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土田晃之、3Dプリンターで制作予定の電気自動車・宇宙ロケットに驚き「できることは無限大」
2014.10.31 (Fri)
2014年10月26日放送のニッポン放送系のラジオ番組『土田晃之 日曜のへそ』(毎週日 12:00-14:00)にて、お笑い芸人・土田晃之が、3Dプリンターで今後できると予想されていることについて驚いていた。
ケロッ!とマーチ2008

ダーリンハニー・長嶋智彦:今週は3Dプリンターが作る未来のお話をさせていただきたいなと。まず最初にご紹介したいのは、「3Dプリンターで作った電気自動車」でございます。
土田晃之:作れるの!?
長嶋智彦:そういうところなんですけれども、自動車、土田さんがよくこの間タクシーの中でも「最近の軽自動車は良いよね」という話をしていたじゃないですか。
土田晃之:はいはい(笑)芸能人とは思えないぐらい軽自動車の車種が言えるというね。
長嶋智彦:そうですよ。どの軽自動車にしようかと当たりをつけているくらいですから土田さんは。
土田晃之:はい(笑)
長嶋智彦:その電気自動車を、3Dプリンターで作れると。
土田晃之:へえ~、そこまで行っている。
長嶋智彦:アメリカのローカルモーターズという企業がありまして、そこが世界初の3Dプリンター製の「Strati(ストラティ)」という電気自動車を作ったんですよ。一般的に自動車は2万パーツからなっているのですけれども、この3Dプリンターで作る「ストラティ」はわずか40個のパーツで。
土田晃之:大丈夫!?
長嶋智彦:ははは(笑)
土田晃之:普通は2万以上のパーツでしょ。40でできるの?
長嶋智彦:はい、40で。
土田晃之:じゃあ、人件費とかも削減できるね。
長嶋智彦:そうなんですよ。時間も短縮できまして、製作時間は44時間で作れるのですけど。
土田晃之:早い。
長嶋智彦:そして最高速度は、けっこう出まして80キロ。そして1台当たりのコスト、ここが凄いですけど、およそ37万円です。
土田晃之:安い(笑)すごいな!
長嶋智彦:そうなんですよ。ここがびっくりですよね。
土田晃之:へえ~。
長嶋智彦:一般の電気自動車に比べて非常に安くできるという、コストを抑えられるというところがすごいと。
土田晃之:確かに。
長嶋智彦:はい。3時間30分の充電でおよそ100キロ走ることができる。
土田晃之:へえ~、じゃあすごいね。
長嶋智彦:そうなんですよ。
土田晃之:それが37万で買えると。
長嶋智彦:道路交通法の問題がありますから、今すぐには走れないですけど、そこが合法化されると、およそ市場価格は200万か300万くらいになるんですけど。
土田晃之:なるほど、そうか。作るのは37万くらいでいけるけれども、コストは。
長嶋智彦:はい。
土田晃之:そうか、そうか。法律がなんとかなればそれが走れるわけですね。
長嶋智彦:走れるということで、これはすごくないですか。
土田晃之:すごいですね。
長嶋智彦:ちょっと大きいプラモデル感覚というか。
土田晃之:そうだよね。40のパーツで作って、1台44時間なら大人のプラモデルだもんね。
長嶋智彦:そうなんですよ。
土田晃之:これは人気出るでしょうね、商品になったら。
長嶋智彦:絶対に人気出ます、これは。
土田晃之:うん。
長嶋智彦:もう1つお話がありまして、続いてはこちらです。スペインの世界遺産サグラダファミリアが3Dプリンターによって150年短縮。
土田晃之:3Dプリンターの力をもっても150年しか短縮できないの、あれ?(笑)
長嶋智彦:はい(笑)そもそもがガウディの遺作として有名なサグラダファミリア。これは完成までにそもそも300年かかると。
土田晃之:そうですね(笑)
長嶋智彦:そう言われていますよね!?
