オードリー若林、整体院のマッサージは痛みを伴わないと集客できない理由「痛みに耐えたから良くなったと思う心理」
2014.11.09 (Sun)
2014年11月8日放送のニッポン放送系のラジオ番組『オードリーのオールナイトニッポン』(毎週土 25:00 - 27:00)にて、お笑いコンビ・オードリーの若林正恭が、整体院ではマッサージに痛みを伴わないとお客が集まりにくいという理由について語っていた。
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若林正恭:マッサージにあんまり行かないんだけど、空き時間に行って。そしたら、こっちが気を遣うな、高いカネ払ってるのに。
春日俊彰:何が?
若林正恭:占いみたいじゃん。「ここ響きますよね」って。そうでもないけど、ここで「響きません」って言うと、この人のテンション下げちゃうかなって思って。
春日俊彰:うん。
若林正恭:「響きません」って言える?凄い「やりまっせ」みたいな白衣着てさ。有名人とかと撮った写真がバーってって貼ってあって。宇宙の中にいるみたいな音楽掛かっててさ。
春日俊彰:うん。「響きません」って言うほど何も感じないわけじゃないけど。「響きます」っていうほどは響いてないってことでしょ。
若林正恭:「…そうですね」みたいな。それで、「ここが響くってことは、こっちは?」って言われて。これ、どっちかなって思って。「響くって言うのが正解なの?こっちは響かないって言うのが正解なの?」っていう。「そっちは平気です」「ですよねぇ」みたいな。
春日俊彰:うん。
若林正恭:「お前、本当に響かないって思ってたか?」っていう(笑)
春日俊彰:うん(笑)
若林正恭:骨の標本とか持ってこられて。「ここに負担が掛かって…」とか。そんなん良いから、揉めやって思って(笑)
春日俊彰:時間制だったりするしな。
若林正恭:「骨のここがですね…」って説明されて。「痛みと調子のバイオリズムがありまして…」って言われて。全部、マッサージ終わった後に、グラフみたいなの描かれるんだけど。
春日俊彰:うん。
若林正恭:「今、マッサージしたんで、良い状態に持っていけてます。最初の2週間が勝負です。ここで2日おき、長くて3日おきで来ていただいて、ここで体のベースを作っちゃいましょう」と。
春日俊彰:うん。
若林正恭:「ただ、2週間サボってしまうと、また下のところから始めなきゃいけない」と。要は、いっぱい来てカネを落としていけってことだろうって思ってさ。俺もバカじゃねぇんだよって思って(笑)
春日俊彰:うん。そうだな。
若林正恭:そういうこと言われるね。そしたら、「次、いつ予定入れますか?」って。そんなの分からないよ、この時期。こっちが気を遣っちゃう、みたいな。
春日俊彰:うん。
若林正恭:「今日は、肩甲骨を中に入れたんで。この後の仕事で、『いつもと姿勢違うね』って言われたら、効果出てるってことです」って言われたけど、見事にそんなこと言われなくてさ(笑)
春日俊彰:ふふ(笑)
若林正恭:必ずマッサージ行って、普段の姿勢とか言われると、「失礼ですけども…相方さんのような姿勢でいられると一番良いんですけどね」って。相方の名前聞きたくないよ。そのストレスで来てんだからよって(笑)
春日俊彰:はっはっはっ(笑)カネ払ってね(笑)
若林正恭:そいつを忘れたくて。そいつで肩が凝ってるのによって思って(笑)
春日俊彰:ふふ(笑)そいつになってどうすんだって(笑)
若林正恭:はっはっはっ(笑)ミイラ取りがミイラですよね(笑)最終的にそいつになっちゃって(笑)…バカバカしい。ストレッチのやりかたも散々、教わって。
春日俊彰:うん。
若林正恭:首を下にして、ずっと押し付けて。腰が重要ですって。「そんなの家でできたら、来ねぇっていうんだよ」って。「揉めや、いいから!」ってずっと思って(笑)何度思ったか(笑)
春日俊彰:うん(笑)
若林正恭:ああいうのって、俺が性格がクソだからか思っちゃうんだけど…骨の標本とかで講釈を言われて、説得力を増してしまうと、ズルくない?プロとして。
春日俊彰:技で見せて欲しいっていうのはありますわな。
若林正恭:良いところにメシ食いに連れて行ってもらって、「こちらの海老がですね…」って説明されると、プレミア感が出てきて。「今日、たまたま入りまして」って言われると、「プレミア感が調味料になっちゃうじゃん」って思って。
春日俊彰:分かる。それで食べたら、見事に美味しいもんね(笑)
若林正恭:じゃあ良いじゃねぇか(笑)
春日俊彰:「違いますね!」って言っちゃう。見事に私は引っかかるね(笑)
若林正恭:俺達の漫才やる前に、「この漫才は、2人が忙しいスケジュールの中、2人でロイヤルホストで待ち合わせ、頭をひねって作ったネタで。今回のネタは、一周回って原点のズレ漫才に戻って作られた漫才です」って言うようなもんだろ…それはそれで、ウケなさそうだな(笑)
春日俊彰:ウケないよ(笑)
若林正恭:漫才の後で、「このネタは…」って言うようなもんか(笑)それズルイだろ?
