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千原ジュニアの天才的な話術による落語が、狩野英孝にすら衝撃を与える「俺も落語でライブやりたい」
2014.05.27 (Tue)
2014年05月26日放送のニッポン放送系のラジオ番組『バカリズムのオールナイトニッポンGOLD』(毎週月 22:00 - 24:00)にて、お笑い芸人のバカリズムが、狩野英孝と2人で飲んだ、と明かしていた。
その飲みの場で狩野英孝は、「落語にハマっている」と語ったという。だが、実際は千原ジュニアの両国国技館ライブで披露した落語『人面疽』(参照:千原ジュニア、『40歳記念ライブ』での落語中に実はトラブル「吐きそうになり、脂汗」)に感動しただけで、他の落語家の演目を見聞きしたりはしていないという。
千原ジュニアの落語が、落語の魅力を全く理解していない狩野にも衝撃を与えたようで、そのライブをきっかけに狩野は「俺も落語でライブをやりたい」と思ったという。
チハラトーク#4
![チハラトーク#4 [DVD]](https://ecx.images-amazon.com/images/I/41prwU-Zm8L._SL160_.jpg)
バカリズム:昨日、夕方くらいにずっと自宅でコントの台本書いてたんですよ。そしたら、狩野英孝からLINEが来まして。どれくらいの人が知ってるか分かりませんが、我がマセキ芸能社が誇る宝ですよね(笑)
あの「ラーメン、つけ麺、ぼくイケメン」というギャグで一世を風靡した。何の脈絡もなく「ラーメン、つけ麺」という2つの麺類を叫んだかと思いきや、さらにその後、麺類を言うわけではなく、なぜか自分の容姿を過大評価した言葉で締めくくり、爆笑を巻き起こす狩野英孝ですよ(笑)
突然、「スタッフ」という単語の"フ"にアクセントを置くことによって、変わった聞こえ方をさせ、爆笑を生む、あの狩野英孝ですよ。我がマセキ芸能社の宝ですよ。その後輩なんですけど、突然、LINEがあって。「何してます?」って。
それで、「コントの台本書いてたよ」って言ったら、「何時くらいに書き終わります?」って来たんですね(笑)それは分からないけど、ご飯の誘いかなって思って、「ご飯行く?」って返したんですよ。そしたら「行きましょう」って。それで、とりあえず「僕の行きつけのお店があるんで、そこで飲んでます」って。そこに準備して行くよって言って。
お店は、狩野がよく行く店らしくって、隠れ家的なお店で。そんなに大きなお店でなくて、店長さんと顔見知りでよくしてもらってる感じのお店なんですね。「ここ、よく来るんですよ」「良い感じのお店だね」って。
それで狩野が「そういえば僕、今、落語にハマってるんですね」って言い出したんです。「あぁ、そうなんだ。珍しいね。狩野みたいなタイプが落語って」って。最近、芸人さんが「落語にハマってる、落語面白い」って話をよく聞くじゃないですか。
「俺は全然、落語を聞いたことないから知らないんだけど、そんな面白いんだ?」って訊いたら、「めっちゃ面白いですよ」と。「落語は、みなさんハマるの分かります」って。
俺は、落語を本当に聞いたことがなくて。唯一聞いたことがあるのが、過去に、千原ジュニアさんがやってた落語を見たことがあるんですよ。それは、『チハラトーク』かなんかの、DVDで観たんですよ。たまたまトークの流れで、「ちょっとやってみてよ」ってせいじさんに言われてやった落語(注釈:チハラトーク#4に収録されており、演目は『死神』)が唯一、俺がちゃんと落語を観たのがそれなんですよ。それは凄い面白くて。
ジュニアさんがやってる落語は、凄い面白くて。ジュニアさんが上手いっていうのもあるし、噺も面白かったから。「それ、凄い面白かった」って言ったら、狩野が「まさにそれで。この間、ジュニアさんのライブを観に行ったんですよ」って。
最近、ジュニアさんが大きいところでやられてたじゃないですか(注釈:両国国技館で開催された、千原ジュニア40歳誕生日LIVE)。それで、「それを観に行ったんですよ」って。