土田晃之:はい。
長嶋智彦:18世紀に着工しまして、300年後を計算しますと2182年で全然我々は間に合わないと。
土田晃之:間に合わない。
長嶋智彦:間に合わないという感じなんですけれども、しかし、3Dプリンターの登場によってスピーディーに作っていくことが可能になると。
土田晃之:へえ~。
長嶋智彦:およそ150年、大幅に短縮できると。
土田晃之:僕らは死んでいますけど。
長嶋智彦:死んでいますけど。
土田晃之:ははは(笑)
長嶋智彦:死んでいるから見ることはできないですけど、12年後の2026年に完成すると言われているのです。
土田晃之:へえ~、どういうことですか?
長嶋智彦:要は、もう今から130年作られています、今の段階で。
土田晃之:そうかそうか、130年作られているか。
長嶋智彦:今65%くらいできているので、ここから3Dで行けば短縮できて2026年にできるのではないかということで。
土田晃之:なるほなるほど、そういうことか。
長嶋智彦:そういうことなんですよ。もしかしたらこれは見られると。3Dプリンターで作れば生きているうちに見ることができると。
土田晃之:へえ~、それはすごい。ぜひ3Dプリンターの技術を入れてほしいですね。
長嶋智彦:そうですよね。そうすれば見ることできますし、土田さんもサグラダファミリアを見に行くことができるという感じなんですけど。
土田晃之:そうですね。嫁さんをそのサグラダファミリアが完成したから見に行こうぜと言いながらカンプノのほうに行ってサッカーを観るということもできますもんね。
長嶋智彦:ははは(笑)そういうことができるといことなんですよ。
土田晃之:うん。
長嶋智彦:これが2つ目でした。3つ目がこちらです。3Dプリンター製のロケットが誕生。
土田晃之:それは無理だろう。
長嶋智彦:これなんですよ。これはしかもですね、年内の話です、これ。
土田晃之:年内ってあと数ヶ月だよ。
長嶋智彦:そうなんです。3Dプリンター製のロケットが年内に高度2万5000メートルから3万メートルの成層圏を目指す予定になっておりまして、このロケットを作ったのがイギリスでございます。
土田晃之:はい。
長嶋智彦:はい。技術情報サイト運営会社の「レジスター」という会社でして、イギリスの大学院生が部品を設計し3Dプリンター製のナイロン部品12個で、12個組み合わせて完成できるという。
土田晃之:ええ~、そんなので!?
長嶋智彦:そうなんですよ。
土田晃之:そんなので成層圏に行けるの!?
長嶋智彦:高さ170センチ、幅115センチ、重さがエンジンを含めてわずか4キロ弱。
土田晃之:あら、僕が使っている鉄アレイより軽いですよ。
長嶋智彦:土田さんは7キロを使われていますからね。全然軽いと思います。
土田晃之:はい。ははは(笑)
長嶋智彦:完成までに費やした時間は4年でして、コストは日本円でおおよそ550万円ですね。
土田晃之:高級車くらいの値段。
長嶋智彦:高級車くらいですね、ベンツくらいですね。この飛行が成功すれば世界初の快挙ということで。
土田晃之:へえ~すごいね。車ができてロケットができて、サグラダファミリアも完成できるし。
長嶋智彦:そうなんですよ。医療のほうも進んでいますからね。
土田晃之:うん。
長嶋智彦:びっくりしたのがある教授が怪我した人間をまず寝かせるわけですよ。その上に3Dプリンターでスキャンするんですよ、まず。
土田晃之:人をね。
長嶋智彦:そうするとどこがへこんでいてどこを怪我をしているかわかるじゃないですか!?
