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爆笑問題・太田、政府からの圧力・言論弾圧はないと改めて主張「視聴者などの民衆が我々を黙らせる」

2015.04.21 (Tue)
2015年4月19日放送のTBSラジオ系のラジオ番組『爆笑問題の日曜サンデー』(毎週日 13:00-17:00)にて、お笑いコンビ・爆笑問題の太田光が、大橋巨泉をゲストに迎え、直接的な政府からの圧力や、言論弾圧は今まで一度も受けたことはない、と明言していた。

しごとのはなし
しごとのはなし

大橋巨泉:愛川欽也さんは、『トラック野郎』で文ちゃん(菅原文太)と一緒になったのも影響あるんだろうけど、その頃からだよね。「巨泉さん、このまんまじゃ日本はダメになるよね」って。

田中裕二:うん。

大橋巨泉:彼は、晩年、日本を凄い憂えて。とにかく平和憲法、反原発。そんなので。文ちゃんもそうでしょ。

太田光:そうでしたね。

大橋巨泉:若い頃、そんな話聞いたことないもん。晩年になって会ったら、「頑張ってね。俺も頑張るから」っていうような話もしたことあるし。

太田光:はい。

大橋巨泉:でも、こうして2人亡くなっちゃたから。僕とか永さん(永六輔)とか、亡くなった井上ひさしさんとか、大江健三郎さんにしても、若い頃からそういうスタンスだったけど、むしろ芸能人の人が、ある程度、中年を過ぎてから…日本が右傾化しだしてから、「これじゃいけない」ってことを言い出したのは、凄い貴重なことだから。

田中裕二:うん。

大橋巨泉:それは、学者や作家がやるのは当たり前かもしれないけど、役者や司会者がっていうのはね。

太田光:うん。

大橋巨泉:僕が、昔の『11PM』で、朝日新聞の社説読むような人には観てもらいたくない、と。ストリップ小屋に行くようなおじさんに観てもらって、政治や経済のことを考えようっていったスタンスから言うと、キンキンや文ちゃんがやってくれることは凄く良いことなんだよね。

太田光:『仁義無き戦い』も、最初はやっぱり平和がテーマでしたもんね。広島のヤクザの話だから、いつまで経っても暴力が人類からなくならない、いつになったら暴力はなくなるんだろうっていうのが、深作欣二さんや、飯干晃一さんの共通のテーマで、そこからスタートしてますからね。

大橋巨泉:飯干さんは、『11PM』のスタッフの1人だからね。…だけど僕は、やっぱり今の安倍内閣のやり方を観てて一番怖いのは、ジワジワ、ジワジワ、なし崩しに戦前の日本のようにしてるじゃない?

田中裕二:うん。

大橋巨泉:一番いけないのは、言論の自由みたいなものさえも、圧力掛けちゃうっていう。この間も、自民党でテレ朝とNHKのお偉いさんを呼んで、「尋問したわけじゃない、報告を聞いただけだ」って、川崎二郎さんって人が言ってたけども、それだっておかしいよ。一政党がね、言論の自由を侵してまで。

田中裕二:うん。

大橋巨泉:よく、「圧力はかけてない」って言うじゃない?安倍さんにしても、自民党の人にしても。でも、あんな汚いセリフはないんだよ。たとえば、昔の警官とか憲兵って人は、「ただ、ワシは『おいコラ』と言っただけだ。圧力なんか掛けてない」って言うけど、あんな怖い人が…(笑)

田中裕二:それがもう、既に圧力だと(笑)

太田光:そこが俺、今日は巨泉さんとの話のテーマになると思うんだけどね。巨泉さんが、冒頭に言った「お前、安倍と一緒に桜見やがって、この野郎」って。

大橋巨泉:そんなこと言わないよ(笑)

田中裕二:圧力を掛けてきたわけね(笑)

太田光:圧力だと思わないし(笑)でも、そう言う人、いっぱいいるんですよ。俺は圧力というのは、今年始め、NHKで僕らの漫才が政治家のネタができなかった云々みたいな話になって、「NHKに対する圧力だ」みたいな。ちょうど、フランスのシャルリーエブド(フランス紙襲撃テロ事件)の時期と重なったものですから。

大橋巨泉:うん。

太田光:安倍政権による言論弾圧だ、みたいな空気になったんですよね。でも、それは違うんだ、と。

大橋巨泉:うん。

太田光:巨泉さんはどうかしらないけど、僕はこの年になるまで、20数年テレビやってきて、直接、政府からの圧力というか、「これを言うな」というのは、一回もないんですよ。

大橋巨泉:俺だってないよ。60年やってて。

太田光:ないでしょ?それで、僕はこの前、この番組で安倍さんのことを批判したときに、ウワーって炎上したらしいんですよ。僕はネットやってないから、どこが炎上してるか分からないですけども。僕は圧力を感じるのは、いつも民衆なんです。

大橋巨泉:うん。

太田光:政府や、上の人たちじゃなくて、いわゆる視聴者。

大橋巨泉:ネトウヨみたいな人たちね。

太田光:ネトウヨとか、脅迫電話するような人たち。本当の右翼か分からないけども。とにかく、そういう一般の人たちが、安倍さんが何か言うんじゃなくて、民衆が我々を黙らせるんですよ。

大橋巨泉:いやいや、それはね、既に安倍政権の手のひらの上に乗ってるんだよ。何故かというと、本当に安倍さんなり、官房長官なりが太田くんのところに来て、「この間、あんな発言をしたけど…」って言ったら、お前、黙ってないだろ?

太田光:黙ってないですよ。

大橋巨泉:そういう圧力は、彼らは掛けないんだよ。そうじゃなくて、俺やキンキンが一番心配してるのは、そういう直接的に言ってくるなら、俺たちも闘うよ。でも、そうじゃなくて、社長や専務を呼んで、「放送法に触れる危険もある」みたいなことを言うと、よせばいいのに、放送局が自粛するんですよ。自粛を狙ってるんだ。

太田光:放送局って弱いですか。臆病ですか。

大橋巨泉:臆病だろ。俺だったら、行かないよ。

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タグ : 爆笑問題,太田光,田中裕二,大橋巨泉,

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