爆笑問題・田中「日藝入試より駿台予備校試験の方が上」発言に太田が激怒
2013.11.20 (Wed)
2013年11月19日放送の「爆笑問題カーボーイ」にて、田中裕二が「日藝(日本大学藝術学部)入試より駿台予備校試験の方が上」と発言したことに対し、太田光が真っ向から反論していた。
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田中「30年前、僕は大久保の予備校に行ってたので、今日ロケで行ったところが通学路だったんですよ」
太田「例の駿台午前部ってヤツですか」
田中「新宿校舎ってところで」
太田「そこがまた名門?」
田中「いや、午前部の中では一番良くなかったんですけどね」
太田「あぁ。ギリギリ東大受かるくらい?」
田中「いや…みんながみんな東大受かるわけではないですけどね」
太田「だって言ってたじゃん。『東大よりも駿台入学試験の方が難しい』って言ってたんだからね」
田中「一回も言ってないよ」
太田「言ってたよ!『ヘタすりゃ東大入るより難しいんだから』って。予備校だろって思ったけどね」
田中「言うわけないよ」
太田「予備校が東大より?ってビックリしたんだから。『駿台の午前部なんていったら、そんじょそこらの大学なんか目じゃないんだから』って」
田中「ふふ(笑)」
太田「『大学なんか蹴って駿台にくるんだから』って。予備校だろって」
田中「いやいや…そうなんですけども(笑)」
太田「『午前部は違うんだから。一緒にしないでくれ、午後部と』って言ってたからね」
田中「それはそうだけど、『ヘタな大学よりは難しい』とは言ってたかもしれないけどね。簡単に入れる大学よりは難しいけどね」
太田「じゃあ、日芸より難しいのか?」
田中「試験自体はそうですよ。ただ倍率は高いからね」
太田「うわっ、最悪だよね」
田中「それはただ、事実を言っただけだからね」
太田「事実?大学だよ?」
田中「日芸のペーパーテストは簡単だったろ?」
太田「簡単じゃないですよ」
田中「2次が大変なわけだから。面接とか小論文とか」
太田「いやいや、難しかったですよ。僕にとっては。僕は1次受かっただけでも、相当、喜んでましたけどね」
田中「そりゃ喜んでも良いんですけど」
太田「俺は入れないと思ってましたから。偏差値的にも」
田中「えぇ」
太田「それなのに、駿台の方が難しい?」
田中「試験はね。午前部の試験」
太田「いやいやいや。それは聞き捨てならない」
田中「それは事実としてそうなんですよ」
太田「事実?」
田中「ただ、日芸は1次試験は結構受かるんだよ。2次でスゲェ落とされるんだから。だから、俺は映画学科も1次受かったけど、2次で落ちたり」
太田「…ショックだなぁ。狭き門ですよ。1次も。じゃあ、僕は駿台に入れないんですか?」
田中「午前部には入れないですよ」
太田「はぁ?!」
田中「日芸の1次が難しいと感じたなら、駿台の午前部は入れないと思います。落ちると思います」
太田「えぇ?」
田中「だって本当にそうなんだもん」
太田「お前のその根拠や自信は何?こっちは天下の大学、悪いけど駿台は予備校なんです」
田中「構成作家の高橋さんの友達で、学習院大学蹴って、駿台に来てた人がいるんだって(笑)それはバカだ(笑)」
太田「駿台って、そんなに偉いの?」
田中「俺はギリギリ午前部受かったんだけどね。自慢じゃないと思って聞いてね」
太田「自慢じゃないのが傷つきますよ。僕は、必死に日藝を受けて大喜びしたんですから」
田中「俺だって喜んだよ」
太田「しかも1次ですよ」
田中「俺は1次合格は、『これは当然だろ』って思ったけどね」
太田「いやぁ…」
田中「『これで落ちたら、無理だ』って思ったからね。ほかは受からないって。日藝の1次は、易しいですよ。でも、2次が大変だから。凄い倍率だからね。結果、凄いんだよ。日藝に入るのは」
太田「ちょっと待って。1次も相当な難関でした。僕のイメージでは」
田中「イメージではね。それは太田さんのイメージだから。難関でしたって」
