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ジブリ・鈴木敏夫「『かぐや姫の物語』は日本版アルプスの少女ハイジ」

2014.01.06 (Mon)
2014年01月05日放送のJFN系列のラジオ番組『鈴木敏夫のジブリ汗まみれ』(毎週日 23:00 - 23:30)にて、ジブリのプロデューサー鈴木敏夫が、『かぐや姫の物語』と『アルプスの少女ハイジ』の共通点について語っていた。

かぐや姫の物語 ビジュアルガイド
かぐや姫の物語 ビジュアルガイド (アニメ関係単行本)

紫吹淳:(かぐや姫の物語で)十二単が次第に脱げていくってシーンありましたよね。

鈴木敏夫:あれなんかね、ハイジの第一話なんですよ。

紫吹淳:え?

鈴木敏夫:アルムの山にやってくるでしょ。そうすると、着ぶくれしていたハイジが、一枚一枚、服を脱いでいく。実は、同じアイデアなんですよ。

紫吹淳:あぁ。

鈴木敏夫:高畑勲と宮﨑駿が『アルプスの少女ハイジ』を作ったんですけど、終わった後に、「いつか日本を舞台に、ハイジをやろう」って。

紫吹淳:あぁ。

鈴木敏夫:それなんですよね、『かぐや姫の物語』ってね。

紫吹淳:はい。

鈴木敏夫:それを知った宮﨑駿は、『かぐや姫の物語』に凄い期待をしてるんですよ。

紫吹淳:はい。

鈴木敏夫:それからね、普通のアニメだったら、色んな人が描くでしょ?色んな人が芝居をつけるから。そうすると、芝居の中身もさることながら、線っていうのも違ってくる。

紫吹淳:はい。

鈴木敏夫:それを統一するために、ある人が普通だと動画って人たちがクリーンナップしていくんです。

紫吹淳:あぁ。

鈴木敏夫:原画の人が描いた線を、全部変えていくんですね。でも、高畑勲監督は、もともとラフに描いた線が良いんだって、そのまま使ってるんです。

紫吹淳:味がありますよね。

鈴木敏夫:なんですかね、その執念は。70、80歳にもなろうというのに。

紫吹淳:若い時にできなかったんですもんね。

鈴木敏夫:全部筆でやりたい、とかね。

紫吹淳:うわぁ、観たい(笑)

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