春日俊彰:ふふ(笑)言い訳だもんね。
若林正恭:マッサージも、一種のアミューズメントというか。心の満足感ってところもあるんでしょうね。
春日俊彰:うん。
若林正恭:この間読んだ本に書いてあったけども…マッサージって、痛い揉み方とかは、あまり体にとって効果ないんだって。痛いから効果があるってことはないんだって。
春日俊彰:うん。
若林正恭:でも、痛いことに耐えたことで、「これで良くなった」って心理が働くんだって。
春日俊彰:へぇ。やっぱり、痛いところを押されたり、痛みに耐えると、効いてる気がするよね。
若林正恭:だから、マッサージである程度の金額以上のところだと、痛みがないとお客さんが入らないっていうデータがあるらしいよ。
春日俊彰:へぇ。
若林正恭:満足感っていうか。変な話、お化け屋敷やジェットコースターに近いような、ネガティブな思いなんだけど、それがないと「これに耐えて、良くなった」って思えなくて、お客さんが入らないんだって。
春日俊彰:なるほどね。痛い方が効いてる気がするよね。
若林正恭:でも、それで心理的に効いたって思えるんだったら良いよね。
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春日俊彰:何が?
若林正恭:占いみたいじゃん。「ここ響きますよね」って。そうでもないけど、ここで「響きません」って言うと、この人のテンション下げちゃうかなって思って。
春日俊彰:うん。
若林正恭:「響きません」って言える?凄い「やりまっせ」みたいな白衣着てさ。有名人とかと撮った写真がバーってって貼ってあって。宇宙の中にいるみたいな音楽掛かっててさ。
春日俊彰:うん。「響きません」って言うほど何も感じないわけじゃないけど。「響きます」っていうほどは響いてないってことでしょ。
若林正恭:「…そうですね」みたいな。それで、「ここが響くってことは、こっちは?」って言われて。これ、どっちかなって思って。「響くって言うのが正解なの?こっちは響かないって言うのが正解なの?」っていう。「そっちは平気です」「ですよねぇ」みたいな。
春日俊彰:うん。
若林正恭:「お前、本当に響かないって思ってたか?」っていう(笑)
春日俊彰:うん(笑)
若林正恭:骨の標本とか持ってこられて。「ここに負担が掛かって…」とか。そんなん良いから、揉めやって思って(笑)
春日俊彰:時間制だったりするしな。
若林正恭:「骨のここがですね…」って説明されて。「痛みと調子のバイオリズムがありまして…」って言われて。全部、マッサージ終わった後に、グラフみたいなの描かれるんだけど。
春日俊彰:うん。
若林正恭:「今、マッサージしたんで、良い状態に持っていけてます。最初の2週間が勝負です。ここで2日おき、長くて3日おきで来ていただいて、ここで体のベースを作っちゃいましょう」と。
春日俊彰:うん。
若林正恭:「ただ、2週間サボってしまうと、また下のところから始めなきゃいけない」と。要は、いっぱい来てカネを落としていけってことだろうって思ってさ。俺もバカじゃねぇんだよって思って(笑)
春日俊彰:うん。そうだな。
若林正恭:そういうこと言われるね。そしたら、「次、いつ予定入れますか?」って。そんなの分からないよ、この時期。こっちが気を遣っちゃう、みたいな。
春日俊彰:うん。
若林正恭:「今日は、肩甲骨を中に入れたんで。この後の仕事で、『いつもと姿勢違うね』って言われたら、効果出てるってことです」って言われたけど、見事にそんなこと言われなくてさ(笑)
