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山里亮太、菊地亜美が事務所NGのパンスト相撲をあえてやる心意気に感動「あの格好良さ、尋常じゃなかった」
2015.05.14 (Thu)
2015年5月13日放送のTBSラジオ系のラジオ番組『山里亮太の不毛な議論』(毎週水 25:00-27:00)にて、お笑いコンビ・南海キャンディーズの山里亮太が、共演したタレントの菊地亜美にパンスト相撲をやることを提案したところ、事務所NGで止められたが、菊地は空気を読んで自らやることに同意したと語っていた。

山里亮太:『センニュウ感』っていう番組で、昨日の収録の特集で、「お笑い養成所特集」っていうのをやったのよ。そこで、「お笑い養成所にいるヤツは、自分が一番面白いと思っている」という先入観を暴いてみようってことをやったのね。
たしかに、養成所にいた時、いたもん。俺なんか、東京から大阪の…いったら、お笑いの聖地、本拠地の養成所に入ったわけよ。イメージ的には、甲子園優勝のエースピッチャーたちが入ってくるような学校だから、まあ凄い自信のある、凄い嫌なヤツ覚えてるもん。
俺のことをずっと「関東人」って言うヤツね。「関東人、ちょっとボケてや。ペン渡すし、ボケてや」って。「いや、あの…」「うわ、関東人、オモンな」っていう。田宮(慶尚)君、元気?僕、まだやってるよ!(笑)もう、田宮君は辞めちゃったけどね(笑)本当に、我こそはって人が多いのよ。
計6組の若手芸人の子たちがいて。今、YouTubeとかあるから、在学中でもまぁネタしっかりしてんのよ。フリもオチも。まだ入学して1~2ヶ月よ。でも、全然できるの。しかも、面白いし。リアクションとか、一発ギャグもできて。
これはね、山里の中に、ちょっと「憧れられたい」っていうのがあって、収録で格好つけちゃうんだよね。まだ2ヶ月くらいの初々しい芸歴の子たちですよ。そこに行って。「おはようございます!」「な~す~」って。僕は格好つけるとき、ちょっと高めの声で「な~す~」って言いますから(笑)
その後、ディレクターさんのところに行って、普段、そんなこと絶対に言わないんですけど、ちょっと憧れられたいから、「これ、ちょい押しで始まるのはフィックス?」って訊いて(笑)それでスタッフさんに「ん?」って言われて(笑)恥ずかしくなって、小声で「ちょっと遅目に始まります?」「はい」なんて言われて。
あと、楽屋のさんまさん、超カッコイイんですよ。誰が挨拶に行っても、「今日お願いします」って言うと、「たのんます!」って。それ、俺もやるよね(笑)「よろしくお願いします」「たのんます!」って(笑)
あとは、スタッフさんから説明受けて。一回、スタッフさんを手で制して、目をつぶって、上を向いて、そろばん弾くような感じで手をやって、「…やりましょう」って(笑)そんな感じで、カリスマ性を上げていったわけですよ(笑)
ゲストが、お笑い好きってことで、菊地亜美ちゃんが出てきて。菊地亜美ちゃんが、スゲェね。バラエティ、上手だわ。ゴングショーみたいなヤツで、何人かが「つまんない」って札を挙げたら失格、っていうのをやったわけ。
僕とか、唐橋さんとかは札を挙げられないのよ。でも、スタッフさんからは、「ガンガン挙げてあげてください」って言われるんだけど、俺とかも気持ち分かるじゃない。「ここはフリだから、一ボケ待ってあげなきゃ」とかで、挙げられないんだけど、真っ先に菊地亜美が挙げるもんね。それで、ちゃんとオモシロ理由で落とすっていうね。スゲェな、菊地亜美って。
なんで俺が挙げなかったっていうと、たった一つ。憧れられたかったんです(笑)やっぱり、ダメだって札を挙げた人、憧れないでしょ。それでスタッフさん、ムッとして、ちょっと揉めたりしたのよ。
それで、他の養成所の子たちも見学に来てて、「誰に憧れて芸人目指してるの?」って訊いたら、8割、NON STYLEだね。もう1人、「アントニーさんです」って人もいて。「あのマテンロウのアントニー?」って訊いたら、「はい。僕もアメリカ人です!」って。国際化だねなんて言って。凄いマリオにそっくりなアメリカ人がいて、超面白いの(笑)
