TOP ≫ マツコ&有吉 怒り新党 / かりそめ天国 ≫ 有吉弘行×マツコ、大物タレントが現れなくなった理由「引きずり下ろそうとする人が増え、ギャラも減った」
有吉弘行×マツコ、大物タレントが現れなくなった理由「引きずり下ろそうとする人が増え、ギャラも減った」
2014.10.30 (Thu)
2014年10月29日放送のテレビ朝日系の番組『マツコ&有吉の怒り新党』(毎週水 23:15 - 24:15)にて、お笑い芸人・有吉弘行とタレントのマツコ・デラックスが、大物芸人・大物俳優と呼ばれるような人々が出現しなくなった理由について語っていた。
お前なんかもう死んでいる プロ一発屋に学ぶ「生き残りの法則50」

視聴者投稿:最近の芸人さんは、器用貧乏な人ばかりだと思います。たとえば、大物俳優さんは演技は最高に上手いですが、今から漫才や番組仕切りをやれと言われても、なかなかできないと思います。
しかし最近の芸人さんは、なんでもマルチに要領よくできてしまうからこそ、大物感が出ないんだと思います。視聴者的にも、土田さんや竹山さんとかは、見ていて器用な人だなぁとは思いますが、大物感は感じません。
有吉弘行:一つ言わせて(笑)竹山さんは、器用じゃねぇ。
マツコ・デラックス:ふふ(笑)
有吉弘行:アレ、器用じゃないよ。あんなもん、器用でもなんでもないよ。
マツコ・デラックス:はっはっはっ(笑)器用じゃないけど、大物感はないっていうのは合ってるわね?
有吉弘行:そうそう。竹山さんは、不器用なところがいいところだから。
マツコ・デラックス:私、竹山さんがいるとホッとするんだよね、収録で。
有吉弘行:それは自分より下の人間って思ってるから?
マツコ・デラックス:違うわよ!(笑)
有吉弘行:不器用だから(笑)
マツコ・デラックス:巻き込むな!(笑)そんなこと私は一言も言ってない!
有吉弘行:あからさまに自分より下の人間だから(笑)
マツコ・デラックス:違う!安心感!(笑)
有吉弘行:ふふ(笑)…「最近の芸人さんは…」って言ってる割に、すぐに大物俳優さんと比べちゃうからさ。
マツコ・デラックス:俳優だって、今と昔比べたら、大物感なんてないじゃない、最近の若い俳優。
有吉弘行:ねぇ。
マツコ・デラックス:今の大御所って言われてる俳優さん、若いころから別格な人たちいっぱいいたよ。でも、今は大体、若手の俳優が番宣で来たって、ありがたい子はそうそういないじゃない。
有吉弘行:今の時代に合わせて…僕らくらいの年齢で、ちょっと偉そうにしてたら、「生意気だ、天狗だ」ってすぐに潰しかけられるのよ。だから、「庶民的です」とか、「もう僕は下の立場でございます」って、隠れて、隠れてやってんだから。
マツコ・デラックス:うん。
有吉弘行:それは大物感を出すバカはいないよ。
マツコ・デラックス:本当にそう。私達って、攻撃してやろうっていう対象になってるわけじゃん。
有吉弘行:そう、そう。
マツコ・デラックス:昔は、みんなが「ありがたがる対象」だったわけじゃん。テレビに出たり、映画に出たり、歌を歌ってる人っていうのは。ということは、昔はみんなしてその人を大スターにしたわけよ。業界の人から、視聴者の人から、全部みんなでお神輿に上げてあげたわけじゃない。
有吉弘行:うん。
マツコ・デラックス:今は、神輿に上げてくれる人もいるけど、同時に、引きずり下ろそうとしている人たちが、昔はごく一部の悪いヤツがそれをやってたのを、今は多くの人たちが、クレームを入れたりして、その手法も多岐にわたるわけじゃないですか。
有吉弘行:うん。
マツコ・デラックス:そうして、みんなして大物感を消そう、消そうと一丸となってやってるわけよね。それは大物感なんて出ませんよ。
有吉弘行:出ませんよ。しかもね、未だに言う人いるけど、バブルの時のギャラ違うからって、あの人たち言うじゃない?一本いくらだ、とか。今の世の中、そうじゃないから。
マツコ・デラックス:そうです。
