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オードリー若林、『内ザワ』エキストラのアドリブに苛立つ「ガチでオデコの押し合いに」

2014.06.22 (Sun)
2014年6月21日放送のニッポン放送系のラジオ番組『オードリーのオールナイトニッポン』(毎週土 25:00 - 27:00)にて、お笑いコンビ・オードリーの若林正恭が、TBS系の番組『内村とザワつく夜』(毎週火 21:00 - 21:54)のエキストラ俳優によるアドリブにイライラしてしまった、と明かした。

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ネチネチと部下を責める上司、という役で再現VTRに出演した若林は、部下役のエキストラがカメラテストでおでこをぶつけてきて、本来はないはずのセリフを言って凄んでくることに驚いてしまった。

さらに本番でも同様のことを行い、ディレクターが「なんて言ってるの?」と暗にやめるように言ってもやめないことに苛立った若林は、おでこを押し返してしまったことを明かした。

その話を芸人仲間・マシンガンズの西堀亮に話をしたところ、「そこは押し返しちゃダメ。芸人だったら、受けて『怖~い』とでも言って笑いに変えなきゃダメだよ」と窘められてしまったという。

さらに西堀が、「若林が総合格闘技が好きで、プロレスを観てないというのが分かる」と語り、若林が苛立つことされても芸人として受けて、笑いに変える、といったことが苦手で、プロレスの「受けの美学」がないことを指摘していたことを語っていた。

若林正恭:この間ね、凄い怖い思いをして。

春日俊彰:どうしたんだよ?

若林正恭:『内村とザワつく夜』で再現VTR撮ってて。

春日俊彰:うん。

若林正恭:『内村とザワつく夜』では、俺、凄いイヤな役をやることが多くて。凄いネチネチ言う人っていう役をやってて。

春日俊彰:普段の若林さんですよね。

若林正恭:まぁね(笑)

春日俊彰:原寸大の若林さんの役ですよね(笑)

若林正恭:近いからノってできる、みたいな(笑)だからキャスティングされてると思うんだけど(笑)

春日俊彰:そうだね(笑)

若林正恭:部下を書類を丸めたので頭を叩きながら、「こういうのは、会社じゃなくて親にならうもんじゃねぇのか?親が悪いんじゃねぇのか?」って言うシーンがあったのよ。

春日俊彰:うん。

若林正恭:そしたら、部下がバーンって立ち上がって。俺のことを無言で顔を近づけて睨むっていうシーンがあって、そこを撮ってたわけ。

春日俊彰:うん。

若林正恭:そしたら、台本は「無言で睨みつける」って書いてるんですよ。それで、「親が悪いんじゃねぇのか」って言ったら、バーンって立ち上がって、俺のおでこにそのエキストラの役者がおでこをゴーンって付けてきて。「親がなんすか!」ってアドリブで凄まれたんですよ(笑)

春日俊彰:うん(笑)

若林正恭:「おい、マジか」って思って(笑)「ウソだろ」って思って。これは、台本が変わってんだと思って、自分のポケットの台本を出して調べたら、「……」なんですよ。

春日俊彰:なるほど。

若林正恭:『無言で、睨みつける部下』で終わりなんですよ。

春日俊彰:うん。

若林正恭:おかしいなって思って。それがカメラテストだったから、まぁ、俺の叩き方がよっぽど腹立って、ノっちゃったのかなって思って。本番はやらないだろうって思ったら、本番もバーンって立って、顔をガーンって近づけて。

春日俊彰:うん。

若林正恭:「親がなんすか!」って言ってきて(笑)これ、もうアドリブ言って売れようとしてんじゃねえかなって思って。「この子、売れようとしてる!」って思って。
春日俊彰:うん。

若林正恭:そしたら、ディレクターも「あのさぁ、何て言ってんの?」って言ったのよ。そしたら、「『親がなんすか』って言ってます」って。ちょっとキレる役だから、トッポイ感じなのよ。