それで、NON STYLEMCに負けてられないってことで、MCはGAG少年楽団だったんだけど、裏回しで本気出して、カリスマ性を上げていったわけですよ。それでエンディング、最後にバシっと決めたい、と。
そこで秘策を出して。エンディングの時、そこまでで、若手の子たちがパンスト相撲を失敗してるってフリがあるわけですよ。そこで、「あの、さっきのストッキングあります?」って。「最後、俺、やりますよ。パンスト相撲ってポイントがあるんですよ。オンエア使わなくて良いんで、見てもらえたら良いかな」って。
カリスマだよね(笑)そこで、もう一個、秘策があったの。「ちょっと良いですか?みんな、見てたけどね、パンスト相撲っていうのは、ポイントがあるのよ。ちょっと、やってみようか」って言って、まず自分でかぶる方を持って、もう片方をどこに渡すか。菊地亜美に渡すんだよね。
「え?ちょっと、私?」って。俺だってね、15年やって、小技を覚えてるわけですよ。やっぱり、沸くわけですよ。そしたら、「じゃあ、やりましょうか」ってかぶろうとしたら、スタッフさんが「一回、止めます」って。
「あの…菊地さん、ごめんなさいね」って。レプロって事務所だから、菊地亜美は顔パンストNGですって。そういう風に、スタッフさんは言われてたみたいなの。
超水差すじゃん…って思ってたら、そこで菊地亜美が「あの…今日、チーフマネージャーが現場来てないんで大丈夫です。マネージャーも今、ここにいないんで、いない間にやっちゃってください。あとで私、『(パンスト相撲)ダメだったんですか?』って言いますから。オンエア、絶対に邪魔しないんで、やらせてください」って。
それでやるわけ。かぶって、パンスト相撲やって。俺は転んだりして。菊地亜美が引っ張る、最終的に俺が負ける。湧いて、拍手されて。「こういうことよ…では、また来週~」なんて言って締めて。
もう、若手たちの目がキラキラしてんのよ。「ここで訊くべきだ」って思って。そこであえて言うよ。「ありがとね、みんなのおかげで、今日、凄い楽しかった」って。これでもう、バッチリでしょ(笑)
「あのさ、これからまた、ひょっとしたら一緒になるかもしれない。よろしくね。こんな流れで訊くのもなんだけど、みんなって、この世界入ったら、『こういう人みたいになりたいな』って、今日、思ったりした?」って訊いたら、「はい!」って。
「ああ、そう?」って。「誰?」って訊いたら、みんな声を揃えて「菊地亜美さんです!」って(笑)まあ、そうだよね。あの時の菊地亜美の格好良さ、尋常じゃなかったから。困るよね(笑)
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たしかに、養成所にいた時、いたもん。俺なんか、東京から大阪の…いったら、お笑いの聖地、本拠地の養成所に入ったわけよ。イメージ的には、甲子園優勝のエースピッチャーたちが入ってくるような学校だから、まあ凄い自信のある、凄い嫌なヤツ覚えてるもん。
俺のことをずっと「関東人」って言うヤツね。「関東人、ちょっとボケてや。ペン渡すし、ボケてや」って。「いや、あの…」「うわ、関東人、オモンな」っていう。田宮(慶尚)君、元気?僕、まだやってるよ!(笑)もう、田宮君は辞めちゃったけどね(笑)本当に、我こそはって人が多いのよ。
計6組の若手芸人の子たちがいて。今、YouTubeとかあるから、在学中でもまぁネタしっかりしてんのよ。フリもオチも。まだ入学して1~2ヶ月よ。でも、全然できるの。しかも、面白いし。リアクションとか、一発ギャグもできて。
これはね、山里の中に、ちょっと「憧れられたい」っていうのがあって、収録で格好つけちゃうんだよね。まだ2ヶ月くらいの初々しい芸歴の子たちですよ。そこに行って。「おはようございます!」「な~す~」って。僕は格好つけるとき、ちょっと高めの声で「な~す~」って言いますから(笑)
その後、ディレクターさんのところに行って、普段、そんなこと絶対に言わないんですけど、ちょっと憧れられたいから、「これ、ちょい押しで始まるのはフィックス?」って訊いて(笑)それでスタッフさんに「ん?」って言われて(笑)恥ずかしくなって、小声で「ちょっと遅目に始まります?」「はい」なんて言われて。
あと、楽屋のさんまさん、超カッコイイんですよ。誰が挨拶に行っても、「今日お願いします」って言うと、「たのんます!」って。それ、俺もやるよね(笑)「よろしくお願いします」「たのんます!」って(笑)
