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田村淳、つまようじ混入少年事件でのネット批判に異論「ネットが無い時代なら、また別のことを起こしてる」
2015.02.03 (Tue)
2015年2月2日放送の文化放送系の番組『ロンドンブーツ1号2号田村淳のNewsCLUB』(毎週月 21:00 - 21:30)にて、お笑いコンビ・ロンドンブーツ1号2号の田村淳が、店のスナック菓子の容器につまようじを入れるような動画をYouTube上に投稿した19歳少年の件に関して、原因をネットのせいにするような意見に関して、異論を展開していた。
ロンブー淳の2人ごはん 恋する77皿

田村淳:最近、気になってるニュース。「ようじ混入動画、少年供述『万引きは一切やっていない』」…つまようじ少年ですね。
篠田恵里香:ああ、はい。ありましたね。
田村淳:つまようじ少年は、自分が有名になりたいとか、そういうことですよね?「英雄になりたかった」と。
篠田恵里香:はい。
田村淳:「少年法改正するために、英雄になりたかった」「少年法改正するために、有名になる必要があった」「発言力を増すために、イタズラ動画を投稿した」「有名になれて嬉しかった」「英雄に近づけた」と。
篠田恵里香:はい(笑)
田村淳:一度、「英雄」の意味を調べて欲しいですけどね。
篠田恵里香:ホントですよね(笑)しかも、一言、物を申したいのが、「少年法改正の必要がある」って言ってるんですけど、この人、全然少年法のこと分かってないんですよね。
田村淳:へぇ。
篠田恵里香:言ってることが、少年法の内容が分かってない理屈でして。たとえば、「19歳の人間は、刑務所ではなく少年院に入る。それはおかしい」って言ってるんですね。
田村淳:うん。
篠田恵里香:でも、少年刑務所っていうのがあって、刑務所に入るんですよね。
田村淳:へぇ。刑務所は刑務所で、別にあるんですね。
篠田恵里香:あります。だから、少年法を語る前に、少年法を学べ、と言いたいですね。
田村淳:これ、何となくでやってるんですかね?
篠田恵里香:なんて言うんですかね…動機が子供というか、要は「目立ちたい」って、それだけですよね。
田村淳:そうですよね。でも、こういう人、増えそうですけどね。
篠田恵里香:模倣犯が増えるのがイヤですよね。
田村淳:うん。これも、僕はネットだけのせいじゃないと思うんですけどね。これ、ネットがない時代だったら、この人はネットじゃないことで、何かを起こしてると思うんですよね。
篠田恵里香:はい。
田村淳:だから、これがまた、ネットをやるからどうだって、逆風が吹くのがね…ネットの便利さをこれだけ追求しておきながら、こういう事件をネットのせいにするのは、また違うと思ってて。
篠田恵里香:そうですね。たしかに、今回、ネットで相当な悪ふざけをやったってことではありますけど、逆に言うと、人命っていう意味では被害は出てないって側面はありますけども。ネットじゃなく、他でイタズラをするとしたら、たとえば動物を虐待するとか、場合によっては人の命、体に手を出すってこともありえますからね。
田村淳:でも、少年が守られて、名前とか出ないじゃないですか。
篠田恵里香:そうなんですよね。
田村淳:どれくらいで社会に出てくるんですか?この子は。
篠田恵里香:まだ、家庭裁判所で判断を受ける状態だとは思うんですけど、仮に服役するとしても、そんなに長くは入らないですよね。最大でも、3年もいないんじゃないですかね。
田村淳:3年もいない?なら、22歳頃には出てくるわけですね。
篠田恵里香:そうですね。それで、少年法の「実名を報道しない」ってあり方は、法曹界の中でも賛否両論ありまして。「明日20歳になる」って人間が、犯罪をおかして実名を報道されないのは、果たして良いのかっていうのは、もうちょっと議論されても良いのかなって思いますけどね。
田村淳:本当にそうですね。いやぁ、やるせないわ。たしかに、「つまようじ少年」は有名になってるけどな。でも、「つまようじ少年」だけ有名になってて、こいつの名前は全然有名になってないからね。顔も出てないし。
篠田恵里香:そうですよね(笑)
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田村淳:最近、気になってるニュース。「ようじ混入動画、少年供述『万引きは一切やっていない』」…つまようじ少年ですね。
篠田恵里香:ああ、はい。ありましたね。
田村淳:つまようじ少年は、自分が有名になりたいとか、そういうことですよね?「英雄になりたかった」と。
篠田恵里香:はい。
田村淳:「少年法改正するために、英雄になりたかった」「少年法改正するために、有名になる必要があった」「発言力を増すために、イタズラ動画を投稿した」「有名になれて嬉しかった」「英雄に近づけた」と。
篠田恵里香:はい(笑)
田村淳:一度、「英雄」の意味を調べて欲しいですけどね。
篠田恵里香:ホントですよね(笑)しかも、一言、物を申したいのが、「少年法改正の必要がある」って言ってるんですけど、この人、全然少年法のこと分かってないんですよね。
田村淳:へぇ。
篠田恵里香:言ってることが、少年法の内容が分かってない理屈でして。たとえば、「19歳の人間は、刑務所ではなく少年院に入る。それはおかしい」って言ってるんですね。
田村淳:うん。
篠田恵里香:でも、少年刑務所っていうのがあって、刑務所に入るんですよね。
田村淳:へぇ。刑務所は刑務所で、別にあるんですね。
篠田恵里香:あります。だから、少年法を語る前に、少年法を学べ、と言いたいですね。
田村淳:これ、何となくでやってるんですかね?
篠田恵里香:なんて言うんですかね…動機が子供というか、要は「目立ちたい」って、それだけですよね。
田村淳:そうですよね。でも、こういう人、増えそうですけどね。
篠田恵里香:模倣犯が増えるのがイヤですよね。
田村淳:うん。これも、僕はネットだけのせいじゃないと思うんですけどね。これ、ネットがない時代だったら、この人はネットじゃないことで、何かを起こしてると思うんですよね。
篠田恵里香:はい。
田村淳:だから、これがまた、ネットをやるからどうだって、逆風が吹くのがね…ネットの便利さをこれだけ追求しておきながら、こういう事件をネットのせいにするのは、また違うと思ってて。
篠田恵里香:そうですね。たしかに、今回、ネットで相当な悪ふざけをやったってことではありますけど、逆に言うと、人命っていう意味では被害は出てないって側面はありますけども。ネットじゃなく、他でイタズラをするとしたら、たとえば動物を虐待するとか、場合によっては人の命、体に手を出すってこともありえますからね。
田村淳:でも、少年が守られて、名前とか出ないじゃないですか。
篠田恵里香:そうなんですよね。
田村淳:どれくらいで社会に出てくるんですか?この子は。
篠田恵里香:まだ、家庭裁判所で判断を受ける状態だとは思うんですけど、仮に服役するとしても、そんなに長くは入らないですよね。最大でも、3年もいないんじゃないですかね。
田村淳:3年もいない?なら、22歳頃には出てくるわけですね。
篠田恵里香:そうですね。それで、少年法の「実名を報道しない」ってあり方は、法曹界の中でも賛否両論ありまして。「明日20歳になる」って人間が、犯罪をおかして実名を報道されないのは、果たして良いのかっていうのは、もうちょっと議論されても良いのかなって思いますけどね。
田村淳:本当にそうですね。いやぁ、やるせないわ。たしかに、「つまようじ少年」は有名になってるけどな。でも、「つまようじ少年」だけ有名になってて、こいつの名前は全然有名になってないからね。顔も出てないし。
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