世界は数字で出来ている

2014年9月4日放送のテレビ朝日系の番組『アメトーーク！』(毎週木 23:15-24:15)にて、お笑い芸人・東野幸治が登場し、自ら持ち込んだ「帰ろか…千鳥」という企画が行われていた。

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千鳥といえば、2011年にTHE MANZAIで3位となり注目を集め、翌年に上京。周囲の期待もあり、順調かと思われた上京後の芸能活動であったが、最近ではテレビでの露出は明らかに減っている。

東野はオープニングから「みなさんも、思い当たる番組があるでしょ？」「千鳥が出始めて終わったって思ってるでしょ？」と語り、暗に『ピカルの定理』終了について触れた。そして東野は、続け様、東京での活躍がこれ以上望めないため、関西を拠点の中心に戻そう、と提案を行った。
関西ローカル番組『今ちゃんの「実は…」』『せやねん』のVTRが紹介されるも、観客の反応は芳しくなく、ゲストの新川優愛も「お客さんの反応が薄すぎて…」とコメントしていた。関西ではウケているVTRにも関わらず、その反応の違いに、サバンナ・高橋茂雄も戸惑いを隠せない様子だった。

千鳥の状況後の様子についても年表で説明されていた。2013年9月には、『ピカルの定理』が終了。THE MANZAI 2013に懸けるも、ウーマンラッシュアワーに破れ、2位となった。ウーマンラッシュアワーが爆発的に売れた一方、千鳥は善戦したにも関わらず、レギュラー番組などが増えるということもなかった。ノブも「ノブ小池」と改名するが、それほど認知もされず、話題にもなっていない。レギュラー番組は現在、テレビ埼玉放送の『いろはに千鳥』のみで、不安定な状況であるという。

大悟は現在、「大阪でバイトしてた頃よりも狭い部屋に住んでいる。カーテンもなく、洗濯機もない部屋で過ごしている」と語っており、「再起を狙って、売れたら今の倍の家に住んでやる」と思っているという。一方、2014年7月、ノブ小池は大阪にマンションを購入。「拠点は大阪になってるのではないか」と他の共演者からツッコミを入れられていた。

番組の最後では、両親からのビデオレターが流され、岡山県・北木島に住む大悟の父から「東京でみんなから可愛がられて頑張るんど！…東野さん、大悟のこと東京でよろしくお願いします」と、東京で頑張りつづけることを望んでいる様子だった。

未だに背水の陣で奮闘し、なおかつ両親からのエールを受けていた大悟。東野は「番組1時間やっての結論なんやけど…大悟、東京で頑張れ。ノブ、帰るぞ」と、ノブ小池のみを大阪へ帰すことを決めた。

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