世界は数字で出来ている

2009年01月20日放送の「爆笑問題カーボーイ」にて、田中も出演した『感染列島』について触れられていた。話の発端は、太田が「中に入れてください！妻もいるんです」という田中のセリフを茶化すように何度も繰り返して、田中をからかい始めたこと。

田中には「体…壊すなよ」と、恥ずかしいセリフを言わせていた。「よく(あんな恥ずかしい演技が)出来ますね。あの男(田中が演じた男性)が、一番の病原菌」と、太田は田中の演技についてだめ出しを続けた。

また、「なぜ、あんな長いダウンジャケットを着ていたのか？」と衣装についてもダメだしをしたところ、田中は「衣装合わせの時に、『ひとまわり小さいサイズにします』と言われたけど、本番当日では変わっていなくて、明らかに大きいものを着るハメになった」と裏話を行った。

さらには、番組宣伝で共演した国仲涼子(看護師役であり、田中とは夫婦役)についても話がおよんだ。太田は、「同じ沖縄県出身と言うこともあって、やっぱり仲間由紀恵とは仲が悪いのか？って聞いたら、その後に一切、こっち(太田の方)を見なくなった」と話した。

こうした映画の話をしている中、以下のようなことを太田は田中に頼んでいた。
「演技が認められて、(日本アカデミー賞の)助演男優賞なんか獲っちゃったら、どうする？」と、太田があまりにも壮大な夢について語り出した。田中も、「もし貰えるなら、そりゃあ、もらいますよ」と夢を膨らませていた。

そして、太田が「スピーチとかするのかな」というと、さらに「ちょっと、俺のこと言ってくださいよ」と少し恥ずかしいお願いをしていた。「『映画の共演者、そして私を生んでくれた両親に感謝します。それから、この場にはいませんが、テレビで観ているであろう私のパートナーである太田くん、ありがとう…』って言ってくださいよ」と、その場の思いつきで原稿まで用意した。

このスピーチに対して、田中は「笑いが起きなさそうだな」と、冷ややかな反応だった。

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