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爆笑問題・太田、谷村新司に影響を受けて文学に傾倒していた
2014.06.03 (Tue)
2014年06月01日放送のTBSラジオ系のラジオ番組『爆笑問題の日曜サンデー』(毎週日 13:00 - 17:00 )にて、お笑いコンビ・爆笑問題の太田光が、ゲストの谷村新司のラジオ番組に多大なる影響を受けた、と語っていた。
中でも、太田光が文学に傾倒していったきっかけは、学生時代に、谷村がラジオで勧めたという亀井勝一郎の『青春について』という書籍があり、その言葉に影響されたからだ、、と語っていた。
青春について 亀井勝一郎

太田光:僕は、学生時代に谷村さんの『セイ!ヤング』(文化放送)や『青春キャンパス』(文化放送)でね、たまに深い話をされて。
谷村新司:あぁ。
太田光:亀井勝一郎を谷村さんが読んだって話をされてて。亀井勝一郎の言葉にすごく自分は影響を受けたんです。僕が文学に目覚めたのは谷村さんがきっかけですから。
谷村新司:そう?
太田光:亀井勝一郎読んで。
谷村新司:読んだんだ。
太田光:未だにバイブルですから。亀井勝一郎の『青春について』は。
谷村新司:うん、うん。
太田光:その後、亀井勝一郎が好きだった島崎藤村に行って…っていう流れだか。
谷村新司:あぁ、うん。
太田光:本当にそういう意味では、当時の若者に影響を与えた。
谷村新司:うん。
太田光:あの頃は谷村さんのソロアルバムはどっちかっていうと、わりとシャンソン寄りでしたよね?
谷村新司:そうですね。シャンソン、語り歌みたいのをちょっとやっていましたね。
太田光:(山口)百恵ちゃんなんかに書く歌とか、「♪最後のライトは消さないで~」とかは。
谷村新司:『ラストソング』ですね。
太田光:『ラストソング』とかはわりとシャンソンのニオイがあったり。
谷村新司:たぶんあの頃シャンソンってみんなあんまり聴いたことないし、百恵さんと出会って…『銀巴里』(注釈:日本初のシャンソン喫茶。美輪明宏も輩出した)っていうのがあって、百恵さんを絶対に連れて行きたいと思って、あの大変な時期に百恵さんを連れて。
太田光:行ったんですか?
谷村新司:『銀巴里』に行って、その時に金子由香利さんっていう素晴らしいシンガーが、生でそこで歌っているのを一緒に聴いて。百恵さんも「こういう歌があるって、すごいよね」っていうのがその後『ラストソング』のレコーディングのシーンにつながっていく。
太田光:へえ~。
田中裕二:だけどそん時の百恵ちゃんって19、20ですよね?
谷村新司:そうです。
太田光:そうですよね。
田中裕二:それすごくない?
谷村新司:すごいと思いました。それに反応する感性が凄い。
田中裕二:ははは(笑)
太田光:俺もすごいだろう。
田中裕二:亀井勝一郎を読もうって読んで、感動したっていうのが中学生ですからね。
谷村新司:それもすごい。
太田光:あのアルバムは1個物語になっていましたもんね、谷村さんのアルバムは。そのステージに立つ女性の最初から恋をして破れて、最後のステージに立つっていう。それぞれの曲があるんですよ。
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青春について 亀井勝一郎

太田光:僕は、学生時代に谷村さんの『セイ!ヤング』(文化放送)や『青春キャンパス』(文化放送)でね、たまに深い話をされて。
谷村新司:あぁ。
太田光:亀井勝一郎を谷村さんが読んだって話をされてて。亀井勝一郎の言葉にすごく自分は影響を受けたんです。僕が文学に目覚めたのは谷村さんがきっかけですから。
谷村新司:そう?
太田光:亀井勝一郎読んで。
谷村新司:読んだんだ。
太田光:未だにバイブルですから。亀井勝一郎の『青春について』は。
谷村新司:うん、うん。
太田光:その後、亀井勝一郎が好きだった島崎藤村に行って…っていう流れだか。
谷村新司:あぁ、うん。
太田光:本当にそういう意味では、当時の若者に影響を与えた。
谷村新司:うん。
太田光:あの頃は谷村さんのソロアルバムはどっちかっていうと、わりとシャンソン寄りでしたよね?
谷村新司:そうですね。シャンソン、語り歌みたいのをちょっとやっていましたね。
太田光:(山口)百恵ちゃんなんかに書く歌とか、「♪最後のライトは消さないで~」とかは。
谷村新司:『ラストソング』ですね。
太田光:『ラストソング』とかはわりとシャンソンのニオイがあったり。
谷村新司:たぶんあの頃シャンソンってみんなあんまり聴いたことないし、百恵さんと出会って…『銀巴里』(注釈:日本初のシャンソン喫茶。美輪明宏も輩出した)っていうのがあって、百恵さんを絶対に連れて行きたいと思って、あの大変な時期に百恵さんを連れて。
太田光:行ったんですか?
谷村新司:『銀巴里』に行って、その時に金子由香利さんっていう素晴らしいシンガーが、生でそこで歌っているのを一緒に聴いて。百恵さんも「こういう歌があるって、すごいよね」っていうのがその後『ラストソング』のレコーディングのシーンにつながっていく。
太田光:へえ~。
田中裕二:だけどそん時の百恵ちゃんって19、20ですよね?
谷村新司:そうです。
太田光:そうですよね。
田中裕二:それすごくない?
谷村新司:すごいと思いました。それに反応する感性が凄い。
田中裕二:ははは(笑)
太田光:俺もすごいだろう。
田中裕二:亀井勝一郎を読もうって読んで、感動したっていうのが中学生ですからね。
谷村新司:それもすごい。
太田光:あのアルバムは1個物語になっていましたもんね、谷村さんのアルバムは。そのステージに立つ女性の最初から恋をして破れて、最後のステージに立つっていう。それぞれの曲があるんですよ。
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