ヒロミ、内輪でばかり盛り上がり全体を盛り上げられないMCが増えたと実感「多くのゲストを上手く巻き込めない」
2015.01.13 (Tue)
2015年1月11日放送のフジテレビ系の番組『ワイドナショー』(毎週日 10:00 - 10:55)にて、お笑い芸人・ヒロミが、現在の番組MCの特徴として、内輪でのみ盛り上がり、スタジオ全体を巻き込んで盛り上げることができないといったことがあるのではないか、と指摘していた。
時遊人 -ヒロミ流 遊びの教本-

東野幸治:ヒロミさんは、最近、色んな番組にゲストに行かれることも多いと思いますけど、何か感じることとかありますか?
ヒロミ:最近行ってて、MCがヘタだなっていうのは、事実あるね。MCの人がヘタだなって。
東野幸治:それは、何を持ってヘタなんですか?
ヒロミ:俺の中のMC像とかあるじゃん。それで、色んな人のところに行って、「こんなんで良いのか?」とか思ってね。
松本人志:へぇ。俺はMCをやらないから、そういう目で見てない…
ヒロミ:俺ら世代とか、多少、色んなものが染み付いてるものがあるじゃん。先輩も見てきたし。それで、色んなところに行って、色んなヤツのMCを見てると、「この野郎、本当にこれで良いのかな?」とかって思って。
松本人志:へぇ、そうなんや。
ヒロミ:そいつら、嫌いなわけじゃないんだけど、テレビを面白くするのって、MCって凄い大事だと思ってるし、1時間番組を3時間とか回して、いいところ取りなわけじゃん。俺らの時代って、そうやって撮ってたし、多少は今、短くもなってるじゃん。あんまり無駄に撮ってもっていう。
東野幸治:はい。
ヒロミ:良い物を、短く撮れれば一番良いわけだし。でも、無駄回しも必要じゃない?
松本人志:アイドリングね。
ヒロミ:そう、アイドリングで。あと、スタジオ全体を仕切れるMCと、ここだけ(仲間内だけ)で仕切るMCがいるわけ。もちろん、ここだけでも面白いんだけど、何十人もいるゲストを上手いこと巻き込んでやってくっていうのを感じないMCはいるね。
松本人志:俯瞰で見れてないっていうか。
ヒロミ:そう。でも、ここでは、多少、面白いこと言うんだよ。編集で見れば多少、面白い番組になってるかもしれないけど。
東野幸治:はい。
ヒロミ:出てる人たちは、やった感がないわけ。やってる人たちって、ダウンタウンとかもそうだろうけど、番組って、自分が面白いってことよりも、出た感じの雰囲気で「今日、盛り上がったな」っていうことで合格点かどうかを出してるんだと思うんだけど。
東野幸治:はい。
ヒロミ:自分が面白いって時よりも、全体が盛り上がらない時の方が、「調子悪いのかな」ってことがあるじゃんか。それが、「この人たち分かってるのかな?」っていうのがあってね。
東野幸治:それを感じる、と。
ヒロミ:昔の先輩とかの司会業って、ちょっと違うじゃないですか。(昔のMCと比べて、現在のMCは盛り上げられる範囲・人数が)小さくなってるっていうのは感じる。だからテレビ、面白くねえのかなって思っちゃうね。
小倉智昭:分かる、分かる。料理の仕方は上手いんだけど、喋ってる人としか番組をやってないっていう。その積み重ねでバラエティ番組をやってるのとか多いよね。
ヒロミ:そう。だから、編集では上手くいっちゃってるんだと思うんだ。でも、番組のスタジオの雰囲気とか、「良い番組とれた」って感覚がなくて。その感覚でやってるのって、このオジサン(ダウンタウン・松本人志)がそうじゃん。
東野幸治:凄いと思いますね。
ヒロミ:どんだけ番組の頭で、空気を作ろうかって人じゃんか。
東野幸治:なおかつ、浜田さんが「巻きで、巻きで」って(笑)脅迫のように(笑)
ヒロミ:巻く浜ちゃん、伸ばそうとする松本っていうさ(笑)その戦いに入っていく俺、みたいな。だから、ダウンタウンと仕事すると面白いのよ。
松本人志:ホント、アイツはそうで。俺は編集しながらやってんねん。「ここ、使われへんな」とか。その中で、「まだ(撮れ高が)足りてないな」っていうのがあるんやけど、アイツは1時間番組を1時間で終わりってするんですよ。「いやいや、待てよ」って。
東野幸治:はっはっはっ(笑)
松本人志:「俺もまだ、調子出てないで」って。
ヒロミ:散々、それをやって面白ぇなって見てたら、一回、ショート(尺が短すぎる)したことがあって(笑)
松本人志:途中、スロー入れなアカンから。
ヒロミ:でも、そういうのはそれで面白いのよ(笑)
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東野幸治:ヒロミさんは、最近、色んな番組にゲストに行かれることも多いと思いますけど、何か感じることとかありますか?
