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南キャン山里とオードリー若林の番組『たりないふたり』が復活
2014.03.06 (Thu)
2014年03月05日放送のTBSラジオ系のラジオ番組『山里亮太の不毛な議論』(毎週水 25:00 - 27:00)にて、お笑いコンビ・南海キャンディーズの山里亮太が、日本テレビ系で放送されていた番組『たりなふたり』が、『もっとたりないふたり』と番組名を変え、4月11日に復活することを明かしていた。
たりないふたり-山里亮太と若林正恭
![たりないふたり-山里亮太と若林正恭【初回限定版】 [DVD]](http://ecx.images-amazon.com/images/I/51CnpxkfgtL._SL160_.jpg)
山里亮太:私、オードリー・若林くんとコンビを組んでまして。それが『たりなふたり』って番組なんですね。2012年4月から1クール、3ヶ月間番組をやってたんですよ。
この番組が、まぁ大変。超楽しいし、大好きだったんだけど、まぁ大変なの。番組の形式としては、毎回、テーマがある。そのテーマ、たとえば「飲み会をどうやったら逃げれるか」っていうのがあって。飲み会をどうやったら逃げれるかっていう方法を、ずっと語り合う。
それで、語り合って最後に10分間の漫才をやるの。そのテーマに、ちなんだ漫才ね。オン・エアは30分なんだけど、収録は1時間やるの。つまり、1時間の単独ライブじゃない。コーナーがあって、漫才あってで。結構、ガッチリめの。
それを隔週3本撮りっていう(笑)隔週で3回単独ライブやる感じなのね。まぁしんどいですよ。言っても、もうあの頃、俺と若林くん、全然時間合う日がないから。基本毎晩、夜中に2人とスタッフさんチームで会って。朝までやって。俺は汐留の楽屋でゴロンって寝てて、若林くんがその足で帰ったりとか。
時には、俺のルミネの出番の合間に、新宿の近くのカラオケボックスでネタ合わせしたりとかして。もう、スッゴイ若林くん、スパルタだから。ひたすら一緒にいて、スゲェ楽しい時間なの。「本当に楽しい」って。しんどいけど。ライブやるたびに、本当に高ぶるのよ。大好きな時間で。中野サンプラザ2daysで、即完になってね。お客さん、満パンで入ってくれて。
一時、終わってたんですけど、ついにこの春から復活することになりまして。名前が、『もっとたりないふたり』ということで。これは嬉しい。深夜なんですけど、やらせていただけるってことが嬉しくてね。
それと同時に、あの頃の「うわぁ、寝れないし…若林くんが今、俺の台本を受け入れてないって空気をもう一回、味わうのか」って思ってね(笑)若林くんは分かりやすいからね。バーって喋ってて、面白い時は「こうやってこうやって。山里さん、こう動いてもらっていいですか?」ってやるんだけど、ハマってないときは、「そうっすねぇ…はい」で止まった時は、「ダメだ。ハマってない」っていう。超スパルタよ。
漫才の稽古も、10分ネタで1時間くらいやるっていう。これが楽しくて仕方ないんだけどね、毎晩。寝れない毎日が続くんだけど。
2年間で、お互いの関係も色々変わったから、"たりなさ"も、どういう足りなさか、ガラって変わってくると思うし。逃げ回ってばっかりじゃなくて、戦う姿勢の新しいところを見せていかなきゃねって。今は、やっとそこに立てたのよ。でも、最初は違ったのよ。
俺はね、(番組再開を)ひょんなことから知らされたんだけどね。それで、『たりないふたり』の公式ツイッターがあるんだけど、そこに「若林くん、どうする?こんなビッグビジネス」ってつぶやいたのよ。そこに、何がつぶやいても、全然、反応が無いわけ。
何、これって思って。あの子はね、結構、気持ちをパンって切り替える子だから。「ひょっとしたら、若林くんにとっては『たりないふたり』はもう、過去のものなのかしら」って、ちょっと愛人的な感じで思って。「私の逢瀬はどうなったの?」みたいな感じで寂しくなってたの。
オードリーはね、単独ライブやってたんですよね。『オードリーのまんざいたのしい』ね。やったのよ。紀伊國屋ホールだったかな、新宿の。DVDも観たけど、面白いのよ。
