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マツコ・デラックスが語る、明石家さんまに言われて泣いて喜んだ一言
2014.02.20 (Thu)
2014年02月19日放送のTBSラジオ系のラジオ番組『山里亮太の不毛な議論』(毎週水 25:00 - 27:00)にて、マツコ・デラックス(以下、マツコ)がゲスト出演していた。そこで、フジテレビ系の番組『ホンマでっか!?TV』(毎週水 21:00 - 21:54)で共演するお笑い芸人・明石家さんまに言われて泣いて喜んだ一言について語っていた。
本人vol.11

マツコ:私は芸人さんと仕事するときは、凄い緊張してるよ。
山里亮太(以下、山里):何故ですか?
マツコ:芸人さんの培ってきたルールとか、美意識・様式美みたいなものがあるじゃない?それを崩してまで、自己主張したいとは思わないのよ。
山里:あぁ。たしかに、スゲェ気を遣ってくれてるというか、芸人さんを愛してくれてますよね。
マツコ:そう。私は、芸人さんに対しては、リスペクトがあるのよ。だから、番宣にきた女優に合わせよう、とかは思わないわよ。
山里:あぁ。
マツコ:好きな女優さんもいるけど、女優さんって職業に対して、芸人って職業ほどリスペクトは無いから、緊張せずにいられるわけよ。どんな凄い女優さんでも。
山里:はい。
マツコ:芸人さんはね…。それこそ、志村けんさんとバカ殿で2ショットでコントやった時とかは、自分でもビックリしたんだけど、カット掛かった後に泣いちゃった。
山里:えぇ?!
マツコ:緊張してて、だと思うんだけどね。
山里:解放されて?
マツコ:うん。志村けんと2人だけでコントやってるっていうのが、急にこみ上げてきちゃって。
山里:へぇ。
マツコ:あと、さんまさんと『ホンマでっか!?TV』(フジテレビ系、毎週水 21:00 - 21:54)を何年もやらせてもらってるけど、ここ最近よ、緊張しなくなったの。いつさんまさんに振られるか、とかドキドキしてやってた。
山里:へぇ。
マツコ:ずっと観てくださった人は知ってると思うけど、口数少なかったと思うのよ。
山里:そうですか。
マツコ:ギャラに見合ったこと、やってなかったの、最初は。やっと自分で何かを言うことが、怖くなくなってきた。たとえそれが失敗しちゃったなって思っても、心挫けることなく、次に行けるようになってきた。前は、1回しくじっちゃうと、ダマっちゃってたもん。
山里:へぇ。
マツコ:さんまさんの流儀みたいなものを、私が崩してしまった、というのがね、怖くて。それこそ、『笑っては行けない』も、もう7年くらい出させてもらってるけど、アレだって最初、ダウンタウンさんを笑わせなければいけないっていうことだからね。
山里:そうかぁ。
マツコ:もう、最初とか残尿感が凄くて。何度オシッコ行っても(笑)大変だった、最初は。
山里:この前も、いくつも変化して。
マツコ:収録が伸びて、1個カットされたんだけど、本当は4つやる予定だったのよ。結局、3つだったけど、ほとんど素顔を晒したのよ、私(笑)
山里:あぁ。
マツコ:それくらいのことをやってると、たいがいのことをやっても笑ってくれないから、次はチ○コ出すしかないのかなって。
山里:はっはっはっ(笑)
マツコ:本当に毎回、怖い。あのシーズンになってくると、『電波少年』みたいなもんよね。「うわっ、またディレクター来た」みたいな。
山里:お決まりの人がいるんですね。
マツコ:必ず、「今年はやりたくない」って言って、「いや、やってください」から始まるのよ。
山里:へぇ~。
マツコ:芸人さんに対しては、そうよ。
山里:笑ってくれた時の快感とか、あるんですか?
マツコ:そんな余裕なんか無いわよ。感情が何もない。また次にいかなきゃ、っていうのがあるから。1回、さんまさんがメンバー、先生、全員で完全なスタイルを構築した日があったのよ。
山里:はい。
マツコ:そのとき、さんまさんが『これ、バルセロナみたいやな』って言ってくれたの。サッカーの(FCバルセロナ)。
山里:はい。
マツコ:パスを出してアシストして、ゴールしてっていうのが、さんまさんの中で、完璧に見えたんだろうね。
山里:はい。
マツコ:それを言ってくれた日は、家に帰って泣いた。
山里:そうですか。
マツコ:何年掛かったんだろう…3~4年やって、その言葉をやっと貰えたっていうのがあって。
山里:へぇ。
マツコ:意外とちゃんと仕事してんのよ、私。べらべら喋って、ギャラ泥棒みたいに思ってんだろ?