5時間くらいあった、と。「普通、5時間もライブやれば、どんなに面白いライブでもダレたりすると思うじゃないですか。そんなことなくて、5時間ずっと面白くて。しかも、その中で落語(演目は『人面疽』)をジュニアさんがやってたんですけど、それがめちゃめちゃ面白くて」って。
俺は一回、ジュニアさんの落語を観たことあったから。それは凄い面白かったから。「それも面白かったんだろうね」って言ったら、めちゃめちゃウケてたんですって。「どういう噺かって言うと…」って、そこから狩野がジュニアさんがやった落語をずっと再現してくれるんですけど、あのジュニアさんが、あれだけの話術を持ったジュニアさんで、しかも評価されてる落語を、狩野のフィルターで聞くと、全く意味が分からないんですね(笑)
「ジュニアさんの膝が突然、喋って…膝が喋るんですよ」って。「何?そういう設定なの?」「そうなんですけど…ちょっと上手く行かないな…それが、凄い面白いんですよ」「ジュニアさんの膝が喋るって設定なの?」「いや…背中も喋るんですよ」って(笑)
「コントだったらありそうだけど、どういう経緯で膝が喋るの?」「それはちょっと分からないんですけど…これがこうなって…こうなって…めっちゃウケてたんですよ」って(笑)ホントに?って(笑)
ジュニアさんが面白いのは知ってるし、絶対にライブ会場もウケてたっていうから、それは当然、面白いって思うんだけど、狩野の説明、全く分からない(笑)「とにかく、面白かったのね?」って。「そうなんですよ」って。
「そこから、落語にハマって」って言うんですけど、「落語とか聞いてんだ?」って訊いたら、「飛行機でたまに落語、流れてるじゃないですか」「そうか、海外ロケとか行くから、そこで聞くんだ?」って。
でも、「それは、別に好きじゃないんですけど」って言うんですよ。「好きじゃないんだ?じゃあ、CDを買って聞くとか、テープを借りて聞くとか?」って訊いたら、「いや、ジュニアさんがこの間やった落語が、まぁ~面白かったんですよ」って。
「ちょっと待って。お前さぁ、落語ハマったって言ってんじゃん?」「はい」「まぁ、分かるんだけど、結局、ジュニアさんの落語だけなの?ハマってるっていうのは」って訊いたら、「はい」と(笑)
それ、ハマってないよねって(笑)でも、それがきっかけで、「俺、落語のライブやりたいと思ったんです」と。ジュニアさんの落語を観て。
「それ、事務所に言ったの?」って言ったら、「言いました。でも、ダメだって言われました」って(笑)そりゃ、そうだろうねって(笑)ライブやるのも大変だからねって。
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千原ジュニアの落語が、落語の魅力を全く理解していない狩野にも衝撃を与えたようで、そのライブをきっかけに狩野は「俺も落語でライブをやりたい」と思ったという。
チハラトーク#4
![チハラトーク#4 [DVD]](https://ecx.images-amazon.com/images/I/41prwU-Zm8L._SL160_.jpg)
バカリズム:昨日、夕方くらいにずっと自宅でコントの台本書いてたんですよ。そしたら、狩野英孝からLINEが来まして。どれくらいの人が知ってるか分かりませんが、我がマセキ芸能社が誇る宝ですよね(笑)
あの「ラーメン、つけ麺、ぼくイケメン」というギャグで一世を風靡した。何の脈絡もなく「ラーメン、つけ麺」という2つの麺類を叫んだかと思いきや、さらにその後、麺類を言うわけではなく、なぜか自分の容姿を過大評価した言葉で締めくくり、爆笑を巻き起こす狩野英孝ですよ(笑)
突然、「スタッフ」という単語の"フ"にアクセントを置くことによって、変わった聞こえ方をさせ、爆笑を生む、あの狩野英孝ですよ。我がマセキ芸能社の宝ですよ。その後輩なんですけど、突然、LINEがあって。「何してます?」って。
それで、「コントの台本書いてたよ」って言ったら、「何時くらいに書き終わります?」って来たんですね(笑)それは分からないけど、ご飯の誘いかなって思って、「ご飯行く?」って返したんですよ。そしたら「行きましょう」って。それで、とりあえず「僕の行きつけのお店があるんで、そこで飲んでます」って。そこに準備して行くよって言って。