有吉弘行:それはさ、情報番組もやらなきゃいけない、ドラマもやらなきゃいけない、コソコソ営業もやります。闇営業も行きますよって(笑)
マツコ・デラックス:闇行ってんの?行ってないでしょ?(笑)
有吉弘行:そりゃあ、なんでもやらなきゃ、お金にならないのよ。なんでもやるしかないのよ。
マツコ・デラックス:うん。それはもう、どんどん小物になっていきますよ。
有吉弘行:なっていきますよ。我々なんか、小銭拾いって呼んでください。
マツコ・デラックス:お座敷があってこそですから、私達は。本当に、みなさんのお陰で生きながらえていますよ。
有吉弘行:ふふ(笑)
マツコ・デラックス:本当、そうだよね。1本仕事したら「みんな飲みにいくぞ」って言って、スタッフから知らない人から誘ったって、お金残ったんだから。今、そんなことしたら…この番組1本分だったら、できないからね。小さい居酒屋、一件分だって払えないんだから。貧乏臭くてごめんなさい(笑)
有吉弘行:本当、そうなるよ。しょうがないんだよね。
マツコ・デラックス:もし、そういう人がいたら良いなってみんなが思ってるんだったら、私達にそうしろっていうわけじゃないけど、誰かを大事に育てよう。
有吉弘行:本当にそうだよね。
マツコ・デラックス:みんなで拝みたくなるような、大スターをみんなで作ろう。
有吉弘行:スポーツ界って、まだあんのかな?イチローさんとか、錦織圭くんとか。
マツコ・デラックス:守られてるもん。
有吉弘行:あれはそうだよね。だって、その人たちにはデカイスポンサーがついてるからね。
マツコ・デラックス:そうですよ。
有吉弘行:我々には、何もないから。
マツコ・デラックス:丸腰で来てるから。
有吉弘行:ふふ(笑)そりゃそうだわ。
マツコ・デラックス:メディアも守るからね。本当のことは書かないからね。夜、どういう遊び方をしてるか、とか。
有吉弘行:作家もそうだね。
マツコ・デラックス:作家もそう。文壇と言われてるところの人は。私みたいなクソ作家は違うわよ。直木賞作家とか、芥川賞作家とかの文壇の世界の人たちは、そりゃあ鬼畜だらけよ。
有吉弘行:あんだけ叩かれなくて自由が効くんだから、ワガママし放題で大物っぽい感じ出るよ。
マツコ・デラックス:出るよ。
有吉弘行:ふふ(笑)
マツコ・デラックス:週刊誌、ヒドイのよ。片や連載してくださいってきて、片やコンビニからビニール袋下げて出てくる素顔を撮られて。お前ら、全部に便宜使いしてんじゃねぇかこの野郎っていう。そりゃあ、大物感出ませんよ。
有吉弘行:お金を産めるからでしょ、あの人たちは。俺らは産めてないんだろうね。いつ消えたって良いわけだからね。
マツコ・デラックス:本当だよ。たとえば、雑誌連載させてもらってるけど、私や有吉さんが本を出しても10万、20万の世界なわけじゃん。やっぱり凄い先生って、50万、100万、200万分を売る人だっているわけじゃん。それはもう、もたらす利益が違いますもん。
有吉弘行:本当だよ。俺がやってる週刊誌だって、俺なんかにアイスコーヒー出してくれるだけでありがてぇよ。
マツコ・デラックス:本当に思うよ。たまに、どら焼き持ってきてくれるもん。ありがたいよ(笑)
有吉弘行:本当に(笑)そりゃあ、小物になるよ(笑)
マツコ・デラックス:でも、そんなこと言ってられなくなってきてるんじゃない?有吉さんがこれから大物になれるかなれないかで、テレビってものを私、測ってるのよ。だって、この人、10年前だったら、もうちょっとギャラももらってたし、もうちょっと扱い良かったわよ。
有吉弘行:ああ。
マツコ・デラックス:ここまで頑張って、ここまで仕事しても、こういう状況、バカみたいな惨めな状況なわけじゃない。
有吉弘行:うん。
マツコ・デラックス:だから、テレビでどんなに頑張っても、こんなクソにしかなれないのよ、もう。
有吉弘行:そうなのよ。
マツコ・デラックス:だから、私もこの人ほどじゃないけど、頑張らせていただいてるけど、本当に未だに、ウンコだもん(笑)
夏目三久:本当に有吉さん、惨めな状況なんですか?
