加藤浩次 「相方・山本との大阪ロケの思い出」
2009.07.11 (Sat)
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「15~16年前で、4人でプラプラ歩きながら、面白そうなものを見て歩く、みたいなロケを黒門市場でやっていた。でも、段々と飽きてくるんだよな。それで、ふざけ半分で、当時、マネージャーをやっていた森田さんって人がいるんだけど、その人がカメラに見切れる(映ってしまう)、というミニコントをやっていた」と加藤は話していた。
「そのときは夏だし、日差しも強かった。大阪でロケするってことで、森田さんも張り切っちゃって、黒いグラサンを掛けていた(少し怪しい感じで)。それで、そのカメラに見切れている、ってコントをやっているときに、俺か山本だったと思うけど、森田さんのことを『ドロボーだ!』みたいに言い出した」と話していた。
その後、以下のようなハプニングがあったそうだ。
「森田さんもアドリブで、逃げた。それで、『ドロボーだ、追っかけろ!』みたいな感じで、演者たちが追っかけだした。そうしたら、黒門市場の威勢の良いお兄さんたちも追っかけ出しちゃった」と、何とも雲行きの怪しい話をし出した。
「カメラ廻ってたよ。そのまま、ロケは続行されていた。そうしている内に、森田さんが掴まってしまった。地面に組み伏せられて、腕をがっちり掴まれていた。ボコボコにされちゃったんだよ。みんな正義感強いんだよね。」と加藤はそのときの様子を話していた。
「『違うんです、違うんです』って、慌てて誤解だと伝えた。そうしたら、『なんや、お前ら』みたいな感じで大阪のお兄さんたちに言われたんだよ。『お前ら、どこの局だよ』みたいに言われて…でも、俺らは全然まだ知られていなくて、『テレビ埼玉です』って言ったら、『はぁ?』みたいなことをいわれてね」
「すっごい怒られた。それで、少しテンションが下がったまま、場所を変えてロケを続行した」と話していた。今だったら、かなりの問題になっていただろうロケの様子を語っていた。
ちなみに、森田さんに関して「今は経理をやっています。当時、銀座七丁目劇場では、支配人をやってたり、仕事はできる人なんだけどね」と、さらりと、あまり報われていない、といったニュアンスで現在の様子を語っていた。
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