山里:思ってませんよ(笑)
マツコ:意外と小心者よ。
山里:好き勝手言ってる時もあれば、そういう緊張している時もあるんですね。芸人と一緒にいると、そうなっちゃうんですね。
マツコ:芸人さんの時は、そうだね。
山里:ブラマヨさんはどうですか?
マツコ:凄い。さんまさんがいてくれて、横にいる女も島崎和歌子と磯野貴理子でしょ?それでブラマヨさんじゃない?アレはスキル上がった気がする。あの番組をやってて。
山里:はい。
マツコ:ただただフリートークをするだけじゃない、間合いだとか掛け合いだとかっていうものを、勉強させてもらった。凄い人たちだからさ。
山里:はい。
マツコ:先生方も、アレでしょ。だから、戦場に行くみたいな感じで。今だから言えるけど、『ホンマでっか!?TV』の収録の時って、憂鬱だったもん。
山里:あぁ、そうですか。
マツコ:怖くて。最近、やっとちょっと楽しめるようになった。凄いよ、磯野貴理子さんとかが、うわ~ってなってると、ついていくのがね。ブラマヨさんが、コンって入れちゃうから、その後に私は何も言えないわけ。
山里:あぁ。
マツコ:ブラマヨさんが言ったことに対して、「なんだこのやろう」って言えるようになったけど、それを崩しちゃいけない、さんまさんがどう出るか見なきゃいけないっていうのがあるから、入っていけなかったのよね、最初。やっと最近、小杉さんとか吉田さんが言ったことに対して、くさしたりすることがようやくできるようになったの。
山里:僕も出させていただきましたけど、なかなか入れなかったですよ。
マツコ:凄いよね。もうずっとやってるから、さんまさんとブラマヨさんと、磯野貴理子さんと、和歌ちゃんと私っていうのでずっとやってるからっていうのもあるけど、さんまさんとブラマヨさんと、貴理さん、和歌ちゃん、私の役目みたいなのが段々分かってくるじゃない?
山里:はい。
マツコ:芸人さんじゃないけど、ちょっと芸人さんの世界に足を踏み入れることができたって喜びは感じるね。
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本人vol.11

マツコ:私は芸人さんと仕事するときは、凄い緊張してるよ。
山里亮太(以下、山里):何故ですか?
マツコ:芸人さんの培ってきたルールとか、美意識・様式美みたいなものがあるじゃない?それを崩してまで、自己主張したいとは思わないのよ。
山里:あぁ。たしかに、スゲェ気を遣ってくれてるというか、芸人さんを愛してくれてますよね。
マツコ:そう。私は、芸人さんに対しては、リスペクトがあるのよ。だから、番宣にきた女優に合わせよう、とかは思わないわよ。
山里:あぁ。
マツコ:好きな女優さんもいるけど、女優さんって職業に対して、芸人って職業ほどリスペクトは無いから、緊張せずにいられるわけよ。どんな凄い女優さんでも。
山里:はい。
マツコ:芸人さんはね…。それこそ、志村けんさんとバカ殿で2ショットでコントやった時とかは、自分でもビックリしたんだけど、カット掛かった後に泣いちゃった。
山里:えぇ?!
マツコ:緊張してて、だと思うんだけどね。
山里:解放されて?
