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爆笑問題・太田×柴田秀一「猪瀬都知事の辞職-政治家のアマチュアとは何か」
2013.12.22 (Sun)
2013年12月20日放送のTBSラジオ系のラジオ番組『爆笑問題の日曜サンデー』(毎週日 13:00 - 17:00)にて、爆笑問題・太田光とアナウンサー・柴田秀一が、医療法人徳洲会グループからの5,000万円受領問題で辞任した猪瀬直樹前都知事について語っていた。
勝ち抜く力 猪瀬直樹

爆笑問題・田中:猪瀬都知事辞任ですけども。
柴田秀一:はい。木曜日にたまたまニュースデスクを午前中にやってて。今日、会見だ、ということで構えてたんですけども
爆笑問題・田中:はい
柴田秀一:結局、最初に出てきて、元気よく立候補するかのような声で(笑)
爆笑問題・太田:ふふ(笑)
柴田秀一:辞める前に、大分みなさん心配したし、騒いだし。それをまず謝罪するのが先じゃないかな、と思ったんですけど。お詫びは大分後でしたね。
爆笑問題・田中:終始、5,000万円のことは(私的に借りたという主張については)変わらずですね。
柴田秀一:はい。私的に借りた、と。
爆笑問題・田中:このまま都政が進まないと、迷惑をかけてしまう、と。それで辞任でしたね。
柴田秀一:一番大きいのは、オリンピック。オリンピックが進まないと困る、と。
爆笑問題・田中:あとは、石原さんに言われた、みたいなね。
柴田秀一:最終的に、石原さんは否定してて。最終的には「辞めた方が良い」と言ったんですけど、それは服務規程違反であるからだと。都に関係しているところからお金を借りてはいけないと、服務規程があるんだ、と。それに反しているから続けられない。つまりは、都庁の職員が守るべき服務規程を、知事が破ってしまったらどうしようもない、ということだったようですけどね。
爆笑問題・太田:徳洲会病院との問題は、続いているんでしょうね。
柴田秀一:はい。徳洲会病院の取り調べは続いてますから、それの告発状も出てますしね。東京電力の病院を廃止した時に、それに代わって徳洲会病院が継続すると。もしそのことについて、何らかのやりとりがあった場合、そう簡単には終わらない話になりますね。
爆笑問題・田中:そうですね。これだけ疑惑がたくさんあって、国民が「黒に近い灰色」って思ってしまってるのは事実じゃないですか。
柴田秀一:5,000万円って金額を、初めて会った人が貸しませんよ(笑)
爆笑問題・太田:カバンに入らないほどね(笑)
爆笑問題・田中:カバンに一生懸命、「いや、入ります」って(笑)
柴田秀一:アレはどういうことだったのかな、と思いますけど、昔から「デパートの袋に政治家が入れて持っていった、持っていかない」だの、そういう"劇場型に金銭のやりとりのことを糾弾される"というのはね(笑)その前に、お金が入る/入らないの前に、どうしてお金を受け取ったかといった話をすべきですよね。
爆笑問題・田中:久々に、政治家でこういう感じのことがやられてましたよね。
柴田秀一:誤魔化されてしまうんですよね。お金が入る/入らないとか、そういうつまらないやりとりに集約してしまうんですよ。
爆笑問題・太田:そこがメインではないですからね。
柴田秀一:なんで5,000万円を借りたのかといったことが分からない。
爆笑問題・田中:そうですね。
爆笑問題・太田:猪瀬さんは、ある意味、吹っ切れたような感じでしたね。ちょっと心配だったじゃないですか。
爆笑問題・田中:そうですね。
爆笑問題・太田:震えてたり、汗が凄かったりとか。
柴田秀一:目がうつろだったりしてましたしね。
爆笑問題・太田:そういう意味では、マスコミも責めづらい感じになってたから。それはそれで良かったのかなって。
爆笑問題・田中:うん。
爆笑問題・太田:「アマチュアだった」って発言に関して言うと、そもそも政治家はアマチュアじゃなきゃいけないっていうことだと思うけどね。本来は、そういうはずなんだけどね。猪瀬さんがどういうつもりで言ったのかは分からないけど。
爆笑問題・田中:うん
爆笑問題・太田:昔は『政治屋』なんて、揶揄される感じで言われてたけどね。プロの政治家は悪いって意味で言われてたんだけどね。その辺は、どういう意味合いで言ってたんだろうか。「アマチュアだった」というのが、良い意味だったのか、それとも悪い意味だったのか。
爆笑問題・田中:ただ、今回のことは「いかにも政治家じゃん」って感じだけどね。
柴田秀一:そうですね。
爆笑問題・田中:プロっぽいよね。ある意味(笑)
柴田秀一:猪瀬さんは、当選した後に、私共のインタビューには、「副知事をやっていて長かったから、石原さんのやり方は全て見てきている」と。「むしろ、自分が主導していた部分もあった」と、自信を持って言ってた。それが「(実は)素人だった」ということかと。
爆笑問題・田中:今回は、このまま収めたい、という会見だったと思いますね。
柴田秀一:都民って、今1,330万人もいるんですよ。有権者1,000万人ですよ。東京都は、韓国の国家予算、12兆円っていう予算があるんですよ。だから、今度選ばれるのは、「自分がなりたいから」って人を選ぶんじゃなくて、本当にキチンと出来る人じゃないと、オリンピックできませんよ。