あとは、スタッフさんから説明受けて。一回、スタッフさんを手で制して、目をつぶって、上を向いて、そろばん弾くような感じで手をやって、「…やりましょう」って(笑)そんな感じで、カリスマ性を上げていったわけですよ(笑)
ゲストが、お笑い好きってことで、菊地亜美ちゃんが出てきて。菊地亜美ちゃんが、スゲェね。バラエティ、上手だわ。ゴングショーみたいなヤツで、何人かが「つまんない」って札を挙げたら失格、っていうのをやったわけ。
僕とか、唐橋さんとかは札を挙げられないのよ。でも、スタッフさんからは、「ガンガン挙げてあげてください」って言われるんだけど、俺とかも気持ち分かるじゃない。「ここはフリだから、一ボケ待ってあげなきゃ」とかで、挙げられないんだけど、真っ先に菊地亜美が挙げるもんね。それで、ちゃんとオモシロ理由で落とすっていうね。スゲェな、菊地亜美って。
なんで俺が挙げなかったっていうと、たった一つ。憧れられたかったんです(笑)やっぱり、ダメだって札を挙げた人、憧れないでしょ。それでスタッフさん、ムッとして、ちょっと揉めたりしたのよ。
それで、他の養成所の子たちも見学に来てて、「誰に憧れて芸人目指してるの?」って訊いたら、8割、NON STYLEだね。もう1人、「アントニーさんです」って人もいて。「あのマテンロウのアントニー?」って訊いたら、「はい。僕もアメリカ人です!」って。国際化だねなんて言って。凄いマリオにそっくりなアメリカ人がいて、超面白いの(笑)
それで、NON STYLEMCに負けてられないってことで、MCはGAG少年楽団だったんだけど、裏回しで本気出して、カリスマ性を上げていったわけですよ。それでエンディング、最後にバシっと決めたい、と。
そこで秘策を出して。エンディングの時、そこまでで、若手の子たちがパンスト相撲を失敗してるってフリがあるわけですよ。そこで、「あの、さっきのストッキングあります?」って。「最後、俺、やりますよ。パンスト相撲ってポイントがあるんですよ。オンエア使わなくて良いんで、見てもらえたら良いかな」って。
カリスマだよね(笑)そこで、もう一個、秘策があったの。「ちょっと良いですか?みんな、見てたけどね、パンスト相撲っていうのは、ポイントがあるのよ。ちょっと、やってみようか」って言って、まず自分でかぶる方を持って、もう片方をどこに渡すか。菊地亜美に渡すんだよね。
「え?ちょっと、私?」って。俺だってね、15年やって、小技を覚えてるわけですよ。やっぱり、沸くわけですよ。そしたら、「じゃあ、やりましょうか」ってかぶろうとしたら、スタッフさんが「一回、止めます」って。
「あの…菊地さん、ごめんなさいね」って。レプロって事務所だから、菊地亜美は顔パンストNGですって。そういう風に、スタッフさんは言われてたみたいなの。
超水差すじゃん…って思ってたら、そこで菊地亜美が「あの…今日、チーフマネージャーが現場来てないんで大丈夫です。マネージャーも今、ここにいないんで、いない間にやっちゃってください。あとで私、『(パンスト相撲)ダメだったんですか?』って言いますから。オンエア、絶対に邪魔しないんで、やらせてください」って。
それでやるわけ。かぶって、パンスト相撲やって。俺は転んだりして。菊地亜美が引っ張る、最終的に俺が負ける。湧いて、拍手されて。「こういうことよ…では、また来週~」なんて言って締めて。
もう、若手たちの目がキラキラしてんのよ。「ここで訊くべきだ」って思って。そこであえて言うよ。「ありがとね、みんなのおかげで、今日、凄い楽しかった」って。これでもう、バッチリでしょ(笑)
「あのさ、これからまた、ひょっとしたら一緒になるかもしれない。よろしくね。こんな流れで訊くのもなんだけど、みんなって、この世界入ったら、『こういう人みたいになりたいな』って、今日、思ったりした?」って訊いたら、「はい!」って。
「ああ、そう?」って。「誰?」って訊いたら、みんな声を揃えて「菊地亜美さんです!」って(笑)まあ、そうだよね。あの時の菊地亜美の格好良さ、尋常じゃなかったから。困るよね(笑)
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