ジャルジャル、仕事が激減してしまった理由について語る「尖っていてイジりにくいと思われている」
2014.11.16 (Sun)
2014年11月14日放送のテレビ朝日系の番組『しくじり先生 俺みたいになるな!!』(毎週木 24:15 - 25:45)にて、お笑いコンビ・ジャルジャルがゲスト出演し、現在、仕事が激減しているという、その理由について語っていた。
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後藤淳平:さっそくなんですが、僕たちジャルジャルにとって、悪魔の言葉があります。
若林正恭:悪魔の言葉?
後藤淳平:「ジャルジャルって、こういうのやらないでしょ?」…はい、これ。これね、本当によく言われます。
若林正恭:いや、イメージはありますよ。なんでもやる感じではないっていうのは。
後藤淳平:ああ、同業者の若林さんが(笑)
若林正恭:イメージ、めちゃめちゃある。
後藤淳平:そうでしょ。これ、よく言われるんです。こう思われた結果、「尖っている」と。
吉村崇:そうよ。尖りのジャルジャルのイメージはあるよ。
後藤淳平:とにかく、尖っているというイメージがある。でも、実はそうではないんですよっていうことを、今日は伝えられたらな、と。
若林正恭:逆に、ジャルジャルが尖ってなきゃどうするんだよって感じだけどね。
後藤淳平:勘違いなんですよ。尖っているというのはね。番組キャスティング会議におけるジャルジャルの存在、わかりやすく言いますと…「ジャルジャル=綾野剛」です。
若林正恭:いや、初球で綾野剛は尖っているよ(笑)
後藤淳平:気を遣う感じありますよね。
若林正恭:それはそうよ。丁重に扱わないと。
後藤淳平:綾野剛さんは、俳優さんですから、それで良いんですよ。からしシュークリームやらなくて良いし、川に飛び込まなくて良いんです。
若林正恭:もちろん。
後藤淳平:僕たち、芸人ですよ。
若林正恭:ジャルジャル、やらないでしょ。
福徳秀介:そう思ってくれるのは良いですけど、実際のところ、全く尖っていない。そして、僕らは何でもやる、そういうスタンスなんですよ。
吉村崇:ええ?!ウソウソ。
後藤淳平:この番組の打ち合わせも大変でしたよ。お互い、探りあいで。
福徳秀介:でも、分かってたんですよ。番組側が尖っているのをイジりたいんだろうなって。でも、番組側がそれを「言って良いのかな…」と。
若林正恭:分かる、分かる。凄い分かる。
吉村崇:扱いの難しい芸人のジャンルに入ってます。
福徳秀介:若林さんも、そうじゃないかなって思ってますよ。
若林正恭:でも、俺は人見知りっていうのが知られてるから。向こうがイジってくれるのよ。
福徳秀介:それは楽ですよね。
若林正恭:楽してるかもしれない。
後藤淳平:僕らは、イジりにくい人見知りなんですよ。
澤部佑:最悪じゃないですか(笑)
後藤淳平:なんて生きづらい世の中だ、と。
後藤淳平:まず、コントの衣装。黒いTシャツに、ベージュのチノパンなんかを。
澤部佑:尖りの象徴ですね。
福徳秀介:実際、僕らコントばっかりやってまして。ライブになると、ネタをする上で、着替えるのとか面倒臭いじゃないですか。着替えが楽っていうことで、これを着ているだけで。
若林正恭:あえてのっていうことで、黒Tシャツとチノパンが、尖っている感じするもん。だって、白いズボンにピンクのベスト着ないでしょ。
後藤淳平:たしかにね(笑)ですが、気持ちとしては一緒なんですが、この衣装で、尖っているように見られてしまう。
若林正恭:コントの映像もね、「舞台に余計なものは置きません。白いバックに黒T」っていう(笑)
後藤淳平:これが原因ですね(笑)1つ目です。2つ目が、「ネタが尖っているように見える」という。衣装もそう、ネタの内容もそうで。
若林正恭:…コントで、ボケとツッコミがないんですよね。
後藤淳平:ボケとツッコミが、あまり決まってない。役割を決めてないってことで、「ベタなパターンを作れない」ということです。「ジャルジャルといえばこれでしょ」というのが作れないんですね。
若林正恭:ああ。
後藤淳平:ハリセンボン・近藤春菜でいうと、「今日、ラーメン屋お休みですか?」「角野卓造じゃねぇよ」。バイきんぐ・小峠さん「今日の気分は?」「なんて日だ」。ダチョウ倶楽部さんの「じゃあ、俺がやる、俺がやる、どうぞどうぞ」と。
若林正恭:はい、はい。
後藤淳平:こういうのあるわけですよ。そういうのないから、やらないわけです。やらないと、こう思われます。「ジャルジャルって、ベタをバカにしてる」と。
吉村崇:これだよ、これ。ベタなことをすると、ジャルジャルの前だと恥ずかしくなるんですよ。もっとエッジ効いたのやらないとっていう。
福徳秀介:一緒に笑ってますよ。
吉村崇:チラチラ、意識しながらやりますもん。あの時は怖かったなぁ。
澤部佑:先輩なのに(笑)
吉村崇:俺と、FUJIWARAの藤本さんが一番ビビってるから。
後藤淳平:はっはっはっ(笑)バカにしてるわけではないんです。むしろ、憧れてまして。
若林正恭:でも、デビューして4~5年はバカにしてたでしょ?
