TOP ≫ タモリのオールナイトニッポン ≫ タモリ、ヨットを持つきっかけになった森繁久彌の一言「趣味は高尚な物を持たねばいけません」
タモリ、ヨットを持つきっかけになった森繁久彌の一言「趣味は高尚な物を持たねばいけません」
2014.06.14 (Sat)
2014年06月13日放送のニッポン放送系のラジオ番組『タモリのオールナイトニッポンGOLD』にて、タモリが、趣味であるヨットやクルーザーなどの船に乗ることを始めたきっかけについて語っていた。
森繁久彌大全集

タモリは、森繁久彌主演のドラマ『三男三女婿一匹』に出演した際、森繁が持っていた船の雑誌を見たくて仕方がなかったそうだ。その様子を見た森繁は、「船に興味があるのか?」と質問し、タモリは「船を持つことが夢です」と若かりし日のタモリは答えた。
そこで森繁は、パンツ一枚でイグアナのモノマネをするといった芸をしていたタモリに「仕事はどんなことをしていても良い。でも、趣味は高尚な物を持たねばいけません」と教えたと、と語っていた。
辛坊治郎:クルーザーはいつから乗り始めたんですか?
タモリ:この世界に入って、ようやく持てるようになったのが、20何年前ですかね。
辛坊治郎:はい。
タモリ:この世界に入って、森繁久彌さんが船が好きじゃないですか。
辛坊治郎:ヨットですよね。
タモリ:それで、森繁さん主演のドラマで、僕がほんのチョイ役のドラマがあったんですよ。
辛坊治郎:はい。
タモリ:それで、森繁さんとどういうわけか、本読みって言って台本を読むときがあったんですけど、隣の席だったんですよ。森繁さんって、ワケ分からんことを言いながら入ってくるんですよね。
辛坊治郎:えぇ。
タモリ:夏なんかは、汗をかきながら「いやぁ、暑いね」って。「おい、タオルは無いのか?…おい、タモリ。夏は黒い車はいけないね」って。ワケが分からないんですよ(笑)
辛坊治郎:今、目の前に森繁さんが蘇った(笑)
タモリ:それで、台本の他に、船の本を持ってきてて。台本よりもそれを読んでるんですよ。それを見たくて見たくてしょうがないんですよ。
辛坊治郎:はい。
タモリ:それで、もう読み終わってたから。森繁さんがパッと見て。「お前、ヨットに興味あるのか?」って言うから、「僕は正直に言いますけど、ヨットを持つことが夢です」と。
辛坊治郎:はい。
タモリ:「お前ね、パンツ一枚でなんだ?イグアナか?」って。よく見てるな、この人って思って(笑)
辛坊治郎:ふふ(笑)
タモリ:「まぁ、仕事だから何をやっても良い。でもね、趣味だけは高尚な物を持たなければいけませんよ」って。
辛坊治郎:はい。
タモリ:「ヨット、良いじゃない。なぁ。良い趣味だよ。お前は分からないと思うけど、夕暮れに向かって沖に向かってヨットを出すんですよ。そうすると、夕日が沈むね。その頃になるとね、女は貞操観念ありませんよ」って(笑)どこが高尚な趣味なんだよって(笑)
辛坊治郎:はっはっはっ(笑)モチベーションは高まりますね(笑)
タモリ:「ホントか」と思って(笑)「これは良いなぁ」って思って(笑)
辛坊治郎:それは夜間走れる船じゃないとダメですね(笑)
タモリ:それでついに船を持ったんですけども。
【関連記事】
タモリ「やる気のある者は去れ」という言葉の真意「やる気のある者は中心しか見ていない」
遅咲きのタモリが語る、芸能界に上手く入りこんだ方法「俺の本当の芸は"なりすまし"」
タモリが語る、博学で幅広い知識を身につけたワケ「なりすまし芸のため」
森繁久彌大全集

タモリは、森繁久彌主演のドラマ『三男三女婿一匹』に出演した際、森繁が持っていた船の雑誌を見たくて仕方がなかったそうだ。その様子を見た森繁は、「船に興味があるのか?」と質問し、タモリは「船を持つことが夢です」と若かりし日のタモリは答えた。
そこで森繁は、パンツ一枚でイグアナのモノマネをするといった芸をしていたタモリに「仕事はどんなことをしていても良い。でも、趣味は高尚な物を持たねばいけません」と教えたと、と語っていた。
辛坊治郎:クルーザーはいつから乗り始めたんですか?
タモリ:この世界に入って、ようやく持てるようになったのが、20何年前ですかね。
辛坊治郎:はい。
タモリ:この世界に入って、森繁久彌さんが船が好きじゃないですか。
辛坊治郎:ヨットですよね。
タモリ:それで、森繁さん主演のドラマで、僕がほんのチョイ役のドラマがあったんですよ。
辛坊治郎:はい。
タモリ:それで、森繁さんとどういうわけか、本読みって言って台本を読むときがあったんですけど、隣の席だったんですよ。森繁さんって、ワケ分からんことを言いながら入ってくるんですよね。
辛坊治郎:えぇ。
タモリ:夏なんかは、汗をかきながら「いやぁ、暑いね」って。「おい、タオルは無いのか?…おい、タモリ。夏は黒い車はいけないね」って。ワケが分からないんですよ(笑)
辛坊治郎:今、目の前に森繁さんが蘇った(笑)
タモリ:それで、台本の他に、船の本を持ってきてて。台本よりもそれを読んでるんですよ。それを見たくて見たくてしょうがないんですよ。
辛坊治郎:はい。
タモリ:それで、もう読み終わってたから。森繁さんがパッと見て。「お前、ヨットに興味あるのか?」って言うから、「僕は正直に言いますけど、ヨットを持つことが夢です」と。
辛坊治郎:はい。
タモリ:「お前ね、パンツ一枚でなんだ?イグアナか?」って。よく見てるな、この人って思って(笑)
辛坊治郎:ふふ(笑)
タモリ:「まぁ、仕事だから何をやっても良い。でもね、趣味だけは高尚な物を持たなければいけませんよ」って。
辛坊治郎:はい。
タモリ:「ヨット、良いじゃない。なぁ。良い趣味だよ。お前は分からないと思うけど、夕暮れに向かって沖に向かってヨットを出すんですよ。そうすると、夕日が沈むね。その頃になるとね、女は貞操観念ありませんよ」って(笑)どこが高尚な趣味なんだよって(笑)
辛坊治郎:はっはっはっ(笑)モチベーションは高まりますね(笑)
タモリ:「ホントか」と思って(笑)「これは良いなぁ」って思って(笑)
辛坊治郎:それは夜間走れる船じゃないとダメですね(笑)
タモリ:それでついに船を持ったんですけども。
【関連記事】
タモリ「やる気のある者は去れ」という言葉の真意「やる気のある者は中心しか見ていない」
遅咲きのタモリが語る、芸能界に上手く入りこんだ方法「俺の本当の芸は"なりすまし"」
タモリが語る、博学で幅広い知識を身につけたワケ「なりすまし芸のため」
同番組の過去記事
| トップページへ |