太田「君の事実、僕の事実って話ね?」
田中「そうそう」
太田「君と僕とは、住む世界が違うってことだ。一般論ですよ、僕が言ってるのは。一般論として、日藝の1次試験も、難しかったですって言ってるんですよ。偏差値でいうと、だいたい、57くらいないとダメってことでしたからね」
田中「それも模試とか予備校によって全然違うから、何をもって57っていうかは、全然違ってきちゃうんですよ。前も話したけど。俺は日藝の1次の偏差値は、おそらく50あるかないかくらいだと思いますよ」
太田「そういう目で見てんだよなぁ。お前さぁ」
田中「周りの友達とかとの会話でもね」
太田「エリートだ」
田中「エリートでもないですよ。僕は東京都立井草高校って、そんなエリートの高校じゃないですよ」
太田「準エリート?(笑)」
田中「西高、藤高っていうのがあるの。それがエリートなの。井草ってのは、その次くらいだったんです」
太田「まぁ、僕はバカ学校でしたからね」
田中「俺は明治とか立教を受けた、色々な比較をして。試験としては、日藝の1次試験は一番簡単だったの。これは本当に簡単だったんですよ」
太田「なんだろうなぁ…この腹が立つ感じ。シラーっと人をドンドン傷つけるの。普通な顔してよく言えるよね」
田中「俺は別に太田さんをバカにしてないですよ。太田さんは、受験勉強全くしなかったって言ってたじゃないですか」
太田「はい」
田中「そんな人が日藝に受かるのって、凄いよ。逆に。だって俺、一浪してんだよ?」
太田「だったら、僕も駿台受かりますよ。軽く受かりますよ。俺は駿台蹴りますね。申し訳ないけど」
田中「ふふ(笑)」
太田「予備校ですから、ただの」
田中「当時僕は、明治の経営と経済、立教の文Aだったかな。早稲田は試験日間違えて受けてないんだけどね」
太田「…『日藝に受からないヤツは、駿台に受からない』っておっしゃりましたよね?」
田中「それはわからないよ。その日の調子もあるし、知ってる問題があるかもしれないから」
太田「『日藝の問題が難しいと感じたなら、駿台は受かりません』って言ったのよ。それが事実ですっておっしゃりましたよね?」
田中「俺は何を事実かと言ったら、俺は両方受けたから、難易度の比較ができるとするなら、日藝の入試は、一番易しいと思った。でも、あれが難しいと感じるなら、駿台の午前部は受からないだろうなって思うのは普通じゃん」
太田「そうか?」
田中「たとえば、柔道の試合やって、埼玉20位の人と戦ったとする。やっと勝てた人が、次に埼玉で優勝した人と戦うとすれば、それは勝てないよって思うだろ?」
太田「ちょっと待ってください。駿台と日藝は、そういうことですか?僕は大学の方が立派だと思います。そこに受かるってことは、ある程度のものだと思ってるんです。1次ですら。申し訳ないですけど、埼玉20位っておっしゃってますけど、僕はそこまで日藝を下に見てないんです。日藝を」
田中「それはズルいよ(笑)」
太田「だって、その例を出したのは、あなたですよ?」
田中「分かりやすい例として出したわけで…」
太田「僕とあなたの違いは、日藝の1次をそこまでのこととして想定してないんですよ」
田中「じゃあ、太田さん。日藝の試験と、東大の試験。両方あります、と。日藝は受かるかもしれないけど、東大は絶対落ちるだろって思うよね?」
太田「僕は、日藝の方が駿台より上に見てるんですよ。あなたの今のたとえは、東大=駿台になってますよ」
田中「極端な例としてね」
太田「僕の思ってることは、逆なんですよ」
田中「駿台は予備校ですよ。日藝というものと、駿台というものを比較してるわけではないからね。日藝という存在と、駿台という存在の比較は、一切してません。その試験のどちらが難しかったか、ってそれだけですよ」
太田「そうですよ」
田中「駿台の方が難しかったんだから、仕方ないじゃん(笑)」
太田「しょうがないじゃんって言われても、僕は理解できないです。どうしても、日藝の試験より、駿台の試験の方が難しいとは思えないんです」
