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伊集院光、大作アニメの次回作までのスパンが長くなる傾向に「凝ったアニメを1週間に1本はとても大変」

2015.03.10 (Tue)
2015年3月9日放送のTBSラジオ系のラジオ番組『伊集院光 深夜の馬鹿力』(毎週月 25:00 - 27:00)にて、お笑い芸人・伊集院光が、『エヴァンゲリオン』の映画版公開のスパンや、『機動戦士ガンダム THE ORIGIN』が1年に1話というペースで公開が予定されているのではないかということを受け、凝ったアニメを作ろうとするならば、1週間に1本ペースでの公開は困難であるのではないか、と語っていた。

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伊集院光、『機動戦士ガンダム THE ORIGIN』の1年1話公開というペースに「エヴァ同様、スパンが異常に長くない?」

伊集院光:エヴァはもう序から、8年?8年か…スゲェな。この辺の頃合いが難しいのはさ、昔の1週間に1本、アニメを上げていくっていう方式で、凝ったアニメ作ろうと思ったら、とてもじゃないけど、大変なことになるじゃん。

だから、『エヴァンゲリオン』も、本放送の時に、最後の方、大変なことになっていくじゃんか(笑)中には、『マクロス』とかの本放送の時かな。パラパラ漫画みたいになってる回とか(注釈:スタープロ名義の外注による作画では、著しくそのレベルが低い)あって。絵が、あんまり動かない。1週間で、凝った話をやろうとすると、アニメーターの人がバッタバタ倒れてくような状況で作ってるから。

ソーラ・レイシステムで、あらゆるものが塵にかえっていくように、アニメーターの人が倒れていくような状況で作ってるわけじゃん。1週間に1本作ろうと思ったら、それなりの絵柄になっちゃうでしょ。だけど、本気でガンダム楽しみたいと思ったら、今回の『機動戦士ガンダム THE ORIGIN』は、どんだけ細かく描き込んでるんだって思うわけ。

だけど、恐らく今回、素人目に観ても、モビルスーツが色んな戦艦を倒して回るシーンとかは、かなりCGが使われてるわけ。一コマ一コマ描かなくても、かなりメカの力が作用してるから、時間を掛けなきゃ無理ってところを、機械が少し早くしてくれたっていうところの交差点みたいなところはくると思うんだけど。

それでも、あそこまでの絵で作ると、1年掛かっちゃうのかなって。でも、そのうちさ、途中で声優さんを変えざるをえないようなことにもなってくるよね?あと、肝心の安彦(良和)さんもご高齢だけど、どうなの?みたいなことにもなってくるよね。

でも、僕的には、『機動戦士ガンダム THE ORIGIN』が4話まであるとすれば、4話見終わるまでは生きてたいって思う意味では、ありがたいと思うんですけどね。とりあえず言いたいことは、『機動戦士ガンダム THE ORIGIN』の1話は、面白かったです。

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