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土田晃之、若手芸人が賞レース優勝のみを目標にすべきでない理由「売れることよりも長く芸能界に残る方が難しい」

2014.11.12 (Wed)
2014年11月9日放送のニッポン放送系のラジオ番組『土田晃之 日曜のへそ』(毎週日 12:00-14:00)にて、お笑い芸人・土田晃之が、若手芸人が陥りがちな、THE MANZAIなどの賞レースで優勝すれば売れて、全てが上手くいくという考えは誤りであると指摘していた。

土田晃之のガンダムにもの申す!
土田晃之のガンダムにもの申す! (角川コミックス・エース)

土田晃之:小倉久寛さん、60歳になるんですね…ビックリした。子供の頃から見てて、その僕が42歳ですから、おかしくないでしょうけど。60歳を超えてまだ第一線でこうやって仕事があるというのは、本当に羨ましいですよ。

ウチの後輩連中とかは「売れたい、売れたい」って、それこそ賞レース、キングオブコントやTHE MANZAI、R-1なんかで優勝して売れると思っている人が多かったりしますけど。そういうわけでもないんですよね、実は。

勝手に若手は「それが1つのきっかけだ」と思ってますけど、逆に俺らは俺らで、多少テレビで仕事をさせてもらっている連中は、「いつまで仕事があるか分からない」と。将来不安で、だから、なかなか思い切った行動もしないわけですよ。

昔のスターは、入ってきたお金はバンバン使ったり。今は、バブルの頃のタレントさんに比べると全然ギャラも安い。だから、芸能界に一攫千金を狙って入ったつもりだったのに、なぜこんな普通の生活を送っているのだろうと日々思いますけど(笑)

世田谷の成城で豪邸を建てる予定だったのが、下町のほうで建売住宅を普通に購入し、普通の公立の小学校に子供達が行き、そして次男坊が私立に行くことに猛烈に反対しているというね(笑)なんだこの生活は(笑)

やっぱりこの世界は、売れることよりも長くずっといることのほうが難しいと思うんですよ。そう考えたら明石家さんまさんなんて、どれだけトップでいるんだ、という話で。冠番組もいっぱい持っていて、凄いですよね。

数年前までは、4月・10月の番組改変期は、ドキドキしてたんですけど、もうここ5~6年はないです。「仕方ない、なくなる時はなくなる」と思って、適当に仕事をしているんですけど。なかなかなくならない感じですし。思えば、この『日曜のへそ』も始まったりしてね。「あれがなくなったら、これが始まり」みたいな感じで、チンタラ生きているみたいな感じですけど。

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