TOP ≫ 爆笑問題の日曜サンデー ≫ 東尾修、プライドを傷つけられた広岡達朗監督を「優勝胴上げ時に落とそうとしていた」
東尾修、プライドを傷つけられた広岡達朗監督を「優勝胴上げ時に落とそうとしていた」
2014.05.30 (Fri)
2014年05月11日放送のTBSラジオ系のラジオ番組『爆笑問題の日曜サンデー』(毎週日 13:00 - 17:00 )にて、野球解説者である田淵幸一がゲスト出演していた。そこで、当時の西武ライオンズ監督であった広岡達朗監督と東尾修との確執について語っていた。
田淵は、自身や東尾らベテラン選手のプライドを皆の前で平然と傷つける広岡に対し、復讐しよう、と持ちかけたという。「優勝して見返して、胴上げのときに広岡監督を落とそう」という提案に東尾らは乗ったという。
監督論―「人は育つ」ことを選手に教えられた

田淵幸一:僕は広岡さんと一緒にやった時はわからなかったけど、辞めて評論家やって、ダイエーの監督をやった時に、広岡さんの考えがわかったんですよ。
太田光:はい。
田淵幸一:それは何かと言ったら、広岡さんが、1・2軍の選手を集めて、壇上に立って「指針を言います」ってことをやったんです。「私はこうだ」と。
太田光:うん。
田淵幸一:それで、「このチームに最高給取りがいますね」と。最高給、ギャラをもらっている。
太田光:はいはい。
田淵幸一:「それがですね、走れない、守れない。こんなのが最高給をとっていいのですか?」って名前を言わないんですよ。
太田光:うん。
田淵幸一:私、一番前に座っていたら、東尾とか大田とか石毛が俺の顔を見るんですよ。
太田光:ははは(笑)
田淵幸一:それで3人に向かって「俺?」って指をさしたらあいつら「うん」って。
田中裕二:それ『がんばれ!!タブチくん!!』の4コマ漫画だよ。
田淵幸一:そういうのあるよね(笑)
田中裕二:ははは(笑)
田淵幸一:「いいピッチングしても、8回に崩れるピッチャーがいた」と東尾のことを言ったり、「上手い、上手いと言っても大したことないショート」だとか。ボロクソ言われた。
太田光:ええ~。
田淵幸一:あの時はカーッときましたよ、みんな。
太田光:そうでしょう。
田淵幸一:これは1つの手だったんでしょう。いかにベテランを掌握するか。それで我々、ロッカーに帰って、「みんなこいよ」と。「あんなこと言われて、腹立たないか?」「立つよ」「よしわかった。じゃぁ、優勝しよう」って。最下位、最下位のチームが優勝しよう、と。
田中裕二:あぁ。
田淵幸一:「優勝。おまえら頑張って優勝するぞ」と。「その時胴上げするだろう?みんな今から覚えておけよ。ワン、ツー、スリーで落とせ」って。
田中裕二:ははは(笑)
太田光:ははは(笑)
太田光:最高だね。
田中裕二:ははは(笑)
太田光:最高だね。
田淵幸一:うん。
太田光:へえ~。
田淵幸一:そうしたら本当に優勝しちゃったのよ。そうしたら東尾が「田淵さん、落とします?」って。
太田光:悪いな、東尾さん(笑)
田淵幸一:「東尾、ちょっと待て」と。「やっぱりな、倒すのは巨人だ。巨人とやらないとダメだ」と。全国区は、巨人だと。そうしたら58年また優勝して、巨人と戦ったんですよ。
太田光:やっと落とせる、と。
田淵幸一:やっときたってなったら、「東尾ちょっと待て」と。「給料もあがってな、ハワイまで行かせてくれた監督を落としてどうするんだ?」と(笑)そうしたら「田淵さん変わったね」って(笑)
太田光:最高だね。
田中裕二:いい話だね。
田淵幸一:結果が出ると、信頼感っていうは絶対出てきますよ。
太田光:そうでしょうね。
田淵幸一:今でも、広岡さんとたまにしゃべりますけど、まあ長いですね、電話が。
田中裕二:そうですか。
田淵幸一:同じこと3回言いますから。
田中裕二:ははは(笑)
田淵幸一:1回、2回、3回って数えて。
太田光:東尾さんが落とそうとしたのを、「俺が止めたんだ」って。
田淵幸一:全部言いました。
田中裕二:ぶっちゃけないとね。
太田光:ははは(笑)
【関連記事】