春日俊彰:ふふ(笑)
若林正恭:必ずマッサージ行って、普段の姿勢とか言われると、「失礼ですけども…相方さんのような姿勢でいられると一番良いんですけどね」って。相方の名前聞きたくないよ。そのストレスで来てんだからよって(笑)
春日俊彰:はっはっはっ(笑)カネ払ってね(笑)
若林正恭:そいつを忘れたくて。そいつで肩が凝ってるのによって思って(笑)
春日俊彰:ふふ(笑)そいつになってどうすんだって(笑)
若林正恭:はっはっはっ(笑)ミイラ取りがミイラですよね(笑)最終的にそいつになっちゃって(笑)…バカバカしい。ストレッチのやりかたも散々、教わって。
春日俊彰:うん。
若林正恭:首を下にして、ずっと押し付けて。腰が重要ですって。「そんなの家でできたら、来ねぇっていうんだよ」って。「揉めや、いいから!」ってずっと思って(笑)何度思ったか(笑)
春日俊彰:うん(笑)
若林正恭:ああいうのって、俺が性格がクソだからか思っちゃうんだけど…骨の標本とかで講釈を言われて、説得力を増してしまうと、ズルくない?プロとして。
春日俊彰:技で見せて欲しいっていうのはありますわな。
若林正恭:良いところにメシ食いに連れて行ってもらって、「こちらの海老がですね…」って説明されると、プレミア感が出てきて。「今日、たまたま入りまして」って言われると、「プレミア感が調味料になっちゃうじゃん」って思って。
春日俊彰:分かる。それで食べたら、見事に美味しいもんね(笑)
若林正恭:じゃあ良いじゃねぇか(笑)
春日俊彰:「違いますね!」って言っちゃう。見事に私は引っかかるね(笑)
若林正恭:俺達の漫才やる前に、「この漫才は、2人が忙しいスケジュールの中、2人でロイヤルホストで待ち合わせ、頭をひねって作ったネタで。今回のネタは、一周回って原点のズレ漫才に戻って作られた漫才です」って言うようなもんだろ…それはそれで、ウケなさそうだな(笑)
春日俊彰:ウケないよ(笑)
若林正恭:漫才の後で、「このネタは…」って言うようなもんか(笑)それズルイだろ?
春日俊彰:ふふ(笑)言い訳だもんね。
若林正恭:マッサージも、一種のアミューズメントというか。心の満足感ってところもあるんでしょうね。
春日俊彰:うん。
若林正恭:この間読んだ本に書いてあったけども…マッサージって、痛い揉み方とかは、あまり体にとって効果ないんだって。痛いから効果があるってことはないんだって。
春日俊彰:うん。
若林正恭:でも、痛いことに耐えたことで、「これで良くなった」って心理が働くんだって。
春日俊彰:へぇ。やっぱり、痛いところを押されたり、痛みに耐えると、効いてる気がするよね。
若林正恭:だから、マッサージである程度の金額以上のところだと、痛みがないとお客さんが入らないっていうデータがあるらしいよ。
春日俊彰:へぇ。
若林正恭:満足感っていうか。変な話、お化け屋敷やジェットコースターに近いような、ネガティブな思いなんだけど、それがないと「これに耐えて、良くなった」って思えなくて、お客さんが入らないんだって。
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若林正恭:でも、それで心理的に効いたって思えるんだったら良いよね。
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