春日俊彰:うん。

若林正恭:ディレクターは、「…う~ん、わかったぁ」って感じだったの。これは、「何て言ってんの?」って言われたってことは、「そのセリフは要らないよ」っていうことを察するかと思ったら、全然察してくれないのよ。

春日俊彰:おぉ。

若林正恭:3テイク目も。「親がなんすか」って言って、おでこもくっついてんだよ。

春日俊彰:うん。

若林正恭:段々、腹立ってきて。こっちも、絶対におでこ外さないようにしようと思って。

春日俊彰:うん。

若林正恭:ガチで、おでこの押し合いになってんの。

春日俊彰:ふふ(笑)

若林正恭:「んん?!」って感じになってんの。

春日俊彰:台本にないね(笑)

若林正恭:うん。それで、「何、この子売れようとしてんの」って思って。それで、そういう感じの場所でもないじゃんって思って。台本通りやって、仕事していきましょうよ…って思ったって話を、(マシンガンズ)西堀(亮)と2人で飲んでてしたのね。

春日俊彰:うん。

若林正恭:そしたら、「お前、それは押し返しちゃダメだよ。俺達は芸人なんだから、やっぱり怖いってことで、現場で笑いにしなきゃダメだよ」って言われて。

春日俊彰:うん。

若林正恭:「カット掛かった瞬間に、『めっちゃ怖いわ~』ってことを言えば良いじゃん。なに、ムキになっておでこで押し返してんだよ」って言われて(笑)

春日俊彰:うん。

若林正恭:そこから、前に心理学者にガチでキレちゃったって話をしたじゃない?(オードリー若林、番組収録中に心理学者にキレて共演者ドン引き「先輩芸人に叱られた」)

春日俊彰:あぁ、したね。

若林正恭:あの話も西堀にしてて。「あの話もそうだけど、受ければいいじゃない」って。

春日俊彰:うん。

若林正恭:俺は総合格闘技をよく観るんだけど、「若林が総合格闘技しか観ないの、分かるわ」って話になって。

春日俊彰:うん。

若林正恭:俺は小学校の時からボクシングが好きで、流行っててテレビ観るくらいだったけど。ボクシング、K-1、総合格闘技って観てきて。プロレスっていうものを、意識してじゃないけど、全く観てこなかったのよ。

春日俊彰:へぇ。

若林正恭:本当に見たことなくて。ゴールデンで小川と橋本がやってて、しこたま後頭部を打ち付けられたのだけチラって覚えてて。

春日俊彰:STOね。

若林正恭:アレ、どういう風になったら勝ちかっていうのも分からなくて。意識せずに、プロレスは観てこなかったの。

春日俊彰:はい、はい。

若林正恭:西堀は、プロレスしか観れないんだって。逆に、総合格闘技を観てると苦しくなって観れないんだって。

春日俊彰:なるほどね。

若林正恭:春日さんは両方観るもんね。…それで、西堀に「若林、プロレスを観てみれば」って言われて。…結局、「受けの美学」っていうのがあるっていうのを西堀くんも言ってて。それは言ってもいいの?

春日俊彰:それは良いでしょ。プロレスが受けで、総合格闘技はどうスカすかっていう、スカシの芸なんじゃない?

若林正恭:だから、俺が総合格闘技しか観ないっていうのが、「分かる」って言われたんだ。

春日俊彰:スカシの人だからね(笑)

若林正恭:はっはっはっ(笑)スカシの人だもんな(笑)「若林のことをちょっとイジろうと思ったら、本当に一つでも論点ズレてると、そこを突いてくるもんな、お前」って言われて(笑)

春日俊彰:ふふ(笑)

若林正恭:「お前、本当にヒョードルみたいな絡み方するなって思うとき、あるもん」って言われて。

春日俊彰:組み立てが出来ないんだろうね、若林さんは。「ローから入って…」とか(笑)

若林正恭:受けてくれないからね(笑)

春日俊彰:スカシの芸なんじゃない?(笑)

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タグ : オードリー,若林正恭,春日俊彰,

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