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小沢一郎が分析する「都知事選における細川護煕の敗因」

2014.02.17 (Mon)
2014年02月16日放送のTBSラジオ系のラジオ番組『爆笑問題の日曜サンデー』(毎週日 13:00 - 17:00 )にて、お笑いコンビ・爆笑問題の太田光(以下、太田)と、TBS 中村尚登アナウンサー(以下、中村)、国会担当記者 武田一顯(以下、武田)9日に執行された東京都知事選挙について語っていた。

最後の小沢一郎
最後の小沢一郎

田中:都知事選、舛添さんが当選したわけですけども。

太田:圧倒的でしたね。

田中:雪とか、ソチオリンピックとか、その話題のほうがどうしても先行してしまって。

太田:投票率も低くなったしね。

武田:46 %で、50 %に届きませんでしたからね。投票所にもなかなか行けない。その中で、舛添さんが、200万票以上集めて、当選しました。細川さんは3位でしたね。

太田:うん。

田母神俊雄氏の躍進

武田:宇都宮隆さんは2位で。田母神将軍が60万票。

田中:将軍?(笑)

武田:航空幕僚長の将校ですからね。

太田:若者の票が集まりましたね。

武田:20数%の票を集めましたね。田母神さんは、次に繋がる戦いになりましたね。

太田:はい。

武田:右と左と…って話になると、また怒る人もいるかも知れないけど、極端にそっちに分かれてくる選挙になりましたね。

太田:はい。

中村:田母神さんも、パーセンテージでいくと、若者の数字って獲ってるんですけど、実数にすると若者の投票率は低いですから、そういう意味でいくと、若者はみんな田母神さんを支持してるってわけではないですけどもね。

田中:なるほどね。

太田:若者も、色んな経験を積むと色んな考え方があるって知っていくことになると思いますからね。

田中:うん。

細川護煕の敗因

太田:あと、宇都宮さんと細川さんが、もし1本化できていればっていうのもありますよね。

武田:ちょっともう、どこに行ってしまってるのか分からない、生活の党の小沢一郎さんがね…彼が最も選挙通であることは、落ちぶれても変わらない。

太田:はい。

武田:小沢さんが言ってたのは、「宇都宮・細川 両氏の票を集めても、舛添には勝てない。でも、1本化して『これは勝てるかもしれない』と思わせれば、票は集まる。そういう意味で言えば、特に細川の陣営に1本化への執念・執着心が無かったことこが、今回の選挙の敗因で、惜しいことをした」ってことを言ってましたけどね。その通りなんでしょうね。

太田:はい。

武田:あと、小泉(純一郎)さんが"負けた"というのは、もう有権者が改革・政争・分裂といったものに飽きて疲れてしまった。安定・安心・安全という方にいって欲しいと願ったのではないか、ということが今回の選挙結果ではありますね。

太田:えぇ。

武田:ただ、舛添さんは早くも自民党とぶつかってますね。

田中:そうですね。元々、それで自民党を出た人ですからね。

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