マツコ:うん。志村けんと2人だけでコントやってるっていうのが、急にこみ上げてきちゃって。
山里:へぇ。
マツコ:あと、さんまさんと『ホンマでっか!?TV』(フジテレビ系、毎週水 21:00 - 21:54)を何年もやらせてもらってるけど、ここ最近よ、緊張しなくなったの。いつさんまさんに振られるか、とかドキドキしてやってた。
山里:へぇ。
マツコ:ずっと観てくださった人は知ってると思うけど、口数少なかったと思うのよ。
山里:そうですか。
マツコ:ギャラに見合ったこと、やってなかったの、最初は。やっと自分で何かを言うことが、怖くなくなってきた。たとえそれが失敗しちゃったなって思っても、心挫けることなく、次に行けるようになってきた。前は、1回しくじっちゃうと、ダマっちゃってたもん。
山里:へぇ。
マツコ:さんまさんの流儀みたいなものを、私が崩してしまった、というのがね、怖くて。それこそ、『笑っては行けない』も、もう7年くらい出させてもらってるけど、アレだって最初、ダウンタウンさんを笑わせなければいけないっていうことだからね。
山里:そうかぁ。
マツコ:もう、最初とか残尿感が凄くて。何度オシッコ行っても(笑)大変だった、最初は。
山里:この前も、いくつも変化して。
マツコ:収録が伸びて、1個カットされたんだけど、本当は4つやる予定だったのよ。結局、3つだったけど、ほとんど素顔を晒したのよ、私(笑)
山里:あぁ。
マツコ:それくらいのことをやってると、たいがいのことをやっても笑ってくれないから、次はチ○コ出すしかないのかなって。
山里:はっはっはっ(笑)
マツコ:本当に毎回、怖い。あのシーズンになってくると、『電波少年』みたいなもんよね。「うわっ、またディレクター来た」みたいな。
山里:お決まりの人がいるんですね。
マツコ:必ず、「今年はやりたくない」って言って、「いや、やってください」から始まるのよ。
山里:へぇ~。
マツコ:芸人さんに対しては、そうよ。
山里:笑ってくれた時の快感とか、あるんですか?
マツコ:そんな余裕なんか無いわよ。感情が何もない。また次にいかなきゃ、っていうのがあるから。1回、さんまさんがメンバー、先生、全員で完全なスタイルを構築した日があったのよ。
山里:はい。
マツコ:そのとき、さんまさんが『これ、バルセロナみたいやな』って言ってくれたの。サッカーの(FCバルセロナ)。
山里:はい。
マツコ:パスを出してアシストして、ゴールしてっていうのが、さんまさんの中で、完璧に見えたんだろうね。
山里:はい。
マツコ:それを言ってくれた日は、家に帰って泣いた。
山里:そうですか。
マツコ:何年掛かったんだろう…3~4年やって、その言葉をやっと貰えたっていうのがあって。
山里:へぇ。
マツコ:意外とちゃんと仕事してんのよ、私。べらべら喋って、ギャラ泥棒みたいに思ってんだろ?
山里:思ってませんよ(笑)
マツコ:意外と小心者よ。
山里:好き勝手言ってる時もあれば、そういう緊張している時もあるんですね。芸人と一緒にいると、そうなっちゃうんですね。
マツコ:芸人さんの時は、そうだね。
山里:ブラマヨさんはどうですか?
マツコ:凄い。さんまさんがいてくれて、横にいる女も島崎和歌子と磯野貴理子でしょ?それでブラマヨさんじゃない?アレはスキル上がった気がする。あの番組をやってて。
山里:はい。
マツコ:ただただフリートークをするだけじゃない、間合いだとか掛け合いだとかっていうものを、勉強させてもらった。凄い人たちだからさ。
山里:はい。
マツコ:先生方も、アレでしょ。だから、戦場に行くみたいな感じで。今だから言えるけど、『ホンマでっか!?TV』の収録の時って、憂鬱だったもん。
山里:あぁ、そうですか。
マツコ:怖くて。最近、やっとちょっと楽しめるようになった。凄いよ、磯野貴理子さんとかが、うわ~ってなってると、ついていくのがね。ブラマヨさんが、コンって入れちゃうから、その後に私は何も言えないわけ。
山里:あぁ。
マツコ:ブラマヨさんが言ったことに対して、「なんだこのやろう」って言えるようになったけど、それを崩しちゃいけない、さんまさんがどう出るか見なきゃいけないっていうのがあるから、入っていけなかったのよね、最初。やっと最近、小杉さんとか吉田さんが言ったことに対して、くさしたりすることがようやくできるようになったの。
山里:僕も出させていただきましたけど、なかなか入れなかったですよ。
マツコ:凄いよね。もうずっとやってるから、さんまさんとブラマヨさんと、磯野貴理子さんと、和歌ちゃんと私っていうのでずっとやってるからっていうのもあるけど、さんまさんとブラマヨさんと、貴理さん、和歌ちゃん、私の役目みたいなのが段々分かってくるじゃない?
山里:はい。
マツコ:芸人さんじゃないけど、ちょっと芸人さんの世界に足を踏み入れることができたって喜びは感じるね。
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