福徳秀介:いやぁ、2年くらいですね。
澤部佑:あるんですね、しっかり2年(笑)
福徳秀介:でも、誰しもあるじゃないですか、芸人は。
若林正恭:2年くらいは尖るからね。
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ジャルジャル=尖ってイジりにくい、というイメージ
後藤淳平:さっそくなんですが、僕たちジャルジャルにとって、悪魔の言葉があります。
若林正恭:悪魔の言葉?
後藤淳平:「ジャルジャルって、こういうのやらないでしょ?」…はい、これ。これね、本当によく言われます。
若林正恭:いや、イメージはありますよ。なんでもやる感じではないっていうのは。
後藤淳平:ああ、同業者の若林さんが(笑)
若林正恭:イメージ、めちゃめちゃある。
後藤淳平:そうでしょ。これ、よく言われるんです。こう思われた結果、「尖っている」と。
吉村崇:そうよ。尖りのジャルジャルのイメージはあるよ。
後藤淳平:とにかく、尖っているというイメージがある。でも、実はそうではないんですよっていうことを、今日は伝えられたらな、と。
若林正恭:逆に、ジャルジャルが尖ってなきゃどうするんだよって感じだけどね。
後藤淳平:勘違いなんですよ。尖っているというのはね。番組キャスティング会議におけるジャルジャルの存在、わかりやすく言いますと…「ジャルジャル=綾野剛」です。
若林正恭:いや、初球で綾野剛は尖っているよ(笑)
後藤淳平:気を遣う感じありますよね。
若林正恭:それはそうよ。丁重に扱わないと。
後藤淳平:綾野剛さんは、俳優さんですから、それで良いんですよ。からしシュークリームやらなくて良いし、川に飛び込まなくて良いんです。
若林正恭:もちろん。
後藤淳平:僕たち、芸人ですよ。
若林正恭:ジャルジャル、やらないでしょ。
福徳秀介:そう思ってくれるのは良いですけど、実際のところ、全く尖っていない。そして、僕らは何でもやる、そういうスタンスなんですよ。
吉村崇:ええ?!ウソウソ。
後藤淳平:この番組の打ち合わせも大変でしたよ。お互い、探りあいで。
福徳秀介:でも、分かってたんですよ。番組側が尖っているのをイジりたいんだろうなって。でも、番組側がそれを「言って良いのかな…」と。
若林正恭:分かる、分かる。凄い分かる。
吉村崇:扱いの難しい芸人のジャンルに入ってます。
福徳秀介:若林さんも、そうじゃないかなって思ってますよ。
若林正恭:でも、俺は人見知りっていうのが知られてるから。向こうがイジってくれるのよ。
福徳秀介:それは楽ですよね。
若林正恭:楽してるかもしれない。
後藤淳平:僕らは、イジりにくい人見知りなんですよ。
澤部佑:最悪じゃないですか(笑)
後藤淳平:なんて生きづらい世の中だ、と。
尖っていると思われてしまった理由
後藤淳平:まず、コントの衣装。黒いTシャツに、ベージュのチノパンなんかを。
澤部佑:尖りの象徴ですね。
福徳秀介:実際、僕らコントばっかりやってまして。ライブになると、ネタをする上で、着替えるのとか面倒臭いじゃないですか。着替えが楽っていうことで、これを着ているだけで。
若林正恭:あえてのっていうことで、黒Tシャツとチノパンが、尖っている感じするもん。だって、白いズボンにピンクのベスト着ないでしょ。
後藤淳平:たしかにね(笑)ですが、気持ちとしては一緒なんですが、この衣装で、尖っているように見られてしまう。
若林正恭:コントの映像もね、「舞台に余計なものは置きません。白いバックに黒T」っていう(笑)
後藤淳平:これが原因ですね(笑)1つ目です。2つ目が、「ネタが尖っているように見える」という。衣装もそう、ネタの内容もそうで。
若林正恭:…コントで、ボケとツッコミがないんですよね。
後藤淳平:ボケとツッコミが、あまり決まってない。役割を決めてないってことで、「ベタなパターンを作れない」ということです。「ジャルジャルといえばこれでしょ」というのが作れないんですね。
若林正恭:ああ。
後藤淳平:ハリセンボン・近藤春菜でいうと、「今日、ラーメン屋お休みですか?」「角野卓造じゃねぇよ」。バイきんぐ・小峠さん「今日の気分は?」「なんて日だ」。ダチョウ倶楽部さんの「じゃあ、俺がやる、俺がやる、どうぞどうぞ」と。
若林正恭:はい、はい。
後藤淳平:こういうのあるわけですよ。そういうのないから、やらないわけです。やらないと、こう思われます。「ジャルジャルって、ベタをバカにしてる」と。
吉村崇:これだよ、これ。ベタなことをすると、ジャルジャルの前だと恥ずかしくなるんですよ。もっとエッジ効いたのやらないとっていう。
福徳秀介:一緒に笑ってますよ。
吉村崇:チラチラ、意識しながらやりますもん。あの時は怖かったなぁ。
澤部佑:先輩なのに(笑)
吉村崇:俺と、FUJIWARAの藤本さんが一番ビビってるから。
後藤淳平:はっはっはっ(笑)バカにしてるわけではないんです。むしろ、憧れてまして。
若林正恭:でも、デビューして4~5年はバカにしてたでしょ?
福徳秀介:いやぁ、2年くらいですね。
澤部佑:あるんですね、しっかり2年(笑)
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