有吉弘行:惨めよ。みんなで守って(笑)「先生」って呼び始めて(笑)無理やり大物作ってよ(笑)
マツコ・デラックス:今度から、楽屋の弁当、吉兆でいいのよ(笑)調子づかせてよ、もうちょっと(笑)調子づくタイミングがないんだから(笑)
【関連記事】
チュート徳井、俳優から聞いた大物俳優のイラつく行動を語る「要らない演技指導」
横綱・白鵬の忘年会で傍若無人に振る舞った某大物演歌歌手
雨上がり決死隊・宮迫「番組共演してイラつく大物俳優」
お前なんかもう死んでいる プロ一発屋に学ぶ「生き残りの法則50」

視聴者投稿:最近の芸人さんは、器用貧乏な人ばかりだと思います。たとえば、大物俳優さんは演技は最高に上手いですが、今から漫才や番組仕切りをやれと言われても、なかなかできないと思います。
しかし最近の芸人さんは、なんでもマルチに要領よくできてしまうからこそ、大物感が出ないんだと思います。視聴者的にも、土田さんや竹山さんとかは、見ていて器用な人だなぁとは思いますが、大物感は感じません。
有吉弘行:一つ言わせて(笑)竹山さんは、器用じゃねぇ。
マツコ・デラックス:ふふ(笑)
有吉弘行:アレ、器用じゃないよ。あんなもん、器用でもなんでもないよ。
マツコ・デラックス:はっはっはっ(笑)器用じゃないけど、大物感はないっていうのは合ってるわね?
有吉弘行:そうそう。竹山さんは、不器用なところがいいところだから。
マツコ・デラックス:私、竹山さんがいるとホッとするんだよね、収録で。
有吉弘行:それは自分より下の人間って思ってるから?
マツコ・デラックス:違うわよ!(笑)
有吉弘行:不器用だから(笑)
マツコ・デラックス:巻き込むな!(笑)そんなこと私は一言も言ってない!
有吉弘行:あからさまに自分より下の人間だから(笑)
マツコ・デラックス:違う!安心感!(笑)
有吉弘行:ふふ(笑)…「最近の芸人さんは…」って言ってる割に、すぐに大物俳優さんと比べちゃうからさ。
マツコ・デラックス:俳優だって、今と昔比べたら、大物感なんてないじゃない、最近の若い俳優。
有吉弘行:ねぇ。
マツコ・デラックス:今の大御所って言われてる俳優さん、若いころから別格な人たちいっぱいいたよ。でも、今は大体、若手の俳優が番宣で来たって、ありがたい子はそうそういないじゃない。
「スター」から引きずり下ろそうとする人々の増加
有吉弘行:今の時代に合わせて…僕らくらいの年齢で、ちょっと偉そうにしてたら、「生意気だ、天狗だ」ってすぐに潰しかけられるのよ。だから、「庶民的です」とか、「もう僕は下の立場でございます」って、隠れて、隠れてやってんだから。
マツコ・デラックス:うん。
有吉弘行:それは大物感を出すバカはいないよ。
マツコ・デラックス:本当にそう。私達って、攻撃してやろうっていう対象になってるわけじゃん。
有吉弘行:そう、そう。
マツコ・デラックス:昔は、みんなが「ありがたがる対象」だったわけじゃん。テレビに出たり、映画に出たり、歌を歌ってる人っていうのは。ということは、昔はみんなしてその人を大スターにしたわけよ。業界の人から、視聴者の人から、全部みんなでお神輿に上げてあげたわけじゃない。
有吉弘行:うん。
マツコ・デラックス:今は、神輿に上げてくれる人もいるけど、同時に、引きずり下ろそうとしている人たちが、昔はごく一部の悪いヤツがそれをやってたのを、今は多くの人たちが、クレームを入れたりして、その手法も多岐にわたるわけじゃないですか。
有吉弘行:うん。
マツコ・デラックス:そうして、みんなして大物感を消そう、消そうと一丸となってやってるわけよね。それは大物感なんて出ませんよ。
有吉弘行:出ませんよ。しかもね、未だに言う人いるけど、バブルの時のギャラ違うからって、あの人たち言うじゃない?一本いくらだ、とか。今の世の中、そうじゃないから。
マツコ・デラックス:そうです。
ギャラの単価も下がった
有吉弘行:それはさ、情報番組もやらなきゃいけない、ドラマもやらなきゃいけない、コソコソ営業もやります。闇営業も行きますよって(笑)
マツコ・デラックス:闇行ってんの?行ってないでしょ?(笑)
有吉弘行:そりゃあ、なんでもやらなきゃ、お金にならないのよ。なんでもやるしかないのよ。
マツコ・デラックス:うん。それはもう、どんどん小物になっていきますよ。