野球解説者・田淵幸一が語る、強くなる組織論「腹を割って話し合うところから始めよ」
伊集院光、東尾修による滑舌の悪い野球解説が分かるようになる「スピードラーニングならぬ東尾ラーニング」
徳光和夫、野球中継を切り捨てたテレビ局を批判「視聴率至上主義が野球をダメにした」
田淵は、自身や東尾らベテラン選手のプライドを皆の前で平然と傷つける広岡に対し、復讐しよう、と持ちかけたという。「優勝して見返して、胴上げのときに広岡監督を落とそう」という提案に東尾らは乗ったという。
監督論―「人は育つ」ことを選手に教えられた

田淵幸一:僕は広岡さんと一緒にやった時はわからなかったけど、辞めて評論家やって、ダイエーの監督をやった時に、広岡さんの考えがわかったんですよ。
太田光:はい。
田淵幸一:それは何かと言ったら、広岡さんが、1・2軍の選手を集めて、壇上に立って「指針を言います」ってことをやったんです。「私はこうだ」と。
太田光:うん。
田淵幸一:それで、「このチームに最高給取りがいますね」と。最高給、ギャラをもらっている。
太田光:はいはい。
田淵幸一:「それがですね、走れない、守れない。こんなのが最高給をとっていいのですか?」って名前を言わないんですよ。
太田光:うん。
田淵幸一:私、一番前に座っていたら、東尾とか大田とか石毛が俺の顔を見るんですよ。
太田光:ははは(笑)
田淵幸一:それで3人に向かって「俺?」って指をさしたらあいつら「うん」って。
田中裕二:それ『がんばれ!!タブチくん!!』の4コマ漫画だよ。
田淵幸一:そういうのあるよね(笑)
田中裕二:ははは(笑)
田淵幸一:「いいピッチングしても、8回に崩れるピッチャーがいた」と東尾のことを言ったり、「上手い、上手いと言っても大したことないショート」だとか。ボロクソ言われた。
太田光:ええ~。
田淵幸一:あの時はカーッときましたよ、みんな。
太田光:そうでしょう。
田淵幸一:これは1つの手だったんでしょう。いかにベテランを掌握するか。それで我々、ロッカーに帰って、「みんなこいよ」と。「あんなこと言われて、腹立たないか?」「立つよ」「よしわかった。じゃぁ、優勝しよう」って。最下位、最下位のチームが優勝しよう、と。
田中裕二:あぁ。
田淵幸一:「優勝。おまえら頑張って優勝するぞ」と。「その時胴上げするだろう?みんな今から覚えておけよ。ワン、ツー、スリーで落とせ」って。
田中裕二:ははは(笑)
太田光:ははは(笑)
太田光:最高だね。
田中裕二:ははは(笑)
太田光:最高だね。
田淵幸一:うん。
太田光:へえ~。
田淵幸一:そうしたら本当に優勝しちゃったのよ。そうしたら東尾が「田淵さん、落とします?」って。
太田光:悪いな、東尾さん(笑)
田淵幸一:「東尾、ちょっと待て」と。「やっぱりな、倒すのは巨人だ。巨人とやらないとダメだ」と。全国区は、巨人だと。そうしたら58年また優勝して、巨人と戦ったんですよ。
太田光:やっと落とせる、と。
田淵幸一:やっときたってなったら、「東尾ちょっと待て」と。「給料もあがってな、ハワイまで行かせてくれた監督を落としてどうするんだ?」と(笑)そうしたら「田淵さん変わったね」って(笑)
太田光:最高だね。
田中裕二:いい話だね。
田淵幸一:結果が出ると、信頼感っていうは絶対出てきますよ。
太田光:そうでしょうね。
田淵幸一:今でも、広岡さんとたまにしゃべりますけど、まあ長いですね、電話が。
田中裕二:そうですか。
田淵幸一:同じこと3回言いますから。
田中裕二:ははは(笑)
田淵幸一:1回、2回、3回って数えて。
太田光:東尾さんが落とそうとしたのを、「俺が止めたんだ」って。
田淵幸一:全部言いました。
田中裕二:ぶっちゃけないとね。
太田光:ははは(笑)
【関連記事】
野球解説者・田淵幸一が語る、強くなる組織論「腹を割って話し合うところから始めよ」
伊集院光、東尾修による滑舌の悪い野球解説が分かるようになる「スピードラーニングならぬ東尾ラーニング」
徳光和夫、野球中継を切り捨てたテレビ局を批判「視聴率至上主義が野球をダメにした」
同番組の過去記事
| トップページへ |