世界は数字で出来ている

2014年12月17日放送のテレビ朝日系の番組『マツコ&有吉の怒り新党』(毎週水 23:15 - 24:15)にて、お笑い芸人・有吉弘行が、掃除ロボットであるルンバに癒やされているというマツコ・デラックスに驚いていた。

マツコの部屋　アタシ、誰のために生きてるの？ 編


マツコ・デラックス：私、1日過ごして、「こんなこと、あと何年続けるんだろ」って思って。

有吉弘行：ああ、そうかぁ。

マツコ・デラックス：昼前くらいに起きて、家を出て、現場に行って、仕事して。帰って…が、365日のうちの300日くらいを占めてるわけよね。

有吉弘行：そうだね。

マツコ・デラックス：だから…これ、何かあるの？(笑)

有吉弘行：ふふ(笑)

マツコ・デラックス：これをあと1,000日したら、神様が目の前に現れてくれて、「よく頑張ったな」って言って、何かしてくれるのかな？

有吉弘行：そうなんだよ。我々には、明確なゴールがないからね。定年退職もないしね。

マツコ・デラックス：そうなんだよ。だから、「ここまでやりなさい」とか。「頑張って、これを手にしなさい」っていうのが、何もないじゃん。

有吉弘行：うん、そうだね。

マツコ・デラックス：だから、本当に漂ってる感じよ。でも、人生ってそういうもんだよね。

有吉弘行：やっぱ、犬飼ったら？

夏目三久：ふふ(笑)

マツコ・デラックス：え？
有吉弘行：犬飼ったら、なんかあるよ。犬が病気になったり、死んだり。自分の生活にやっぱり…起伏があるから。

マツコ・デラックス：そうだよね。あなたは、どうするのよ？結婚したいって言い始めて、何年も経つけど。

有吉弘行：俺には、そのチャンスはあるじゃん。そうすると、「なんだ？コレ」って生活は、多少変わるじゃん。「俺の人生じゃない」って体になるから。

マツコ・デラックス：でも、それで良いの？手に入るかどうか分からないものを、夢や希望だけで語って、ごまかし続けていくの。

有吉弘行：いい加減にしてくれ(笑)

マツコ・デラックス：ふふ(笑)…そうね、犬だね(笑)

有吉弘行：犬じゃなくても良いんだけどね。

マツコ・デラックス：なんか、生物な気がする。

有吉弘行：ダメだね、犬の死をイベントとしてちゃ(笑)

マツコ・デラックス：私、今、それがルンバなんだよね。

有吉弘行：ああ、ルンバ？

マツコ・デラックス：家の中で、私が動かしたり、ボタンを押せば同じ動きをするものっていうのはあるけど、あの子たちは、私の予想しない動きをするわけじゃん。

有吉弘行：うん。

マツコ・デラックス：自分が想定できないことをするってことで言えば、命と一緒なわけよ。だから、変な話、もっと何か高性能なコンピュータ仕掛けのヤツが出てくれば、それで良い気がしてる。

有吉弘行：…引いてるよ(笑)

マツコ・デラックス：引くなよ！(笑)

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