TOPたまむすび ≫ 吉田豪が語る「大沢樹生の自叙伝に書かれている皮肉な結果」

吉田豪が語る「大沢樹生の自叙伝に書かれている皮肉な結果」

2014.01.16 (Thu)
2014年01月15日放送のTBSラジオ系のラジオ番組『たまむすび』(毎週月-金 13:00 - 15:30)にて、大沢樹生の自叙伝『昨夜未明、大沢樹生が死にました…』に書かれている内容が、現在の喜多嶋舞との間の息子が実子ではないという報道について、皮肉な結果をもたらしている、と語っていた。

昨夜未明、大沢樹生が死にました…
昨夜未明、大沢樹生が死にました…

大沢樹生のデビュー前

博多大吉:大沢樹生さんを、吉田豪さんは実は4回インタビューしてるんですって?

吉田豪:4回取材したどころか、2008年に再婚したときには、結婚式にも呼んでもらったんですよ。

赤江珠緒:へぇ。

吉田豪:僕はその時、TBSラジオの『キラキラ』にレギュラー中で、『キラキラ』の忘年会と重なって、僕は忘年会とったんですよ(笑)

赤江珠緒:あらら(笑)

博多大吉:知り合いのこととか考えたら、忘年会の方が(笑)

吉田豪:結婚式、知り合いがほぼいないと思うんですよ(笑)友達テーブル、絶対にないですからね。

赤江珠緒:凄いアイドルでしたもんね。

吉田豪:光GENJI以前から活動していた人ですからね。元々は、お姉ちゃんが小6でジャニーズに応募して、みたいなよくあるパターンだったんですけど、大沢樹生さん自体は芸能界に憧れなくて、プロレスラー志願だったんですよ。

博多大吉:お!プロレスラーに。

吉田豪:お父さんが後楽園ホールの下でうなぎ屋さんやってて、試合の出前についていく形で選手の楽屋に行って、ついでに試合を観ていって、みたいな感じで。

博多大吉:へぇ。

吉田豪:ついでに色んな会場も行ってたみたいで。テリー・ファンクがブッチャーにフォークで刺された試合も生観戦してますって。

博多大吉:あぁ、あの試合も?

吉田豪:77年の試合ですね。ところが、そこまでの体力はないので、プロレスラーは諦めて、でも身体を動かすのはキライじゃなかったので、ジャニーズに入って踊りをやってる内に、楽しいなって思ってみたいな流れです。

博多大吉:プロレス好きとして、理想の家庭ですね。控え室も見られるなんて。

吉田豪:そんな流れもあるから、ブログを見ると西村修選手と一緒に飲んでる記事があったり(笑)

博多大吉:そういう関係はあるんですね。

大沢樹生のジャニーズ時代

吉田豪:最初はイーグルスってグループでデビューして。ロサンゼルスオリンピックのマスコットキャラクター・イーグルサムの主題歌で。

赤江珠緒:イーグルサム!懐かしいな。

吉田豪:「イーグルサム、見てましたよ」って言うと、嫌な顔されるんですけど(笑)全く売れなかったですからね。声変わりする前、13歳で入って、声がヒドイっていうんで、ボーカル全カットされるくらいの辛い思いをしながら。

赤江珠緒:声変わり前なんですね。

吉田豪:全く売れず、解散。中村繁之さんが、ソロデビューして解散してます。その中でも、全くパッとしないから、ジャニーズを辞めると決めて、電話でジャニーさんに「真剣な話がある。時間とってくれないか?」って頼んで。

博多大吉:はい。

吉田豪:「You何?」って言われて。「電話じゃちょっと…大切なことなんで」って言ったら、「今、You言っちゃいなよ」って言われて。「ジャニーズ辞めさせてください」って言って、納得してもらったかなって思って、電話を切った30秒後にジャニーさんから電話掛かってきて、「You、ローラースケート興味ある?」って訊かれて、「興味なくてもやってみない?」って言われて、ローラースケートの特訓をして、光GENJIとして再デビューに至るわけなんです。

博多大吉:へぇ。

赤江珠緒:そこからローラースケートがスタートですか。

吉田豪:ジャニーさんの発想って、完全にどうかしてるんですよ。最初、「ローラースケートをやりながら楽器やったらどうか?」って言ったらしいんですよ(笑)

博多大吉:ほぉ。

吉田豪:その後の、男闘呼組とかのプランとかと全部一緒になっちゃって(笑)

博多大吉:なるほど(笑)

吉田豪:大沢さん、冷静で。「ドラムセットどうすんだよ」って言ってて(笑)

博多大吉:できる楽器はあるにせよ(笑)

吉田豪:大沢さん、こういうのに反発するのは分かるというか。元々、ヤンチャな人なんですよ。小学生の時に、ランドセルを潰して、小4で横浜銀蝿のコピーバンドやるような人で(笑)

博多大吉:凄い早熟な人ですね。

吉田豪:ランドセルを潰すって、初めて聞きましたよ(笑)背負わなくなるっていうのは分かるんですけど、あの人、潰す側で(笑)

博多大吉:ふふ(笑)

