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田中みな実、父からの手紙に書かれた出生の秘密に涙「流産する可能性があった…」

2015.04.04 (Sat)
2015年4月3日放送の日本テレビ系の番組『アナザースカイ』(毎週金 23:00 - 23:30)にて、フリーアナウンサー・田中みな実が、自らの出生の地であるアメリカ・ニューヨークを訪れ、そこで、父から28年間知らされなかった真実についての手紙を受け取っていた。



いよいよあなたが主役の場所に来ましたね。
そうです ここはみな実が生まれたニューヨークのローレンスホスピタルです。

みな実の出産については、色々な経験をしました。
どれから話そうかな。

当時、日本では考えられなかったお父さんの出産への立ち会いについて話しましょう。
お父さんは、病室に入ったお母さんを励まそうと、笑わせるようなことばかりを言っていたら、看護婦さんが来て「何してるんですか、奥さんの心電図の針が振れまくっていて、出産のタイミングが分からなくなるじゃないですか」ってまず怒られました。

いよいよお産に立ち会うことになるのですが、みな実が生まれる瞬間です。
お母さんの頑張りはすごく、その出産に立ち会って、男は女性に勝てないと確信しました。

これが、みな実とお父さんの初対面でした。
こうやって振り返ると、普通の出産に思えるかもしれないけど、実は妊娠中に、前置胎盤、簡単に言うと、お腹の中で逆さまになっていて、流産の可能性も高いとの診断でした(注釈:正確には、前置胎盤とは、胎盤が正常より低い位置に付着し、胎盤が子宮の出口にかかっていたり、覆っていたりすることで出産が困難になる状態である)。

お父さんもお母さんも、あの時、どうして良いか分からず、ましてここはニューヨーク。お母さんだけでも日本に帰国することも考えました。

お父さんには産婦人科をやっている友人もいたので、藁をも掴む思いで国際電話をして相談しました。

その時の彼の言葉です。
「今、そんな状態で奥さんを飛行機に載せるのは無謀。前置胎盤は難しい症状ではあるが、田中、ここはよく考えろ。どんなに悪い環境でも、生きることを求められた赤ちゃんは元気に出てくるものだ。赤ちゃんの生命力を信じろ」

お父さんとお母さんは、みな実の生命力を信じ、祈ることにしました。
その結果、みな実は出てくるときに向きを変えながら出てきたと聞きました。

みな実は、生まれることを求められて生まれてきたんですよ。
みな実は、求められて生まれてきたことに自信を持って生きてください。

これがあなたのルーツです。



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タグ : 田中みな実,

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