それで、面白いから「ヤバイ」と思って。本妻との生活が「やっぱりいいな」っていうのが、見えるわけですよ。俺は浮気相手じゃん。ヤバイなって思って。そしたら案の定、ツイッターで返ってきたのよ。「オードリーでの漫才の余白を見つけて。ここをこうしたらもっと面白くなる」って、凄い嬉しそうにね。
あの子、漫才好きだからさ。見つけっちゃってるのよ。こちとらさ、(相方は)ボクサーじゃない(笑)漫才、してないからさ(笑)あのヒリヒリするような試されてる漫才ね。『たりないふたり』の漫才って、「センターマイクの前に行きたい」ってなるのよ。それをまた味わえるってことで、もうビショビショなのよ。「若ちゃん!」って。もう若ちゃん、全然振り返ってくれないから、1時間焦ったけどね。
オードリーで、もう一段階面白くしたいっていうのはあるみたいで。でも、もう一回、なんとか振り向いてくれましたよ、こっちを。それでやることになったんですけど。「その楽しいオードリーに、こっちを振り向かせたんだから、覚悟は大丈夫ですよね?」って空気を出してるね。
ちょっと若林くんも俺、4月11日から『もっとたりないふたり』が始まりますので、今、並々ならぬ気合を入れてるんで、ぜひみんなに観ていただきたいし、自分で言うのもなんですけど、DVDを観るとスゲェ面白いんですよね。面白いって言ってくれる人も多いし。嬉しいな、これまた出来るのっていうのと同時に、「どうしよう、これを下回ったら」って恐怖。
あの時は感情のままで出来上がったし、漫才も降りてきた時もあるのよ。2日前までできてないけど、ストンって降りてきたりとか。「この1本は、ほぼアドリブで行こう」っていうときもあって。「テーマ決め、お互いにやることだけ決めて、バトンタッチだけときっかけだけ作ってセンターマイクの前に立とう」って漫才もあるのよ。
それがめっちゃ上手くいったときに、脳汁っていうのかな、ドッピュドピュ出るのよ。その分、疲労も半端ないけど。それがまた出来るって、『たりないふたり』のDVDを皆さんが観てくれたり、スタッフさんが集まってくれるおかげですよ。
これ、今はまだ美談っぽいけど、ここからヘロヘロになっていくと思うよ。寝ないし。夜しか会えないしさ、若林くんとは。会議も始まるし、ワクワクするね。『もっとたりないふたり』4月スタートですので。
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たりないふたり-山里亮太と若林正恭
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山里亮太:私、オードリー・若林くんとコンビを組んでまして。それが『たりなふたり』って番組なんですね。2012年4月から1クール、3ヶ月間番組をやってたんですよ。
この番組が、まぁ大変。超楽しいし、大好きだったんだけど、まぁ大変なの。番組の形式としては、毎回、テーマがある。そのテーマ、たとえば「飲み会をどうやったら逃げれるか」っていうのがあって。飲み会をどうやったら逃げれるかっていう方法を、ずっと語り合う。
それで、語り合って最後に10分間の漫才をやるの。そのテーマに、ちなんだ漫才ね。オン・エアは30分なんだけど、収録は1時間やるの。つまり、1時間の単独ライブじゃない。コーナーがあって、漫才あってで。結構、ガッチリめの。
それを隔週3本撮りっていう(笑)隔週で3回単独ライブやる感じなのね。まぁしんどいですよ。言っても、もうあの頃、俺と若林くん、全然時間合う日がないから。基本毎晩、夜中に2人とスタッフさんチームで会って。朝までやって。俺は汐留の楽屋でゴロンって寝てて、若林くんがその足で帰ったりとか。
時には、俺のルミネの出番の合間に、新宿の近くのカラオケボックスでネタ合わせしたりとかして。もう、スッゴイ若林くん、スパルタだから。ひたすら一緒にいて、スゲェ楽しい時間なの。「本当に楽しい」って。しんどいけど。ライブやるたびに、本当に高ぶるのよ。大好きな時間で。中野サンプラザ2daysで、即完になってね。お客さん、満パンで入ってくれて。
一時、終わってたんですけど、ついにこの春から復活することになりまして。名前が、『もっとたりないふたり』ということで。これは嬉しい。深夜なんですけど、やらせていただけるってことが嬉しくてね。
