爆笑問題 「稲川淳二の怪談に、笑いを堪えていた」
2009.07.29 (Wed)

まず、太田は稲川淳二の怪談について「本当に上達した。名人芸だよね」と評していた。「落語だよね、完全に。長年やってるから、もう落語家並に上手くなってるんだよ。間の取り方とか、名人の域に達している」
「でもね、もう上手いとは思うんだけど、怖くはない。中身はよく覚えてないんだよね。ありきたりの話(怪談)だし」と太田は話していた。
このことに関して、田中は「この前、稲川さんの怪談を聴いているとき、本当に笑いそうになったことがあってさ」と以下のように話し始めた。
「稲川さんがホテルや旅館に泊まって、そうしたとき、足音や物音がした…なんてくだりがあれば、ほぼ100%で『幽霊がやってきたな』と聴いている側はそう思うじゃん」
「この前の話では、『旅館で寝ているとき、フロントから"お連れ様の方がみえました"という連絡をもらった…』なんてことが冒頭にあった。もう、この時点で『幽霊がきたんじゃねぇか?』って思うわけよ。でも、稲川さんは『何かの間違いじゃないか』と思って、そのまま寝るワケなんだよね」
「その後、『寝ていたらコツコツと足音が廊下側から聞こえた。それで、私の部屋の前で止まったんですよ。誰か、間違えて部屋の前に来たのかな、と思って、また寝ようとした』とか言うんだよ。でもさ、その時点で聴いている方は『幽霊なんだろ?悠長すぎるよ』なんてことを思うんだよ」
「でも、稲川さんは『鍵を掛けたつもりだったんだけど、ザンバラ髪の女の人がすーっと入ってきた。それで私は、布団を被った。でも、耳元でその女の人が"起きてますか?"と訊いてきた。だから、私はその女の人は、この世の者じゃないと思ったんですよ…』っていうわけ」
「聴いてる方は『遅いんだよ!』って心の中でツッコんでるんですよ。いつまで気がつかないんだよ。何回経験すれば気づくんだよ。もう、ホテルに独りで泊まるな。電気を付けて寝ろって思うんだよ。そう思いだしたら、笑っちゃいそうになって」
最後に太田は、「でも、安西ひろこは泣いてたな。そんなに怖いわけないだろ。わざとらしいんだよ」と、稲川淳二の怪談を聴いている際に思ったことを語っていた。
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