吉田豪:そういう人が光GENJIに入って、馴染めるわけがないんですけどね。でも、一回、挫折しているから、調子に乗ったりもせず、だったらしいんですけど。

博多大吉:はい。

吉田豪:94年に脱退するまで、7年活動するんですけど。

赤江珠緒:大人気でしたもんね。

吉田豪:光GENJIを脱退しようと思った原因というのも、また変わった人で。紅白に出て、紅白終わって家に帰ってきた時に、ちょうど映画の『ドアーズ』やってて。ジム・モリソンを大好きになって、「俺はこういう風にならなければ」と思って、光GENJIを辞めるんですよ。

ドアーズ
ドアーズ [Blu-ray]

赤江珠緒:アイドルでは無理ですもんね(笑)

吉田豪:でも、光GENJIをやりながら、ジム・モリソン感をどうだすかって、凄い頑張ってたんですよ、実は。光GENJI時代の本を写真集とか全部集めたんですけど、後期はヤバイですよ。ウィスキーの瓶で頭カチ割って、破片が飛んでる写真とか、そんなのが載ってて。

博多大吉:それ、写真集ですか?

吉田豪:写真集です(笑)「この肉体とこの魂が共存している自分の人生は一度きり」とか、そういうポエムが一緒に載ってるんです。完全にどうかしている(笑)

博多大吉:ふふ(笑)

吉田豪:「俺は今年の始めに今は存在しないある詩人の作品と出会った」みたいな感じです。

博多大吉:『実話ナックルズ』みたいな(笑)

吉田豪:完全に、アウトロー側に入ってしまってるんです。オリバー・ストーン監督の『ドアーズ』の影響で。

博多大吉:うん。そっちに行きたいから、光GENJIを辞めるんですね?

自叙伝出版とその内容

吉田豪:そうなんです。だから退社して。そういう話を聞いてたんですけど、三回目のインタビューが2008年だったんですけど、そこに自叙伝『昨夜未明、大沢樹生が死にました…』って本が出まして。

博多大吉:なんちゅうタイトルですか。

吉田豪:章も全部、DOORSの曲名なんですけど。凄く良い本です。その年のタレント本のベスト5くらいに入る傑作で。帯に「ショーは終わっても人生は続く。初めて語った、脱退の経緯、仕事の不信、離婚の真相、子育ての葛藤、そして昨日までの大沢樹生はここに死んだのだ」って書かれてて。

赤江珠緒:これ、色々とリンクするところありませんか?

吉田豪:今、読み返すと深い、趣深い本なんです。光GENJI時代の話があまりなくて、その後の人生の低迷みたいなものが中心で。

博多大吉:あぁ。

吉田豪:辞めた後が多く書かれてるんです。最初の出版社の人とのミーティングで、タイトルの話になった時に、大沢樹生が「『昨夜未明、大沢樹生が死にました…』くらいのインパクトがあっても良いんじゃないか?」ってことをボソって言ったら、そのままタイトルになったそうで。

博多大吉:そのままですね(笑)

吉田豪:大沢樹生さんには、裏タイトルがあるようで、「昨夜未明、大沢樹生が死にました…本日早朝、大沢樹生が生き返りました」と。

博多大吉:生まれ変わったんだ、というメッセージが込められてるんでしょうね。

吉田豪:この本に出ている奥さんの話とか、全部感慨深いですよ。

赤江珠緒:相当せきららに書かれた本ですね。

吉田豪:今回の騒動、結果的に誰かがウソついてるんじゃないかってことになるんですけど、自叙伝によると、大沢樹生さんの浮気がいきなりバレて。一番モテてた時期らしいんですけどね。喜多嶋舞さんが家にきたら、違う女と一緒にいたところを目撃されたことがあって。それきっかけで1年別れて。大沢さんいわく、「その後は一切、浮気はしてない」って言ってて。

赤江珠緒:ふふ(笑)

吉田豪:その後、7年間、2回ほど別れたりよりを戻した7年目の冬に妊娠を告げられて、出来婚するんです。離婚後、息子さんと二人暮らしを始めるんですけど、その際、息子さんに教えてきた3つの約束っていうのがあるんですけど、それが「誤魔化すな、嘘つくな、弱いヤツをいじめるな」っていうね。

赤江珠緒:うん。

吉田豪:「誤魔化しやウソは、はじめはいくら小さなものでも、放っておけばいずれかならず大きなものになる。1つのウソを隠すために2つウソをつき、2つのウソを隠すために4つのウソをつくようになるんだ。だったら、最初からウソなんてつかなければ良い」と。それを言い続けてきた。その息子さんが生まれた経緯にウソが混じっている可能性がある展開。

博多大吉:まだ分からないですけどね。

【関連記事】
おぎやはぎ×吉田豪 対談「何故おぎやはぎ・小木の毒舌は許されるのか?」

おぎやはぎ「吉田豪が語る樹木希林の凄さ」

吉田豪に学ぶ「プロインタビュアーのインタビュー術」


同番組の過去記事



  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • LINEで送る

タグ : 吉田豪,大沢樹生,,

トップページへ  |  この記事へのリンク  |  たまむすび
次の記事:おぎやはぎ・矢作「ダラしない生活を劇的に改善するたった1つのコツ」

前の記事:ミッツ・マングローブ「オードリー・若林の少年のような笑顔が観られる番組」