それと同時に、あの頃の「うわぁ、寝れないし…若林くんが今、俺の台本を受け入れてないって空気をもう一回、味わうのか」って思ってね(笑)若林くんは分かりやすいからね。バーって喋ってて、面白い時は「こうやってこうやって。山里さん、こう動いてもらっていいですか?」ってやるんだけど、ハマってないときは、「そうっすねぇ…はい」で止まった時は、「ダメだ。ハマってない」っていう。超スパルタよ。
漫才の稽古も、10分ネタで1時間くらいやるっていう。これが楽しくて仕方ないんだけどね、毎晩。寝れない毎日が続くんだけど。
2年間で、お互いの関係も色々変わったから、"たりなさ"も、どういう足りなさか、ガラって変わってくると思うし。逃げ回ってばっかりじゃなくて、戦う姿勢の新しいところを見せていかなきゃねって。今は、やっとそこに立てたのよ。でも、最初は違ったのよ。
俺はね、(番組再開を)ひょんなことから知らされたんだけどね。それで、『たりないふたり』の公式ツイッターがあるんだけど、そこに「若林くん、どうする?こんなビッグビジネス」ってつぶやいたのよ。そこに、何がつぶやいても、全然、反応が無いわけ。
何、これって思って。あの子はね、結構、気持ちをパンって切り替える子だから。「ひょっとしたら、若林くんにとっては『たりないふたり』はもう、過去のものなのかしら」って、ちょっと愛人的な感じで思って。「私の逢瀬はどうなったの?」みたいな感じで寂しくなってたの。
オードリーはね、単独ライブやってたんですよね。『オードリーのまんざいたのしい』ね。やったのよ。紀伊國屋ホールだったかな、新宿の。DVDも観たけど、面白いのよ。
それで、面白いから「ヤバイ」と思って。本妻との生活が「やっぱりいいな」っていうのが、見えるわけですよ。俺は浮気相手じゃん。ヤバイなって思って。そしたら案の定、ツイッターで返ってきたのよ。「オードリーでの漫才の余白を見つけて。ここをこうしたらもっと面白くなる」って、凄い嬉しそうにね。
あの子、漫才好きだからさ。見つけっちゃってるのよ。こちとらさ、(相方は)ボクサーじゃない(笑)漫才、してないからさ(笑)あのヒリヒリするような試されてる漫才ね。『たりないふたり』の漫才って、「センターマイクの前に行きたい」ってなるのよ。それをまた味わえるってことで、もうビショビショなのよ。「若ちゃん!」って。もう若ちゃん、全然振り返ってくれないから、1時間焦ったけどね。
オードリーで、もう一段階面白くしたいっていうのはあるみたいで。でも、もう一回、なんとか振り向いてくれましたよ、こっちを。それでやることになったんですけど。「その楽しいオードリーに、こっちを振り向かせたんだから、覚悟は大丈夫ですよね?」って空気を出してるね。
ちょっと若林くんも俺、4月11日から『もっとたりないふたり』が始まりますので、今、並々ならぬ気合を入れてるんで、ぜひみんなに観ていただきたいし、自分で言うのもなんですけど、DVDを観るとスゲェ面白いんですよね。面白いって言ってくれる人も多いし。嬉しいな、これまた出来るのっていうのと同時に、「どうしよう、これを下回ったら」って恐怖。
あの時は感情のままで出来上がったし、漫才も降りてきた時もあるのよ。2日前までできてないけど、ストンって降りてきたりとか。「この1本は、ほぼアドリブで行こう」っていうときもあって。「テーマ決め、お互いにやることだけ決めて、バトンタッチだけときっかけだけ作ってセンターマイクの前に立とう」って漫才もあるのよ。
それがめっちゃ上手くいったときに、脳汁っていうのかな、ドッピュドピュ出るのよ。その分、疲労も半端ないけど。それがまた出来るって、『たりないふたり』のDVDを皆さんが観てくれたり、スタッフさんが集まってくれるおかげですよ。
これ、今はまだ美談っぽいけど、ここからヘロヘロになっていくと思うよ。寝ないし。夜しか会えないしさ、若林くんとは。会議も始まるし、ワクワクするね。『もっとたりないふたり』4月スタートですので。
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