ヒロミ:最近行ってて、MCがヘタだなっていうのは、事実あるね。MCの人がヘタだなって。
東野幸治:それは、何を持ってヘタなんですか?
ヒロミ:俺の中のMC像とかあるじゃん。それで、色んな人のところに行って、「こんなんで良いのか?」とか思ってね。
松本人志:へぇ。俺はMCをやらないから、そういう目で見てない…
ヒロミ:俺ら世代とか、多少、色んなものが染み付いてるものがあるじゃん。先輩も見てきたし。それで、色んなところに行って、色んなヤツのMCを見てると、「この野郎、本当にこれで良いのかな?」とかって思って。
松本人志:へぇ、そうなんや。
ヒロミ:そいつら、嫌いなわけじゃないんだけど、テレビを面白くするのって、MCって凄い大事だと思ってるし、1時間番組を3時間とか回して、いいところ取りなわけじゃん。俺らの時代って、そうやって撮ってたし、多少は今、短くもなってるじゃん。あんまり無駄に撮ってもっていう。
東野幸治:はい。
ヒロミ:良い物を、短く撮れれば一番良いわけだし。でも、無駄回しも必要じゃない?
松本人志:アイドリングね。
ヒロミ:そう、アイドリングで。あと、スタジオ全体を仕切れるMCと、ここだけ(仲間内だけ)で仕切るMCがいるわけ。もちろん、ここだけでも面白いんだけど、何十人もいるゲストを上手いこと巻き込んでやってくっていうのを感じないMCはいるね。
松本人志:俯瞰で見れてないっていうか。
ヒロミ:そう。でも、ここでは、多少、面白いこと言うんだよ。編集で見れば多少、面白い番組になってるかもしれないけど。
東野幸治:はい。
ヒロミ:出てる人たちは、やった感がないわけ。やってる人たちって、ダウンタウンとかもそうだろうけど、番組って、自分が面白いってことよりも、出た感じの雰囲気で「今日、盛り上がったな」っていうことで合格点かどうかを出してるんだと思うんだけど。
東野幸治:はい。
ヒロミ:自分が面白いって時よりも、全体が盛り上がらない時の方が、「調子悪いのかな」ってことがあるじゃんか。それが、「この人たち分かってるのかな?」っていうのがあってね。
東野幸治:それを感じる、と。
ヒロミ:昔の先輩とかの司会業って、ちょっと違うじゃないですか。(昔のMCと比べて、現在のMCは盛り上げられる範囲・人数が)小さくなってるっていうのは感じる。だからテレビ、面白くねえのかなって思っちゃうね。
小倉智昭:分かる、分かる。料理の仕方は上手いんだけど、喋ってる人としか番組をやってないっていう。その積み重ねでバラエティ番組をやってるのとか多いよね。
ヒロミ:そう。だから、編集では上手くいっちゃってるんだと思うんだ。でも、番組のスタジオの雰囲気とか、「良い番組とれた」って感覚がなくて。その感覚でやってるのって、このオジサン(ダウンタウン・松本人志)がそうじゃん。
東野幸治:凄いと思いますね。
ヒロミ:どんだけ番組の頭で、空気を作ろうかって人じゃんか。
東野幸治:なおかつ、浜田さんが「巻きで、巻きで」って(笑)脅迫のように(笑)
ヒロミ:巻く浜ちゃん、伸ばそうとする松本っていうさ(笑)その戦いに入っていく俺、みたいな。だから、ダウンタウンと仕事すると面白いのよ。
松本人志:ホント、アイツはそうで。俺は編集しながらやってんねん。「ここ、使われへんな」とか。その中で、「まだ(撮れ高が)足りてないな」っていうのがあるんやけど、アイツは1時間番組を1時間で終わりってするんですよ。「いやいや、待てよ」って。
東野幸治:はっはっはっ(笑)
松本人志:「俺もまだ、調子出てないで」って。
ヒロミ:散々、それをやって面白ぇなって見てたら、一回、ショート(尺が短すぎる)したことがあって(笑)
松本人志:途中、スロー入れなアカンから。
ヒロミ:でも、そういうのはそれで面白いのよ(笑)
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