土田晃之:わかるわかる。
長嶋智彦:そうしてその細胞をインクジェットで上から吹き付けて、人の体にしてしまうというのも開発しているというのですから。
土田晃之:もう未来的にはそういうのがいけるんだ。
長嶋智彦:いけるという。
土田晃之:何か3Dプリンターは1つの物質を作るくらいしか思っていなかったけど、医療とかにもいけるのが本当にすごいよね。
長嶋智彦:すごいですよ。できることが無限大なんですよ。
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ケロッ!とマーチ2008

3Dプリンターで電気自動車
ダーリンハニー・長嶋智彦:今週は3Dプリンターが作る未来のお話をさせていただきたいなと。まず最初にご紹介したいのは、「3Dプリンターで作った電気自動車」でございます。
土田晃之:作れるの!?
長嶋智彦:そういうところなんですけれども、自動車、土田さんがよくこの間タクシーの中でも「最近の軽自動車は良いよね」という話をしていたじゃないですか。
土田晃之:はいはい(笑)芸能人とは思えないぐらい軽自動車の車種が言えるというね。
長嶋智彦:そうですよ。どの軽自動車にしようかと当たりをつけているくらいですから土田さんは。
土田晃之:はい(笑)
長嶋智彦:その電気自動車を、3Dプリンターで作れると。
土田晃之:へえ~、そこまで行っている。
長嶋智彦:アメリカのローカルモーターズという企業がありまして、そこが世界初の3Dプリンター製の「Strati(ストラティ)」という電気自動車を作ったんですよ。一般的に自動車は2万パーツからなっているのですけれども、この3Dプリンターで作る「ストラティ」はわずか40個のパーツで。
土田晃之:大丈夫!?
長嶋智彦:ははは(笑)
土田晃之:普通は2万以上のパーツでしょ。40でできるの?
長嶋智彦:はい、40で。
土田晃之:じゃあ、人件費とかも削減できるね。
長嶋智彦:そうなんですよ。時間も短縮できまして、製作時間は44時間で作れるのですけど。
土田晃之:早い。
長嶋智彦:そして最高速度は、けっこう出まして80キロ。そして1台当たりのコスト、ここが凄いですけど、およそ37万円です。
土田晃之:安い(笑)すごいな!
長嶋智彦:そうなんですよ。ここがびっくりですよね。
土田晃之:へえ~。
長嶋智彦:一般の電気自動車に比べて非常に安くできるという、コストを抑えられるというところがすごいと。
土田晃之:確かに。
長嶋智彦:はい。3時間30分の充電でおよそ100キロ走ることができる。
土田晃之:へえ~、じゃあすごいね。
長嶋智彦:そうなんですよ。
土田晃之:それが37万で買えると。
長嶋智彦:道路交通法の問題がありますから、今すぐには走れないですけど、そこが合法化されると、およそ市場価格は200万か300万くらいになるんですけど。
土田晃之:なるほど、そうか。作るのは37万くらいでいけるけれども、コストは。
長嶋智彦:はい。
土田晃之:そうか、そうか。法律がなんとかなればそれが走れるわけですね。
長嶋智彦:走れるということで、これはすごくないですか。
土田晃之:すごいですね。
長嶋智彦:ちょっと大きいプラモデル感覚というか。
土田晃之:そうだよね。40のパーツで作って、1台44時間なら大人のプラモデルだもんね。
長嶋智彦:そうなんですよ。
土田晃之:これは人気出るでしょうね、商品になったら。
長嶋智彦:絶対に人気出ます、これは。
土田晃之:うん。
3Dプリンターでサグラダ・ファミリア
長嶋智彦:もう1つお話がありまして、続いてはこちらです。スペインの世界遺産サグラダファミリアが3Dプリンターによって150年短縮。
土田晃之:3Dプリンターの力をもっても150年しか短縮できないの、あれ?(笑)
長嶋智彦:はい(笑)そもそもがガウディの遺作として有名なサグラダファミリア。これは完成までにそもそも300年かかると。
土田晃之:そうですね(笑)
長嶋智彦:そう言われていますよね!?
