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土田晃之、プロでない自分がサッカー番組で批評を行うようになった理由「サッカーファンの熱い議論」
2014.07.04 (Fri)
2014年6月29日放送のニッポン放送系のラジオ番組『土田晃之 日曜のへそ』(毎週日 12:00 - 14:00)にて、お笑い芸人・土田晃之が、プロでもなく中学・高校サッカーなどのサッカー経験もなかった自分が、サッカー番組で批評を行うようになった理由について語っていた。
ケロッ!とマーチ2008

土田は8年前のドイツワールドカップで、初戦・オーストラリアに逆転負けを喫した日本代表の試合を観た後、土田は熱いサッカーファンが熱く議論している様子を見かけたのだという。
土田は、「ジーコジャパンについて、どう思うかって話になって。『何の戦術もない』みたいな話をみんなで熱く語っていて。でもこういう人達、本当のサッカーファンがいる中で、俺は、マスコミ出る立場だから『これは多少、言わないといけないんじゃないかな』と、当時思ったんですね」と語り、この一件から、サッカーファンたちも必ずしも好意的な意見ばかりではなく、批判を行うということもある、と実感できたようだ。
結果、サッカー番組で報道に携わるようになった後、一人のサッカーファンとして、解説や批判を行えるようになった、と語っていた。
土田晃之:僕も、テレビ、ラジオに出させてもらって、サッカー番組とかで宣伝させてもらえる立場として、思っていたんですけど…僕ずっと、サッカーの番組で、サッカーの技術的なこととかは、僕が言ってはいけないと思ってたんですよ。
それはやっぱり、「向こうはプロだから。素人の俺が言ってはいけないな」って思ってたんですけど、そうではないと途中で思ったんですね。
8年前、ドイツのワールドカップに行った時に、初戦のオーストラリア戦を観たんですけど、オーストラリア戦を観たときに…今大会と一緒ですよ…先制したんですが、その後、逆転されるんですよ、数分であっという間に。
「オーストラリアには勝てるだろう」って言ってたのが、ところがどっこい完敗ですよ。その時に試合が始まる前に各局の解説の人とかサッカー関係者がいっぱいいたんですけど、そのドイツの現場で、いろいろ前向きに話していたんです。ハーフタイムになってまた集まるんです。ちょっとボロクソ言いかけるんです。試合が終わって会ったら、みんなボロクソ言っているんです(笑)
でも、日本に帰ってきて、話をきいたところ誰もそんなこと言っていないんですね。前向きな、「気持ちを切り替えて次の試合を頑張りましょう」と建前というか、そういうことを言っていたんですけど。それはどうなのかなとちょっと思っていたんです。
帰り、そのスタジアムから駅に帰る時に、青いユニフォームを着て泣き崩れているお兄ちゃん達を何人もみたんです。それで、泣き崩れているヤツに対して黄色い服を着たカンガルーの国の人達がすごい冷やかすというか、バカにする感じで。もう腹立ってしょうがなくて。
駅に着いたら駅に着いたで、電車まで時間があったんでいたら、その青い服を着たサポーターの人達がいて。話を聞いてたら、みんな「仕事を辞めてきた」とか。「この4年間、一生懸命働いて、僕はこのオーストラリア戦、初戦しかみられないんだけど、とにかく応援に来た」とか。みんな熱い話をしていて。
そこで、ジーコジャパンについて、どう思うかって話になって。「何の戦術もない」みたいな話をみんなで熱く語っていて、でもこういう人達、本当のサッカーファンがいる中で、俺は、マスコミ出る立場だから「これは多少、言わないといけないんじゃないかな」と、当時思ったんですね。
そうしたら、まさかの東京のスタジオに、すぐに引き取られるというね(笑)なんか、ネットでは、「土田、キレた」みたいなことを書かれてて。全然キレてないんですよ…長州小力みたいになりましたけど(笑)
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土田は、「ジーコジャパンについて、どう思うかって話になって。『何の戦術もない』みたいな話をみんなで熱く語っていて。でもこういう人達、本当のサッカーファンがいる中で、俺は、マスコミ出る立場だから『これは多少、言わないといけないんじゃないかな』と、当時思ったんですね」と語り、この一件から、サッカーファンたちも必ずしも好意的な意見ばかりではなく、批判を行うということもある、と実感できたようだ。
結果、サッカー番組で報道に携わるようになった後、一人のサッカーファンとして、解説や批判を行えるようになった、と語っていた。
土田晃之:僕も、テレビ、ラジオに出させてもらって、サッカー番組とかで宣伝させてもらえる立場として、思っていたんですけど…僕ずっと、サッカーの番組で、サッカーの技術的なこととかは、僕が言ってはいけないと思ってたんですよ。
それはやっぱり、「向こうはプロだから。素人の俺が言ってはいけないな」って思ってたんですけど、そうではないと途中で思ったんですね。
8年前、ドイツのワールドカップに行った時に、初戦のオーストラリア戦を観たんですけど、オーストラリア戦を観たときに…今大会と一緒ですよ…先制したんですが、その後、逆転されるんですよ、数分であっという間に。
「オーストラリアには勝てるだろう」って言ってたのが、ところがどっこい完敗ですよ。その時に試合が始まる前に各局の解説の人とかサッカー関係者がいっぱいいたんですけど、そのドイツの現場で、いろいろ前向きに話していたんです。ハーフタイムになってまた集まるんです。ちょっとボロクソ言いかけるんです。試合が終わって会ったら、みんなボロクソ言っているんです(笑)
でも、日本に帰ってきて、話をきいたところ誰もそんなこと言っていないんですね。前向きな、「気持ちを切り替えて次の試合を頑張りましょう」と建前というか、そういうことを言っていたんですけど。それはどうなのかなとちょっと思っていたんです。
帰り、そのスタジアムから駅に帰る時に、青いユニフォームを着て泣き崩れているお兄ちゃん達を何人もみたんです。それで、泣き崩れているヤツに対して黄色い服を着たカンガルーの国の人達がすごい冷やかすというか、バカにする感じで。もう腹立ってしょうがなくて。
駅に着いたら駅に着いたで、電車まで時間があったんでいたら、その青い服を着たサポーターの人達がいて。話を聞いてたら、みんな「仕事を辞めてきた」とか。「この4年間、一生懸命働いて、僕はこのオーストラリア戦、初戦しかみられないんだけど、とにかく応援に来た」とか。みんな熱い話をしていて。
そこで、ジーコジャパンについて、どう思うかって話になって。「何の戦術もない」みたいな話をみんなで熱く語っていて、でもこういう人達、本当のサッカーファンがいる中で、俺は、マスコミ出る立場だから「これは多少、言わないといけないんじゃないかな」と、当時思ったんですね。
そうしたら、まさかの東京のスタジオに、すぐに引き取られるというね(笑)なんか、ネットでは、「土田、キレた」みたいなことを書かれてて。全然キレてないんですよ…長州小力みたいになりましたけど(笑)
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