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伊集院光、小保方晴子以外がSTAP細胞実験中にES細胞を混入した説を展開「興味深い混入した動機」

2014.12.23 (Tue)
2014年12月22日放送のTBSラジオ系のラジオ番組『伊集院光 深夜の馬鹿力』(毎週月 25:00 - 27:00)にて、お笑い芸人・伊集院光が、小保方晴子氏自身によるSTAP細胞の検証実験が失敗に終わったということを受け、実験中に混入された可能性があるというES細胞を、小保方氏以外の第三者が入れた説について示唆していた。

興味深いのは学術的な話ではないと前置きしつつも、小保方氏がSTAP細胞の存在を強固に主張していた点からも、「根本的にさ、あのトーンのウソっておかしいって思う」とし、なおかつES細胞を混入させた人物は、どのような動機で混入させたかといった点について考察を行っていた。

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伊集院光:小保方(晴子)さんの話…俺が思う小保方さんの話なんだけど、このことを誰かに、たとえて欲しいって思うんだけどね。

小保方さん、いるじゃないですか。結局、「(STAP細胞)できませんでした」って話になっちゃって、落ち込んじゃってさ。「もう、ダメです」って話になってるじゃん。

俺、ずっと引っかかってることなんです。これは、俺の本当に独特な考えなんだけどね…皆さんの感想として、「周りの人たちが言ってるのと、違うこと言いたい病気の子いるよね」なんつって(笑)

みんなが、「好きな食べ物、何?」「オムライス!」って言ってる時に、「手羽先、手羽先」っていう感じの子だなってことで、一笑に付してもらって構わないんだけど。

小保方氏も騙されていた可能性

小保方さんって、ウソついてるの?俺、違う気がするんだよね。「小保方さんって、騙されてない?」って気がちょっとするんだよね。

…なんかね、「自分にはSTAP細胞の実験にコツがあるから、200回くらい成功してます」って。「じゃあ、皆が見てる前で、作ってみろよ」って言ったら、「できませんでした…ワナワナワナ…」ってなっちゃってるじゃん。

…俺はリケジョじゃねぇんだよ(笑)全然リケジョじゃないんだよ。まず、リケジョじゃないチェックを一つ一つしていくと、「キンタマある!」って時点で、「アイツ、リケジョじゃねぇんじゃねぇか?股間のところに、何かぶら下がってるだろ」「キンタマは、あります!」って状況だから。その時点で、リケジョじゃない。

リケジョじゃない上に、高校を出てない。理系とか何かと思う前の段階で、学歴がぶっつり終わってますから。何でもないんですよ。何でもないから、細かいことは分からないんですけど。

要するに、あの人は最後の最後に、色んなチームの人がやってさ、「この細胞が光ったら、すなわちSTAP細胞」っていうのをやる係じゃん。あの人が、「STAP細胞、成功しました。200回以上、成功しました」ってことは、「200回以上、光りました」ってことじゃん、要は。違ったらゴメン。

「ああ!光った。STAP出来たわ」ってことでしょ。「また光った。また出来た」ってことじゃん。そうなると、根本的にさ、あのトーンのウソっておかしいって思うんだよね。あんだけみんなに「出来てねぇんじゃねぇの?」って言われてる時に、「200回できました」って言うの、おかしいでしょ。ウソをつくとしたら。

ウソをつくとしたら、4回か2兆回のどっちかだと思うんですよね。2兆回だったら、「アイツ、バカだな」って思っちゃえば良いわけですけど。そうやって考えると、「200回光ったけど、できてない」ってことは、「その前の状況がおかしくない?」ってことだと、僕は思うんです。

「カレー粉を使わないカレー」にカレー粉を混入した人物

だから…俺のために、ちょっと偏差値のレベルを下げた話をしたいんですけど。「カレー粉を使わずに、カレーができます」って話になったとするじゃん。最終的に、「蓋を開けた時に、黄色かったら、カレーができてる」って状況の前の段階の鍋に、「カレー粉絶対に入れないでね」って言ってるけど、入れてるヤツがいたら、200回黄色くなってるけど、何のことはない、ただ(カレー粉を使って)カレーを作ってるだけの人でしょ。…これの面白いたとえ、誰かくれませんかね?(笑)

