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博多大吉が語る、『妖怪ウォッチ』の見事なメディアミックス戦略

2014.04.18 (Fri)
2014年04月16日放送のTBSラジオ系のラジオ番組『たまむすび』(毎週月-金 13:00 - 15:30)にて、お笑いコンビ・博多華丸・大吉の博多大吉が、Nintendo 3DS向けゲーム『妖怪ウォッチ』にハマり、その見事なメディアミックス戦略について語っていた。

妖怪ウォッチ
妖怪ウォッチ

博多大吉:『妖怪ウォッチ』って、何が凄いかって言うと、雑誌(『月刊コロコロコミック』)連載が始まったのが最初なんですよ。

赤江珠緒:うん。

博多大吉:雑誌が始まって、ゲームになって、アニメになったんですよ。

赤江珠緒:おぉ。

博多大吉:それで、雑誌が始まった時も、ゲームが出た時も、そんなに流行ってなかったんですよ。

赤江珠緒:へぇ。

博多大吉:じゃあ、なんで大吉はやってんのかっていうと、僕はファミ通のクロスレビューを参考にして、それで良い点数を付けてるし、ネットを見てたら「『妖怪ウォッチ』は面白いよ」って声が書き込みであったし、出してる会社が、『レベルファイブ』っていう福岡に本社を持つ会社なんですよ。

赤江珠緒:そうなんですか。

博多大吉:地元のヤツなら、それは買いますよ、と。それで買ってプレイしてるんですよ。

赤江珠緒:あぁ。じゃあ、ゲームから大吉さんは入られて。

博多大吉:僕はゲームからです。結局、何が凄いって、漫画が始まって、ゲームが始まって、最終的にアニメが始まったんです。そのアニメから、ドカーンと火が着いたんです。

赤江珠緒:あぁ。

博多大吉:アニメがまず面白い、と。「あれ?ゲームもあるらしい」「っていうか、漫画があるらしいぞ」って感じで、見事に連動したんですよ。

赤江珠緒:へぇ。

博多大吉:メディアミックス戦略ですね。

赤江珠緒:凄いですねぇ。

博多大吉:…Nintendo3DSソフト『妖怪ウォッチ』の月間販売本数のピークを紹介したいと思います。

赤江珠緒:はい。

博多大吉:ちなみに、『妖怪ウォッチ』の発売は、2013年7月です。

赤江珠緒:うん。

博多大吉:早い方には、8月にゲーム終わってるんですよ。

赤江珠緒:うん。

博多大吉:それなのに、このブームですから。これは結構、凄いことだと思うんですけどね。

赤江珠緒:はい。

博多大吉:2013年7月から発売され、累計出荷本数は、90万本なんですって。

赤江珠緒:へぇ。

博多大吉:その中で、最も売れたのは、2014年3月、およそ20万本!

赤江珠緒:へぇ、そうなんですね。

博多大吉:先月です。凄くないですか?去年の夏に発売されたゲームが、半年後くらいに20万本売れるんですよ。

赤江珠緒:20万本?!

博多大吉:一般的にゲームソフトは、発売直後が一番売れるんです。

赤江珠緒:うん。

博多大吉:そこからはまぁ~売れない。いくら口コミで良いって言われても、まぁ売れないんです。これを『妖怪ウォッチ』は超えてきたんですね。

赤江珠緒:えぇ。

博多大吉:ちょっと変わった売れ方でして、アニメ放送が始まって、急に伸びてきて、週に3~5万本売れたんですって。

赤江珠緒:へぇ。

博多大吉:さらに、春休みに入って3月期にドカンと本数が増えて20万本いった、と。

赤江珠緒:うん。

博多大吉:全体で90万本で、全体の1/4が先月だけで売れた、ということですよ。

赤江珠緒:春休みの『妖怪ウォッチ』スタンプラリー福岡にも、参加者2万人超えですよ。

博多大吉:2万人。なかなか頑張ってますよね。

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