タモリ、芸人でも文化人でもないその不思議な存在が生まれたワケ「仕事以外でも、なりすましてる」
2014.04.23 (Wed)
2014年04月21日放送のニッポン放送系のラジオ番組『タモリの「われらラジオ世代」秘蔵版』にて、タモリが芸人でも文化人でもない、芸能界での不思議な立ち位置を築いた理由について語っていた。
「芸人」として扱われようとすると、「別に芸人じゃないですよ」という顔をして、「文化人」として扱われようとすると、それもまた否定する。そんな常に何かに"なりすましている"ことの結果、タモリという不思議な存在が生まれたことを語っていた。
タモリ2

笑福亭鶴瓶:ビッグ3って言われてるからね。ビッグ3もおもろいのは、たけしさんが一番先輩。その次にさんま。それでタモリさんだから。でも、年もいってるから、なんか君臨してるような感じやからね(笑)
タモリ:ふふ(笑)
笑福亭鶴瓶:ほかは芸人2人で。こっちは芸人じゃない、文化人でもない…
タモリ:その辺がまた上手いんだよね(笑)芸人としての評価をしようと思うと、「私は、別に芸人じゃないですよ」みたいな顔をする。
笑福亭鶴瓶:文化人の顔も、そんなしないねん。
タモリ:うん。
笑福亭鶴瓶:そういうことが、上手いことなりすまして。
タモリ:上手いよね、なりすましが。だから、俺の本当の芸は、なりすましなんだよ(笑)
笑福亭鶴瓶:なりすまし、これは新しい分野やね(笑)
タモリ:新しい分野。
笑福亭鶴瓶:他に誰がいるの?
タモリ:なりすましはいないね(笑)
笑福亭鶴瓶:ほかはみんな潔良いからね。
タモリ:俺、仕事以外も結構、なりすましたね。
笑福亭鶴瓶:なりすまし?
タモリ:なりすましだね。
笑福亭鶴瓶:どういうことですか?
タモリ:飲んでて…レコード会社のヤツと2人で飲んでて。こっち側に学生が2人飲んでるっていうのは分かったの。
笑福亭鶴瓶:うん。
タモリ:この状況を利用して、なりすましてこの2人の学生を騙そうと思ったの。
笑福亭鶴瓶:ほぉ。
タモリ:その状況をずっと探ってたの。
笑福亭鶴瓶:何になりすましたら良いか?
タモリ:そう。何になりすまそうかと思って、結局、俺は名古屋大学の講師ってことで話の流れ上、なりすましたの。
笑福亭鶴瓶:ほぉ。
タモリ:大体、専攻は西洋の文明批評ということになってるんです。その話をずっとしてて。レコード会社のヤツに「だからお前らはダメなんだ」ってずっと言ってたの。
笑福亭鶴瓶:うん。
タモリ:「先生、ウチの会社に人材が不足してますんで、何か良い人材、ありませんかね?」って訊かれて。これは良いって思って。これでいこう、って思って。「お前らは、何で面接とかね、俺とかに頼んでくるんだ?そんなんでお前、学生の質や本質が分かると思ってんのか?これからの社会。絶対分からない」と。「じゃあ、どうしたら良いですか?」って。
笑福亭鶴瓶:うん。
タモリ:「どうしたら良いって、普段から見てるんだよ。人間、気を抜いてる時に、真価が現れるんだから、面接を何回やっても、その人間の真価など絶対に分からない」って。
笑福亭鶴瓶:うん。
タモリ:「どういうことですか?」って訊くから、「だから、こういう風に飲んでる時とか、全体に目を光らせて、良い人材がいる、とか。こういう話をしたらアイツは面白いな、とか。そういうのを集めないと。お前、ただただ自分たちが楽しいから飲んでる。それではダメなんだよ…ね?」って。それで学生と目を合わせたら、「はい!」って全員言うんだよ、コイツらが(笑)
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タモリ2

笑福亭鶴瓶:ビッグ3って言われてるからね。ビッグ3もおもろいのは、たけしさんが一番先輩。その次にさんま。それでタモリさんだから。でも、年もいってるから、なんか君臨してるような感じやからね(笑)
タモリ:ふふ(笑)
笑福亭鶴瓶:ほかは芸人2人で。こっちは芸人じゃない、文化人でもない…
タモリ:その辺がまた上手いんだよね(笑)芸人としての評価をしようと思うと、「私は、別に芸人じゃないですよ」みたいな顔をする。
笑福亭鶴瓶:文化人の顔も、そんなしないねん。
タモリ:うん。
笑福亭鶴瓶:そういうことが、上手いことなりすまして。
タモリ:上手いよね、なりすましが。だから、俺の本当の芸は、なりすましなんだよ(笑)
笑福亭鶴瓶:なりすまし、これは新しい分野やね(笑)
タモリ:新しい分野。
笑福亭鶴瓶:他に誰がいるの?
タモリ:なりすましはいないね(笑)
笑福亭鶴瓶:ほかはみんな潔良いからね。
タモリ:俺、仕事以外も結構、なりすましたね。
笑福亭鶴瓶:なりすまし?
タモリ:なりすましだね。
笑福亭鶴瓶:どういうことですか?
タモリ:飲んでて…レコード会社のヤツと2人で飲んでて。こっち側に学生が2人飲んでるっていうのは分かったの。
笑福亭鶴瓶:うん。
タモリ:この状況を利用して、なりすましてこの2人の学生を騙そうと思ったの。
笑福亭鶴瓶:ほぉ。
タモリ:その状況をずっと探ってたの。
笑福亭鶴瓶:何になりすましたら良いか?
タモリ:そう。何になりすまそうかと思って、結局、俺は名古屋大学の講師ってことで話の流れ上、なりすましたの。
笑福亭鶴瓶:ほぉ。
タモリ:大体、専攻は西洋の文明批評ということになってるんです。その話をずっとしてて。レコード会社のヤツに「だからお前らはダメなんだ」ってずっと言ってたの。
笑福亭鶴瓶:うん。
タモリ:「先生、ウチの会社に人材が不足してますんで、何か良い人材、ありませんかね?」って訊かれて。これは良いって思って。これでいこう、って思って。「お前らは、何で面接とかね、俺とかに頼んでくるんだ?そんなんでお前、学生の質や本質が分かると思ってんのか?これからの社会。絶対分からない」と。「じゃあ、どうしたら良いですか?」って。
笑福亭鶴瓶:うん。
タモリ:「どうしたら良いって、普段から見てるんだよ。人間、気を抜いてる時に、真価が現れるんだから、面接を何回やっても、その人間の真価など絶対に分からない」って。
笑福亭鶴瓶:うん。
タモリ:「どういうことですか?」って訊くから、「だから、こういう風に飲んでる時とか、全体に目を光らせて、良い人材がいる、とか。こういう話をしたらアイツは面白いな、とか。そういうのを集めないと。お前、ただただ自分たちが楽しいから飲んでる。それではダメなんだよ…ね?」って。それで学生と目を合わせたら、「はい!」って全員言うんだよ、コイツらが(笑)
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