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オードリー若林、3人の放送作家とともに語る「放送作家というお仕事」

2015.03.16 (Mon)
2015年3月14日放送のニッポン放送系のラジオ番組『オードリーのオールナイトニッポン』(毎週土 25:00 - 27:00)にて、お笑いコンビ・オードリーの若林正恭が、リスナーからの質問に答える形で、放送作家という仕事について語っていた。

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社会人大学人見知り学部 卒業見込 (ダ・ヴィンチブックス)


リスナーメール:作家志望、24歳。作家になるには、どんな条件があるでしょうか?社会性やお笑いのセンス、他に必要な要素はありますか?

僕は、お笑いの漫才のネタだけ書いていたいです。

若林正恭:こういうメールが来てますけど。ちょっと、作家のサトミツ(佐藤満春)さんと(藤井)青銅さん、ブースに入れますか?あと、奥田泰も。

春日俊彰:ふふ(笑)

若林正恭:漫才のネタだけ書いていたいんですって。

佐藤満春:それは無理ですよ。

春日俊彰:無理なの?

佐藤満春:無理でしょ。

若林正恭:奥田さんは?

奥田泰:無理ですね。

若林正恭:なんとかやらせてあげてよぉ。

佐藤満春:無理だよ。

春日俊彰:ふふ(笑)

若林正恭:漫才のネタだけ書いて、多分、月4,000万円くらい稼ぎたいんだと思ってるんじゃないかな。

佐藤満春:じゃあ、もっと無理だよ。

若林正恭:ふふ(笑)青銅さん、無理ですか?

藤井青銅:趣味としてやるならね。

若林正恭:仕事じゃなくて?(笑)作家の仕事で…ライブって、儲からないですもんね?

藤井青銅:ライブは無理。

若林正恭:そもそも、お金の流れ的に、広告がついてるわけではないし。お客さんのお金と、演者のなんだかんだ、舞台装置で、ほぼチャラになっちゃうもんね。漫才のネタだけ書いていたいっていうのは…

佐藤満春:諦めよう、その人は(笑)

春日俊彰:無理かぁ。

若林正恭:リサーチとか、台本書いたり。

藤井青銅:ナレーション書いたり。

若林正恭:事務所入るパターンと、フリーのパターンがあって。事務所入って、作家見習いで、最初の1ヶ月、電話番しかやらない、とかありますもんね?

藤井青銅:あるね。適正を見られるんだよね。

若林正恭:我慢できるか、とかね。

春日俊彰:いわゆる作家の仕事ができるようになるって、何年くらいですか?

藤井青銅:人によりけりだけど、1~2年でまだ企画書の人、いるよね。いっぱいいる。

若林正恭:企画書の書き方から学んで…

藤井青銅:「企画書、上手いね」って言われたりする人いるのよ(笑)別に、そこ褒められたくないんだけど(笑)

若林正恭:ふふ(笑)パターンありますよね。ネタ書くの上手な人とか、企画書書くの上手な人、リサーチ上手な人。

藤井青銅:うん。

若林正恭:あと、人当たりが良い人(笑)人当たりが良くて、お仕事いっぱいもらう人もいて。この複合的でもあるし、どれか一個でもあるし。

佐藤満春:ネタと番組と、ちょっと違うもんね。

若林正恭:制約も知ってなきゃいけないからね。なかなか食べれるようになるまで、非常に大変ですよね。

春日俊彰:うん。

若林正恭:では、「漫才のネタだけ書いていたいんなら、趣味でいかがですか?」ってことになりますか(笑)

春日俊彰:メシは食えない、と。

若林正恭:24歳…どういう気持ちでラジオを聴いてるんでしょうね(笑)…とにかく、頑張りましょう(笑)

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