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伊集院光が語る、不登校となった子供が親に当たり散らす心理

2014.02.18 (Tue)
2014年02月17日放送のTBSラジオ系のラジオ番組『伊集院光 深夜の馬鹿力』(毎週月 25:00 - 27:00)にて、お笑い芸人・伊集院光が、不登校となった子供が周りに当たり散らす心理について分析・解説していた。

伊集院光 自身も不登校児であった経験があり、高校を中退している。その時の経験について経験談を交えて語っていた。

のはなし
のはなし

伊集院光:結局のところ、中2、中3の頃と厄介な感じが変わってないなって思ってね。たとえば僕は、中学・高校と急に学校行かなくなったりしてますんで。そうすると、漠然と自分にイラついてるだけなんですよ。

漠然と自分にイラついてるだけだから、周りは対応のしようがないんですよ。親が「学校に行きなさい」って言っても、「行かなくても良い」って言ってもムカつくじゃないですか。だから結局、出口がないんですよ。

周りの人間からしてみれば、対処の方法なんか何もないわけ。ただただ、ムカついてますから。そういう時って、自分にはクソ甘いですけど、他の人には厳しいですから。

たとえば…学校に行きません、何週間も学校に行きません。「月も変わることだし、明日から行くのはどうかしら」みたいな感じで、もう腫れ物に触るように親は言ってくるわけですよ。もう頭の中で再生しながら、本当に申し訳ないと思いますけど(笑)

その時に、その言い方にムカついてたり、それは分かってるから「うるせぇよ」ってなったりするんです。それで親も「イラっとしたな、コレ」って思うから、「夕御飯は何にする?」ってことを言うじゃないですか。そうすると、「カレー南蛮ソバ」みたいな、ちょっと親の困るヤツを言うんですよ(笑)

それで、親がカレー"うどん"作っちゃったりするんですよ。その時の「ソバっつったじゃん!わざわざ、そっちが何を食べるかって訊いたから、俺はカレー南蛮ソバって言ったのに、これうどんですよね。強力粉を練りに練り、グルテン質に腰を出し、太めの関西圏ではソバよりも人気だという、うどんですよね、これにはソバ粉を使ってませんよね」みたいになりますよね。…本当にゴメンなさい。すいません、ウチに電話を掛けてきたいんですけども(笑)

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