有吉弘行:なっていきますよ。我々なんか、小銭拾いって呼んでください。
マツコ・デラックス:お座敷があってこそですから、私達は。本当に、みなさんのお陰で生きながらえていますよ。
有吉弘行:ふふ(笑)
マツコ・デラックス:本当、そうだよね。1本仕事したら「みんな飲みにいくぞ」って言って、スタッフから知らない人から誘ったって、お金残ったんだから。今、そんなことしたら…この番組1本分だったら、できないからね。小さい居酒屋、一件分だって払えないんだから。貧乏臭くてごめんなさい(笑)
有吉弘行:本当、そうなるよ。しょうがないんだよね。
マツコ・デラックス:もし、そういう人がいたら良いなってみんなが思ってるんだったら、私達にそうしろっていうわけじゃないけど、誰かを大事に育てよう。
有吉弘行:本当にそうだよね。
マツコ・デラックス:みんなで拝みたくなるような、大スターをみんなで作ろう。
有吉弘行:スポーツ界って、まだあんのかな?イチローさんとか、錦織圭くんとか。
マツコ・デラックス:守られてるもん。
有吉弘行:あれはそうだよね。だって、その人たちにはデカイスポンサーがついてるからね。
マツコ・デラックス:そうですよ。
有吉弘行:我々には、何もないから。
マツコ・デラックス:丸腰で来てるから。
有吉弘行:ふふ(笑)そりゃそうだわ。
特別扱いされる「カネを産む人々」
マツコ・デラックス:メディアも守るからね。本当のことは書かないからね。夜、どういう遊び方をしてるか、とか。
有吉弘行:作家もそうだね。
マツコ・デラックス:作家もそう。文壇と言われてるところの人は。私みたいなクソ作家は違うわよ。直木賞作家とか、芥川賞作家とかの文壇の世界の人たちは、そりゃあ鬼畜だらけよ。
有吉弘行:あんだけ叩かれなくて自由が効くんだから、ワガママし放題で大物っぽい感じ出るよ。
マツコ・デラックス:出るよ。
有吉弘行:ふふ(笑)
マツコ・デラックス:週刊誌、ヒドイのよ。片や連載してくださいってきて、片やコンビニからビニール袋下げて出てくる素顔を撮られて。お前ら、全部に便宜使いしてんじゃねぇかこの野郎っていう。そりゃあ、大物感出ませんよ。
有吉弘行:お金を産めるからでしょ、あの人たちは。俺らは産めてないんだろうね。いつ消えたって良いわけだからね。
マツコ・デラックス:本当だよ。たとえば、雑誌連載させてもらってるけど、私や有吉さんが本を出しても10万、20万の世界なわけじゃん。やっぱり凄い先生って、50万、100万、200万分を売る人だっているわけじゃん。それはもう、もたらす利益が違いますもん。
有吉弘行:本当だよ。俺がやってる週刊誌だって、俺なんかにアイスコーヒー出してくれるだけでありがてぇよ。
マツコ・デラックス:本当に思うよ。たまに、どら焼き持ってきてくれるもん。ありがたいよ(笑)
有吉弘行:本当に(笑)そりゃあ、小物になるよ(笑)
バラエティタレントはどこまで上り詰められるか
マツコ・デラックス:でも、そんなこと言ってられなくなってきてるんじゃない?有吉さんがこれから大物になれるかなれないかで、テレビってものを私、測ってるのよ。だって、この人、10年前だったら、もうちょっとギャラももらってたし、もうちょっと扱い良かったわよ。
有吉弘行:ああ。
マツコ・デラックス:ここまで頑張って、ここまで仕事しても、こういう状況、バカみたいな惨めな状況なわけじゃない。
有吉弘行:うん。
マツコ・デラックス:だから、テレビでどんなに頑張っても、こんなクソにしかなれないのよ、もう。
有吉弘行:そうなのよ。
マツコ・デラックス:だから、私もこの人ほどじゃないけど、頑張らせていただいてるけど、本当に未だに、ウンコだもん(笑)
夏目三久:本当に有吉さん、惨めな状況なんですか?
有吉弘行:惨めよ。みんなで守って(笑)「先生」って呼び始めて(笑)無理やり大物作ってよ(笑)
マツコ・デラックス:今度から、楽屋の弁当、吉兆でいいのよ(笑)調子づかせてよ、もうちょっと(笑)調子づくタイミングがないんだから(笑)
【関連記事】
チュート徳井、俳優から聞いた大物俳優のイラつく行動を語る「要らない演技指導」
横綱・白鵬の忘年会で傍若無人に振る舞った某大物演歌歌手
雨上がり決死隊・宮迫「番組共演してイラつく大物俳優」
同番組の過去記事
| トップページへ |