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南キャン山里、M-1決勝で最下位のドン底を救ってくれたマネージャーの言葉「山ちゃん、売れるわ」
2014.12.05 (Fri)
2014年12月3日放送のTBSラジオ系のラジオ番組『山里亮太の不毛な議論』(毎週水 25:00 - 27:00)にて、お笑いコンビ・南海キャンディーズの山里亮太が、M-1 2004で準優勝となるも、翌年に決勝で最下位となり、意気消沈していた時に救ってくれたというマネージャーの言葉について語っていた。
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リスナーメール:M-1で、天と地を味わった過去について、授業してください。
山里亮太:これはね…エグるねぇ。2004で天から、2005で地だからね。2004で準優勝になって、ラサール石井さんが言ってたからね。「彼のツッコミは一つも外さないね」って。あの頃からですよ。
M-1 2004の1本目のネタの中盤で、当時担当してたマネージャーの片山さんの電話が、鳴り止まなかったんだってよ。凄かったんだってよ。「止まんねぇなぁ」って。でも、2005は、一リンも鳴らなかったって(笑)
M-1 2004終わった直後、街に出たら「あの面白い人だ」って、凄かったんだから。もう、「南海キャンディーズだぁ!すげぇ!」って。街中の人が、俺のことを面白いって言ってくれてる感じで、自信満々よ。どの仕事場に行っても、チヤホヤしてくれるし。劇場に行っても、黄色い歓声がとんでもないし。
それが、2005になって。一番面白くないってレッテルを貼られた後、今まで街の人たちが見てた目が、「面白くないヤツだ」って言ってるように見えるし。それで、一番印象的なのは、M-1 2005が終わって、つらすぎて、すぐに帰ったの。その当時のマネージャーの片山さんと。それと、片山さんの先輩と3人で帰ったの。
それで、「ちょっと、飲みに行こうか」って。街はクリスマスだったよ。浮足立ってる時期でさ。「居酒屋行こう」って、個室の居酒屋に行ってね。それで、「山ちゃん、大丈夫だって。去年の大躍進から、ビリとる方が面白いんだよ」って。ずっと片山さんが慰めてくれて。
個室に店員さんが注文とりにきて。そしたら、「あ!今日、めっちゃスベってましたよね?(笑)」って言われて。さすがに、「ううっ」ってなって。本当はショックでガクってなったろうけど、その時に凄いのが、片山さんと片山さんの先輩が、手を叩いて笑ってて。
「山ちゃん、売れるわ」って。「いや、売れるわけないでしょ。普通に、店員さんが『スベってましたね』って言ってたし」って言ったら、「違うよ。スベって、『スベってましたよね』って言えるくらいの距離感を作れる人間、多分、いないから。今日の今日で、アレを言われて、こんだけ笑えるんだから、これがいつか笑い話になる日がくる。これは山ちゃん、凄いわ!」って。
それで片山さんが「俺、ラッキー引いた。スゲェ良いタレントの担当につけるわ!」って言うの。それでなんとか耐えたんだから。
だから、どんな状況でも、自分のことを凄く良く言ってくれる仲間が近くにいたら、「地」でもなんとかなるよ。
本当に、妄想で聞こえてくるから。「自分のことを面白くない」って。舞台の直前になって聞こえてくるんだから。「面白くないヤツが出てくるって思ってるんだろうな」って。そんな時に、なんとか自分のことを認めてくれる人の言葉とか、良かった時の自分を思い出すと、回避できると思う。
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M-1 2004の1本目のネタの中盤で、当時担当してたマネージャーの片山さんの電話が、鳴り止まなかったんだってよ。凄かったんだってよ。「止まんねぇなぁ」って。でも、2005は、一リンも鳴らなかったって(笑)
M-1 2004終わった直後、街に出たら「あの面白い人だ」って、凄かったんだから。もう、「南海キャンディーズだぁ!すげぇ!」って。街中の人が、俺のことを面白いって言ってくれてる感じで、自信満々よ。どの仕事場に行っても、チヤホヤしてくれるし。劇場に行っても、黄色い歓声がとんでもないし。
それが、2005になって。一番面白くないってレッテルを貼られた後、今まで街の人たちが見てた目が、「面白くないヤツだ」って言ってるように見えるし。それで、一番印象的なのは、M-1 2005が終わって、つらすぎて、すぐに帰ったの。その当時のマネージャーの片山さんと。それと、片山さんの先輩と3人で帰ったの。
それで、「ちょっと、飲みに行こうか」って。街はクリスマスだったよ。浮足立ってる時期でさ。「居酒屋行こう」って、個室の居酒屋に行ってね。それで、「山ちゃん、大丈夫だって。去年の大躍進から、ビリとる方が面白いんだよ」って。ずっと片山さんが慰めてくれて。
個室に店員さんが注文とりにきて。そしたら、「あ!今日、めっちゃスベってましたよね?(笑)」って言われて。さすがに、「ううっ」ってなって。本当はショックでガクってなったろうけど、その時に凄いのが、片山さんと片山さんの先輩が、手を叩いて笑ってて。
「山ちゃん、売れるわ」って。「いや、売れるわけないでしょ。普通に、店員さんが『スベってましたね』って言ってたし」って言ったら、「違うよ。スベって、『スベってましたよね』って言えるくらいの距離感を作れる人間、多分、いないから。今日の今日で、アレを言われて、こんだけ笑えるんだから、これがいつか笑い話になる日がくる。これは山ちゃん、凄いわ!」って。
それで片山さんが「俺、ラッキー引いた。スゲェ良いタレントの担当につけるわ!」って言うの。それでなんとか耐えたんだから。
だから、どんな状況でも、自分のことを凄く良く言ってくれる仲間が近くにいたら、「地」でもなんとかなるよ。
本当に、妄想で聞こえてくるから。「自分のことを面白くない」って。舞台の直前になって聞こえてくるんだから。「面白くないヤツが出てくるって思ってるんだろうな」って。そんな時に、なんとか自分のことを認めてくれる人の言葉とか、良かった時の自分を思い出すと、回避できると思う。
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