土田晃之:はい。
長嶋智彦:18世紀に着工しまして、300年後を計算しますと2182年で全然我々は間に合わないと。
土田晃之:間に合わない。
長嶋智彦:間に合わないという感じなんですけれども、しかし、3Dプリンターの登場によってスピーディーに作っていくことが可能になると。
土田晃之:へえ~。
長嶋智彦:およそ150年、大幅に短縮できると。
土田晃之:僕らは死んでいますけど。
長嶋智彦:死んでいますけど。
土田晃之:ははは(笑)
長嶋智彦:死んでいるから見ることはできないですけど、12年後の2026年に完成すると言われているのです。
土田晃之:へえ~、どういうことですか?
長嶋智彦:要は、もう今から130年作られています、今の段階で。
土田晃之:そうかそうか、130年作られているか。
長嶋智彦:今65%くらいできているので、ここから3Dで行けば短縮できて2026年にできるのではないかということで。
土田晃之:なるほなるほど、そういうことか。
長嶋智彦:そういうことなんですよ。もしかしたらこれは見られると。3Dプリンターで作れば生きているうちに見ることができると。
土田晃之:へえ~、それはすごい。ぜひ3Dプリンターの技術を入れてほしいですね。
長嶋智彦:そうですよね。そうすれば見ることできますし、土田さんもサグラダファミリアを見に行くことができるという感じなんですけど。
土田晃之:そうですね。嫁さんをそのサグラダファミリアが完成したから見に行こうぜと言いながらカンプノのほうに行ってサッカーを観るということもできますもんね。
長嶋智彦:ははは(笑)そういうことができるといことなんですよ。
土田晃之:うん。
長嶋智彦:これが2つ目でした。3つ目がこちらです。3Dプリンター製のロケットが誕生。
土田晃之:それは無理だろう。
長嶋智彦:これなんですよ。これはしかもですね、年内の話です、これ。
土田晃之:年内ってあと数ヶ月だよ。
3Dプリンターで宇宙ロケット
長嶋智彦:そうなんです。3Dプリンター製のロケットが年内に高度2万5000メートルから3万メートルの成層圏を目指す予定になっておりまして、このロケットを作ったのがイギリスでございます。
土田晃之:はい。
長嶋智彦:はい。技術情報サイト運営会社の「レジスター」という会社でして、イギリスの大学院生が部品を設計し3Dプリンター製のナイロン部品12個で、12個組み合わせて完成できるという。
土田晃之:ええ~、そんなので!?
長嶋智彦:そうなんですよ。
土田晃之:そんなので成層圏に行けるの!?
長嶋智彦:高さ170センチ、幅115センチ、重さがエンジンを含めてわずか4キロ弱。
土田晃之:あら、僕が使っている鉄アレイより軽いですよ。
長嶋智彦:土田さんは7キロを使われていますからね。全然軽いと思います。
土田晃之:はい。ははは(笑)
長嶋智彦:完成までに費やした時間は4年でして、コストは日本円でおおよそ550万円ですね。
土田晃之:高級車くらいの値段。
長嶋智彦:高級車くらいですね、ベンツくらいですね。この飛行が成功すれば世界初の快挙ということで。
土田晃之:へえ~すごいね。車ができてロケットができて、サグラダファミリアも完成できるし。
長嶋智彦:そうなんですよ。医療のほうも進んでいますからね。
土田晃之:うん。
長嶋智彦:びっくりしたのがある教授が怪我した人間をまず寝かせるわけですよ。その上に3Dプリンターでスキャンするんですよ、まず。
土田晃之:人をね。
長嶋智彦:そうするとどこがへこんでいてどこを怪我をしているかわかるじゃないですか!?
土田晃之:わかるわかる。
長嶋智彦:そうしてその細胞をインクジェットで上から吹き付けて、人の体にしてしまうというのも開発しているというのですから。
土田晃之:もう未来的にはそういうのがいけるんだ。
長嶋智彦:いけるという。
土田晃之:何か3Dプリンターは1つの物質を作るくらいしか思っていなかったけど、医療とかにもいけるのが本当にすごいよね。
長嶋智彦:すごいですよ。できることが無限大なんですよ。
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