爆笑問題・田中:投票日は、2月2日か9日が有力視されているみたいですね。
柴田秀一:そうですね。
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勝ち抜く力 猪瀬直樹

うやむやなままでの辞任
爆笑問題・田中:猪瀬都知事辞任ですけども。
柴田秀一:はい。木曜日にたまたまニュースデスクを午前中にやってて。今日、会見だ、ということで構えてたんですけども
爆笑問題・田中:はい
柴田秀一:結局、最初に出てきて、元気よく立候補するかのような声で(笑)
爆笑問題・太田:ふふ(笑)
柴田秀一:辞める前に、大分みなさん心配したし、騒いだし。それをまず謝罪するのが先じゃないかな、と思ったんですけど。お詫びは大分後でしたね。
爆笑問題・田中:終始、5,000万円のことは(私的に借りたという主張については)変わらずですね。
柴田秀一:はい。私的に借りた、と。
爆笑問題・田中:このまま都政が進まないと、迷惑をかけてしまう、と。それで辞任でしたね。
柴田秀一:一番大きいのは、オリンピック。オリンピックが進まないと困る、と。
爆笑問題・田中:あとは、石原さんに言われた、みたいなね。
柴田秀一:最終的に、石原さんは否定してて。最終的には「辞めた方が良い」と言ったんですけど、それは服務規程違反であるからだと。都に関係しているところからお金を借りてはいけないと、服務規程があるんだ、と。それに反しているから続けられない。つまりは、都庁の職員が守るべき服務規程を、知事が破ってしまったらどうしようもない、ということだったようですけどね。
爆笑問題・太田:徳洲会病院との問題は、続いているんでしょうね。
柴田秀一:はい。徳洲会病院の取り調べは続いてますから、それの告発状も出てますしね。東京電力の病院を廃止した時に、それに代わって徳洲会病院が継続すると。もしそのことについて、何らかのやりとりがあった場合、そう簡単には終わらない話になりますね。
爆笑問題・田中:そうですね。これだけ疑惑がたくさんあって、国民が「黒に近い灰色」って思ってしまってるのは事実じゃないですか。
柴田秀一:5,000万円って金額を、初めて会った人が貸しませんよ(笑)
爆笑問題・太田:カバンに入らないほどね(笑)
爆笑問題・田中:カバンに一生懸命、「いや、入ります」って(笑)
柴田秀一:アレはどういうことだったのかな、と思いますけど、昔から「デパートの袋に政治家が入れて持っていった、持っていかない」だの、そういう"劇場型に金銭のやりとりのことを糾弾される"というのはね(笑)その前に、お金が入る/入らないの前に、どうしてお金を受け取ったかといった話をすべきですよね。
爆笑問題・田中:久々に、政治家でこういう感じのことがやられてましたよね。
柴田秀一:誤魔化されてしまうんですよね。お金が入る/入らないとか、そういうつまらないやりとりに集約してしまうんですよ。
爆笑問題・太田:そこがメインではないですからね。
柴田秀一:なんで5,000万円を借りたのかといったことが分からない。
爆笑問題・田中:そうですね。
爆笑問題・太田:猪瀬さんは、ある意味、吹っ切れたような感じでしたね。ちょっと心配だったじゃないですか。
爆笑問題・田中:そうですね。
爆笑問題・太田:震えてたり、汗が凄かったりとか。
柴田秀一:目がうつろだったりしてましたしね。
爆笑問題・太田:そういう意味では、マスコミも責めづらい感じになってたから。それはそれで良かったのかなって。
爆笑問題・田中:うん。
政治家のプロ/アマチュアとは
爆笑問題・太田:「アマチュアだった」って発言に関して言うと、そもそも政治家はアマチュアじゃなきゃいけないっていうことだと思うけどね。本来は、そういうはずなんだけどね。猪瀬さんがどういうつもりで言ったのかは分からないけど。
爆笑問題・田中:うん
爆笑問題・太田:昔は『政治屋』なんて、揶揄される感じで言われてたけどね。プロの政治家は悪いって意味で言われてたんだけどね。その辺は、どういう意味合いで言ってたんだろうか。「アマチュアだった」というのが、良い意味だったのか、それとも悪い意味だったのか。
爆笑問題・田中:ただ、今回のことは「いかにも政治家じゃん」って感じだけどね。
柴田秀一:そうですね。
爆笑問題・田中:プロっぽいよね。ある意味(笑)
柴田秀一:猪瀬さんは、当選した後に、私共のインタビューには、「副知事をやっていて長かったから、石原さんのやり方は全て見てきている」と。「むしろ、自分が主導していた部分もあった」と、自信を持って言ってた。それが「(実は)素人だった」ということかと。
爆笑問題・田中:今回は、このまま収めたい、という会見だったと思いますね。
柴田秀一:都民って、今1,330万人もいるんですよ。有権者1,000万人ですよ。東京都は、韓国の国家予算、12兆円っていう予算があるんですよ。だから、今度選ばれるのは、「自分がなりたいから」って人を選ぶんじゃなくて、本当にキチンと出来る人じゃないと、オリンピックできませんよ。
爆笑問題・田中:投票日は、2月2日か9日が有力視されているみたいですね。
柴田秀一:そうですね。
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