明石家さんま、ビートたけしと『ひょうきん族』でまさに命懸けのコントをしていた「背骨がバキバキと…」
2015.03.22 (Sun)
2015年3月21日放送のMBS放送のラジオ番組『ヤングタウン土曜日』(毎週土 22:00-23:30)にて、明石家さんまが、ビートたけしとのフジテレビ系の番組『オレたちひょうきん族』でのコントは、まさに命がけであったと語っていた。
オレたちひょうきん族 THE DVD (1981-1982)

明石家さんま:水槽の中に、鯉を入れて。俺が鵜で、たけしさんが鵜匠なんですけども。
鞘師里保:ふふ(笑)
明石家さんま:30過ぎて、「今日の仕事、鵜」って言ってる場合じゃないんですけども。
飯窪春菜:ふふ(笑)
明石家さんま:「あなた、明日の仕事は何なの?」「明日、鵜からナスビや」って。おかしいでしょ。
鞘師里保:ふふ(笑)
明石家さんま:スタッフも、「彼らは絶対大丈夫だ」って思いがあってね。
鞘師里保:はい。
明石家さんま:水の温度を、鯉に合わせてたんですよ。鯉っていうのは、水温低くしか下に行かないんですよね。ちょっとでも温度を上げると、鯉が上に上がってきてしまうんで、鯉を下に置きたい、と。
鞘師里保:はい。
明石家さんま:それで、水槽の下に置くためには、「この温度でいきます」っていう水温が、低いんです。
鞘師里保:はい。
明石家さんま:俺たちはいつものことやし、水浴びもしないし。何の準備もしないんですよ、特に僕とたけしさんは。
飯窪春菜:ふふ(笑)
明石家さんま:「そのまま行こう、大丈夫だ」って、自分らもそう思ってたんです。
鞘師里保:はい。
明石家さんま:それでね、俺が「鵜!」って言うて。それを連発するギャグなんですけど。「鵜!マンボ!」って言うて飛び込むんですけど。そしたらね、あまりの冷たさに、上がってきたら唇が真っ青だったんですよ。
鞘師里保:へぇ(笑)
明石家さんま:歯がカタカタって。たけしさんは、ギャグでやってると思わはったんですよ。「なんだ、お前は」って。
鞘師里保:はい(笑)
明石家さんま:それで何回も沈めたり、「なんだ、バカ野郎!下の鯉をとってこい!」とか。それで、沈められるたびに、歯がカタカタって。喋れないんですよ。
飯窪春菜:ふふ(笑)
明石家さんま:「たけしさん、これはあきまへんで」って何回も言ってんねんけど。これは、たけしさんを入れな伝わらんって思って、鵜匠が持ってる縄を思いっきり引っ張って。たけしさんも分かってるから、喜んで飛びこんで。「完全に喜んでるやん、その飛びこみ方」って(笑)
飯窪春菜:ふふ(笑)
明石家さんま:飛び込んだ瞬間、上に上がって。唇真っ青になって。「やめよう…」って。
飯窪春菜:ふふ(笑)
明石家さんま:それは撮り直ししましたけど、上手くいかなくて。とうとう、ボツフィルムですね。
飯窪春菜:はい。
明石家さんま:それから、「うなぎの蒲焼」やったことあるんですけど(笑)
鞘師里保:ふふ(笑)
明石家さんま:うなぎの蒲焼の調理の仕方で、僕がうなぎなんですね。
鞘師里保:はい(笑)
明石家さんま:それで色々、焼いたり、タレを塗られたりするんですけど。
鞘師里保:はい。
明石家さんま:一旦、水に浸けるとウレタンマットはとんでもない重さになるって分かったんですよ。背骨がバキバキって言うくらい重くなるんですよ。
鞘師里保:ええ…
明石家さんま:それで、松尾伴内が助手やったんですけど、「何だ、このうなぎ野郎」って言われて。その時、俺も「ニョロニョロ」言うてやってたんですけど。もう、バキバキっていったところ、「あきまへん!」言うて。
村上ショージ:うん。
明石家さんま:たけしさんはネタやと思ったけど、松尾伴内は、「殿、おやめになった方が…さんま師匠が、死にかけてらっしゃってます」って。あまりのマジなトーンで、慌てて下ろして。
鞘師里保:はい。
明石家さんま:スタッフが慌てて下ろしたら、「こんな重いもんなんだ」ってことに気づいて。それから誰も、あの衣装のまま飛び込んでないと思う。
飯窪春菜:怖い…
明石家さんま:怖いねん。お笑い番組のバラエティでこんだけ怖いんですからね。
飯窪春菜:命がけですね、本当に。