お店は、狩野がよく行く店らしくって、隠れ家的なお店で。そんなに大きなお店でなくて、店長さんと顔見知りでよくしてもらってる感じのお店なんですね。「ここ、よく来るんですよ」「良い感じのお店だね」って。
それで狩野が「そういえば僕、今、落語にハマってるんですね」って言い出したんです。「あぁ、そうなんだ。珍しいね。狩野みたいなタイプが落語って」って。最近、芸人さんが「落語にハマってる、落語面白い」って話をよく聞くじゃないですか。
「俺は全然、落語を聞いたことないから知らないんだけど、そんな面白いんだ?」って訊いたら、「めっちゃ面白いですよ」と。「落語は、みなさんハマるの分かります」って。
俺は、落語を本当に聞いたことがなくて。唯一聞いたことがあるのが、過去に、千原ジュニアさんがやってた落語を見たことがあるんですよ。それは、『チハラトーク』かなんかの、DVDで観たんですよ。たまたまトークの流れで、「ちょっとやってみてよ」ってせいじさんに言われてやった落語(注釈:チハラトーク#4に収録されており、演目は『死神』)が唯一、俺がちゃんと落語を観たのがそれなんですよ。それは凄い面白くて。
ジュニアさんがやってる落語は、凄い面白くて。ジュニアさんが上手いっていうのもあるし、噺も面白かったから。「それ、凄い面白かった」って言ったら、狩野が「まさにそれで。この間、ジュニアさんのライブを観に行ったんですよ」って。
最近、ジュニアさんが大きいところでやられてたじゃないですか(注釈:両国国技館で開催された、千原ジュニア40歳誕生日LIVE)。それで、「それを観に行ったんですよ」って。
5時間くらいあった、と。「普通、5時間もライブやれば、どんなに面白いライブでもダレたりすると思うじゃないですか。そんなことなくて、5時間ずっと面白くて。しかも、その中で落語(演目は『人面疽』)をジュニアさんがやってたんですけど、それがめちゃめちゃ面白くて」って。
俺は一回、ジュニアさんの落語を観たことあったから。それは凄い面白かったから。「それも面白かったんだろうね」って言ったら、めちゃめちゃウケてたんですって。「どういう噺かって言うと…」って、そこから狩野がジュニアさんがやった落語をずっと再現してくれるんですけど、あのジュニアさんが、あれだけの話術を持ったジュニアさんで、しかも評価されてる落語を、狩野のフィルターで聞くと、全く意味が分からないんですね(笑)
「ジュニアさんの膝が突然、喋って…膝が喋るんですよ」って。「何?そういう設定なの?」「そうなんですけど…ちょっと上手く行かないな…それが、凄い面白いんですよ」「ジュニアさんの膝が喋るって設定なの?」「いや…背中も喋るんですよ」って(笑)
「コントだったらありそうだけど、どういう経緯で膝が喋るの?」「それはちょっと分からないんですけど…これがこうなって…こうなって…めっちゃウケてたんですよ」って(笑)ホントに?って(笑)
ジュニアさんが面白いのは知ってるし、絶対にライブ会場もウケてたっていうから、それは当然、面白いって思うんだけど、狩野の説明、全く分からない(笑)「とにかく、面白かったのね?」って。「そうなんですよ」って。
「そこから、落語にハマって」って言うんですけど、「落語とか聞いてんだ?」って訊いたら、「飛行機でたまに落語、流れてるじゃないですか」「そうか、海外ロケとか行くから、そこで聞くんだ?」って。
でも、「それは、別に好きじゃないんですけど」って言うんですよ。「好きじゃないんだ?じゃあ、CDを買って聞くとか、テープを借りて聞くとか?」って訊いたら、「いや、ジュニアさんがこの間やった落語が、まぁ~面白かったんですよ」って。
「ちょっと待って。お前さぁ、落語ハマったって言ってんじゃん?」「はい」「まぁ、分かるんだけど、結局、ジュニアさんの落語だけなの?ハマってるっていうのは」って訊いたら、「はい」と(笑)
それ、ハマってないよねって(笑)でも、それがきっかけで、「俺、落語のライブやりたいと思ったんです」と。ジュニアさんの落語を観て。
「それ、事務所に言ったの?」って言ったら、「言いました。でも、ダメだって言われました」って(笑)そりゃ、そうだろうねって(笑)ライブやるのも大変だからねって。
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