳井健太:まあ、迷惑かかってしまいますもんね。

加藤浩次:うん。当時は、「そこを守る意味って何なんだろう」っていうのがあったよね。

遠藤章造:でも、今思えば…(笑)

加藤浩次:若手の劇場で、若手しか出ていなくて。言ったら2時間弱のライブでみんな5分を守って、1時間半で「ハイ、終わりました。お客さん、さようなら」というより、俺らが10分延びて、1時間40分になっても、お客さんは嫌じゃないじゃん。

徳井健太:嫌じゃないですね。

加藤浩次:大御所の人とか、後ろにいて待たせたら悪いというのはあるけど、俺ら全員、若手だよ。「何で、この人らはきっちり守っているんだろう?」と。

徳井健太:そうか、そんな変わらないんですか、言っても。

加藤浩次:そう。

徳井健太:2年くらいですか?

加藤浩次:だって、2歳しか変わらないし。

徳井健太:本当みんな、同期くらいなんですね。

加藤浩次:そう。俺はそこで、「俺ら芸人なんだ。やっちゃおうぜ」というのが凄いあったの。

有野晋哉:「面白いことしようや」と。

加藤浩次:「失敗しても良いじゃん」と。

遠藤章造:そうでしたね。

加藤浩次:「やっちゃえば良いじゃん」という空気感は、出したかったよね。だから、そんなに先輩・後輩ガチッとしなかったし。

徳井健太:なるほど。

加藤浩次:「やろうぜ」みたいな。

徳井健太:「ビビッてんじゃない」ということですか?

加藤浩次:そう。だからビビッているんじゃなくて、「何で、吉本のマネージャーに良い顔して、時間を守らないといけないんだよ」というのはあったよ。

徳井健太:ああ、なるほど。

加藤浩次:実際に。

遠藤章造:今思えばそうですよね。別に10分、15分押そうが、そんな支障はなかった。

加藤浩次:お客さんは喜ぶかもしれいないし、後ろの人も先輩と言っても、ザキさん(山崎邦正)とか。TEAM-0ね。

遠藤章造:そうですね。

有野晋哉:終わって、何か約束があるわけでもないですからね。

加藤浩次:「すみません」と言えば、良いだけのことだし。「やっちゃえば良いのに」という感覚はあったの。

遠藤章造:そうか。

加藤浩次:まあ、降りれないというのもあったけどね(笑)ウケるまで、降りれないという。

徳井健太:粘ってたということですね(笑)

加藤浩次:という時もあった、実際(笑)

有野晋哉:固まってないから。

加藤浩次:ウケて、乗っちゃってやっちゃう時もあった。

有野晋哉:どっちにしろ長いんですね。

加藤浩次:うん(笑)「そんなことを言われたら、もっとやってやれ」という気にもなってくるから。

徳井健太:ああ。

加藤浩次:「長いよ」とか言われたりとか。「お前、時間守れ」とか言われたら、「もっとやってやるよ。関係ないよそんなもん」という気持ちはあった。

遠藤章造:「関係ないよ」みたいなことは、よう言ってはったな。

加藤浩次:良くないことなんだけど。でも、(芸人を)目指した以上、他の人と同じことをやってても仕方ないでしょう。

遠藤章造:確かにそうですね。

徳井健太:なるほど。

加藤浩次:今思ったら、若気の至りなんだけど。若いからできたんだけど。でも、もうあの時に、もし今みたいな吉本の体制でルミネがあってとか、凄い先輩がいたら、もう多分いないね、俺らは。

徳井健太:ああ。

加藤浩次:時代が良かった。

遠藤章造:時代と環境ですかね。

加藤浩次:うん。隔離された、先輩とかいない状態で、年が近い2~3個しか変わらないようなヤツらで。「何やる?ゲームコーナー」「こんなのやろうぜ」みたいな。作家さんなんか、その時いないしさ。「こうやっちゃおうぜ」って、やっちゃったことを支配人に「お前ら、何やっとんねん!」って怒られながらとか。

徳井健太:ああ、そうですね。

加藤浩次:楽しかったよ、あの頃は。良い時代だったよ。

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タグ : 加藤浩次,極楽とんぼ,

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