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蛭子能収、自分をダメに見せようとする理由「良いことで目立つのは、凄く人の心を刺激する」

2015.01.17 (Sat)
2015年1月9日放送のTBSラジオ系のラジオ番組『伊集院光の週末TSUTAYAに行ってこれ借りよう! 』にて、漫画家・蛭子能収が、幼少の頃から自分をダメに見せようとし続け、「普通でありたい」と思う理由について語っていた。

ひとりぼっちを笑うな
ひとりぼっちを笑うな (角川oneテーマ21)

伊集院光:ダメな人って、ダメなことを隠すじゃないですか、もっと。

蛭子能収:ああ、そうですね。俺は隠さないタイプですね。

伊集院光:「包み隠さずに出して、これも面白がってくれる人もいるんだろ」みたいな。そんな、変な度胸の座り方を蛭子さんしてるんじゃないですかね(笑)

蛭子能収:ダメな部分をむしろね、自分では宣伝するというか。

伊集院光:うん。

蛭子能収:ダメな風に思ってくれた方が、気楽なんで。

伊集院光:それ、何歳くらいにその境地になりました?

蛭子能収:子供の頃から。床屋さんに散髪に行きますよね。それもイヤで。帰り、髪を乱しながら帰ってきたり。新しい靴に、泥を付けて古い靴に見せたり。

阿部哲子:目立ちたくなかったんですね?

蛭子能収:目立ちたくない。悪い方には目立っても良いんだけど。良い方に目立つのは、凄く人の心を刺激するような気がして。ただの一般の人のようにありたかったっていうのが本音ですね。

伊集院光:「人は妬み嫉みを持っているもんだ」っていうのは、何から生まれてるんですか?

蛭子能収:もしかしたら、子供の頃に、ちょっと金持ちのお坊ちゃん風な子が、不良にイジメられてた、と。そういうのを見たことがあるような。

伊集院光:なるほど。

蛭子能収:だから、普通の人を装って。…普通の人なんですけどね(笑)とにかく、綺麗な服を着たりとか、そういうの凄くイヤだったんですね。

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タグ : 伊集院光,蛭子能収,

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