明石家さんま:うん。決して観てる方は命がけとは思わないやろうけど。それと、ウレタンマットは燃えるのが早いってことがその時に分かって。全部、役に立ってるんですよ。だから、ひょっとしたら何人も救ってるかも分からない。
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明石家さんま:水槽の中に、鯉を入れて。俺が鵜で、たけしさんが鵜匠なんですけども。
鞘師里保:ふふ(笑)
明石家さんま:30過ぎて、「今日の仕事、鵜」って言ってる場合じゃないんですけども。
飯窪春菜:ふふ(笑)
明石家さんま:「あなた、明日の仕事は何なの?」「明日、鵜からナスビや」って。おかしいでしょ。
鞘師里保:ふふ(笑)
明石家さんま:スタッフも、「彼らは絶対大丈夫だ」って思いがあってね。
鞘師里保:はい。
明石家さんま:水の温度を、鯉に合わせてたんですよ。鯉っていうのは、水温低くしか下に行かないんですよね。ちょっとでも温度を上げると、鯉が上に上がってきてしまうんで、鯉を下に置きたい、と。
鞘師里保:はい。
明石家さんま:それで、水槽の下に置くためには、「この温度でいきます」っていう水温が、低いんです。
鞘師里保:はい。
明石家さんま:俺たちはいつものことやし、水浴びもしないし。何の準備もしないんですよ、特に僕とたけしさんは。
飯窪春菜:ふふ(笑)
明石家さんま:「そのまま行こう、大丈夫だ」って、自分らもそう思ってたんです。
鞘師里保:はい。
明石家さんま:それでね、俺が「鵜!」って言うて。それを連発するギャグなんですけど。「鵜!マンボ!」って言うて飛び込むんですけど。そしたらね、あまりの冷たさに、上がってきたら唇が真っ青だったんですよ。
鞘師里保:へぇ(笑)
明石家さんま:歯がカタカタって。たけしさんは、ギャグでやってると思わはったんですよ。「なんだ、お前は」って。
鞘師里保:はい(笑)
明石家さんま:それで何回も沈めたり、「なんだ、バカ野郎!下の鯉をとってこい!」とか。それで、沈められるたびに、歯がカタカタって。喋れないんですよ。
飯窪春菜:ふふ(笑)
明石家さんま:「たけしさん、これはあきまへんで」って何回も言ってんねんけど。これは、たけしさんを入れな伝わらんって思って、鵜匠が持ってる縄を思いっきり引っ張って。たけしさんも分かってるから、喜んで飛びこんで。「完全に喜んでるやん、その飛びこみ方」って(笑)
飯窪春菜:ふふ(笑)
明石家さんま:飛び込んだ瞬間、上に上がって。唇真っ青になって。「やめよう…」って。
飯窪春菜:ふふ(笑)
明石家さんま:それは撮り直ししましたけど、上手くいかなくて。とうとう、ボツフィルムですね。
飯窪春菜:はい。
明石家さんま:それから、「うなぎの蒲焼」やったことあるんですけど(笑)
鞘師里保:ふふ(笑)
明石家さんま:うなぎの蒲焼の調理の仕方で、僕がうなぎなんですね。
鞘師里保:はい(笑)
明石家さんま:それで色々、焼いたり、タレを塗られたりするんですけど。
鞘師里保:はい。
明石家さんま:一旦、水に浸けるとウレタンマットはとんでもない重さになるって分かったんですよ。背骨がバキバキって言うくらい重くなるんですよ。
鞘師里保:ええ…
明石家さんま:それで、松尾伴内が助手やったんですけど、「何だ、このうなぎ野郎」って言われて。その時、俺も「ニョロニョロ」言うてやってたんですけど。もう、バキバキっていったところ、「あきまへん!」言うて。
村上ショージ:うん。
明石家さんま:たけしさんはネタやと思ったけど、松尾伴内は、「殿、おやめになった方が…さんま師匠が、死にかけてらっしゃってます」って。あまりのマジなトーンで、慌てて下ろして。
鞘師里保:はい。
明石家さんま:スタッフが慌てて下ろしたら、「こんな重いもんなんだ」ってことに気づいて。それから誰も、あの衣装のまま飛び込んでないと思う。
飯窪春菜:怖い…
明石家さんま:怖いねん。お笑い番組のバラエティでこんだけ怖いんですからね。
飯窪春菜:命がけですね、本当に。
明石家さんま:うん。決して観てる方は命がけとは思わないやろうけど。それと、ウレタンマットは燃えるのが早いってことがその時に分かって。全部、役に立ってるんですよ。だから、ひょっとしたら何人も救ってるかも分からない。
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