俺が凄く興味があるのは、そこで、光ってしまう細胞を作ってしまう、もしくは作るミス。そこに色んなパターンがあると思うんだけど、作ったヤツは、
・小保方さんを陥れたくて作った。
・自分が褒められたくて作った。
・小保方さんに好かれたくて作った。
・自分の名誉が欲しくて作った。
・誰かに言われて作った。
・もっと上の人たちに褒められたくて作った。
・上の人たちを陥れたくて作った。

…みたいなことで言うと、理系の話として語る気は全然ないんだけど、人って(小保方氏のような)そういうウソのつき方ってしないんじゃないかって。俺はウソを凄いついてきたんだから(笑)

「昨日、カローラでヨーロッパに行った」って(笑)覚えた言葉を全部組み合わせて言うんだから(笑)でも、「人間ってこういう時にウソつくよね」「こういうヤツ、怪しいよね」って皮膚感覚のことで言うと、俺が言うことはあながち(的外れ)でもない気がするんだよね。

まだア○ルが開発されてないから、「ア○ルがガッチガチですよ。もう少しワセリンを塗って、マッサージをして、ゆるめてから…」みたいな意味でのアナガチではないです(笑)…今のくだりは、要らないんだよね(笑)でも、ギャグが少ないんじゃないかって怯えなんだよね(笑)でも、今言ってるみたいなことの上手なたとえが、凄い欲しいんだよね。

途中で、「ビックリすると思って、光るヤツ入れちゃいました。タミヤカラーの蛍光イエローを入れちゃいました」って言ったら、「それでか」って思うんだけど、それ以外のことで言うと、俺の思う得体のしれない心の動きの人の感じの怖さに入っていっちゃって。全然収まらないから。その面白いたとえを、誰か教えてください。

小保方氏の錯誤の可能性

あと、大事なのは今回、「みんなで見てる前で出来なかったんだ」ってことは入ってきたんだけど、俺がスゲェ聴きたいのは、本人が「これ、できかけてる!」って思ったけど、周りの人が「それ違うヤツ」っていうような光り方っていうのがあったらしくって。

光るパターンはある、みたいなのも聞いたんだよね。STAP細胞、できてないんだけど「細胞が、失敗する寸前に軽く光る」みたいなこともあって、「それを見間違えたんじゃねぇの?」っていうのも聞いたんだけど。

普通の飲み屋のおっさんの話で、「俺がSTAP細胞作った時はよぉ…」レベルのオジサンに、「俺がSTAP細胞作った時の話聞きたかったら、その煮込み、こっちこっち…」っていう(笑)そういうオジサンに聞いたんですけども(笑)

…っていう話もあるから。「そういう細かいニュアンス、大事じゃね?」って思うんだよね。本人が出来たと思ってたけど、(実際は)出来てなかったところを、辻褄合わせて欲しいっていうのがあって。

信じこんでしまったウソ説

あまりに「出来てたら良いな」って思って、集団催眠みたいに、最初はウソだったんだけど、ずっとウソを言ってる内に…たしかに、俺もカローラでヨーロッパに行った気がしてきたんですよ(笑)

お母さんの財布から、盗ったお金で買ったオモチャを、オモチャ会社の乗ってきたトレーラーに招き入れられて、子供が全員、好きなのをとって良いって言われたんだって作り話を作ってる内に、そんな気がしてきて。

それが飛鳥山公園にトラックが来たんだって話を作ってるうちにおかしくなって。次の日、飛鳥山公園に行っちゃったからね(笑)その感じだとするとも、もう怖いんだよ。そういう人が出てくる怖さみたいなのを、重大ニュース特番で、ワイプに抜かれながら思ってるんですよ。

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