田中「それは受けてないからね」
太田「そんなはずないだろうって思うんですよ」
田中「でも、それがそんなはずあるんですよ。本当なんだもん(笑)」
太田「本当だって決めない方がいいですよ。誰かに殴られるから」
田中「ふふ(笑)」
太田「そのニュアンスで話をしないほうが良いと思いますよ。ぶん殴られますよ(笑)全部勝ちなんです、日藝の。試験も実技も!勝ちなんです!」
田中「それは気持ちだから」
太田「気持ちじゃない!学力的にそう思わない」
田中「思いたくないってことでしょ?」
太田「思わない!」
田中「試験がだよ?」
太田「試験が、です!僕は試験を一生懸命やった者として、認めないです!世間も恐らくそうだと思いますよ。…試験の問題が易しかろうが、そこから絞られるのは上位何人かなんだから、関係ないですよね。駿台の倍率はどれくらいなんですか?午前部とやらは」
田中「それは知らないけども」
太田「そんなに狭き門なんですか?」
田中「そこまでじゃないと思いますよ」
太田「予備校ですもんね!日藝の1次に受かる数、競争倍率より高いってことはないですよね?」
田中「恐らく…」
太田「予備校ってところは、そういうところですから。あなたは、日藝の問題が難しかった僕に、『午前部落ちるね』って言ったんですよ。そんなことないって僕は思います」
田中「それは永久に分からないけどね」
太田「そう思ってた方がいいですよ。この先。大学と予備校なんだから。あなたの思ってる事実は、それほど事実ではないですよ。『お前、午前部は無理ね』って、鼻の穴の膨らんだ感じとか。俺とか萩が傷ついてるんですよ。『萩は、61大学は絶対に無理だよ』とかって」
田中「ふふ(笑)」
太田「萩は技術工業高校で、アイツは結構な60いくつの偏差値をとってたんですよ。受験しなかったけど、『もしかしたら6大学行けたかもしれないね』っていう想像が、何がいけないんですか?そこで『どこの会社のテスト?駿台?』って言って、『それ地方のヤツだよね。足利の』みたいなことを言うから」
田中「会社によって違うから、一概には言えないってだけなんだよ。俺が言いたかったのは、萩にバカなのを自覚しろってことじゃなくて」
太田「どこかにバカにした感じがあるんですよ」
田中「頭の良い/悪いじゃなくて、受験に関して知識が薄いと思ったの。俺は浪人してて、夏期講習行ったり、模擬試験受けたりしてたから」
太田「僕らにも進路指導の先生はついてましたよ。その偏差値だったら、どこが合格ラインとか、知識としてありましたから。僕らのローカルな模試かもしれませんけど、先生が指導してくれてましたから。そういう中で話をしてるんですよ、僕たちは」
田中「うん(笑)」
太田「萩は『意外とデキたんですよ』って話をしてたんです。それなのに話に参加もしてなかったのに『ちょっと待って、萩。それどこの会社のテスト?』みたいなことで、『駿台の偏差値50と足利の50は全然違うから』」
田中「ふふ(笑)」
太田「未だにあの萩のビックリしたような、なんとも言えない悲しそうな目。先輩だし、田中さんに反抗するわけにもいかない。だけど、『大学行けたよ』って言ってる俺にも悪いなぁって思ってる、俺にも申し訳なさそうな目」
田中「はっはっはっ(笑)」
太田「もう許せないんですよ、あなたの世の中感。間違ってると思うよ。自分が圧倒的に正しいって感じ。『だって、事実なんだもん』って、半笑いで言うでしょ?」
田中「まぁ、一番のデータじゃないけど、両方受けた感じでね」
太田「人数が違うから」
田中「それはデータないけど、両方受けたから」
太田「無闇やたらに、『お前は受からない』って言ったんですよ?『アレが難しかったの?』みたいなところから始まって、『だったら駿台の午前部は受からない』って言ったんですよ。それは事実ではないと思いますよ」
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爆笑問題・太田「『私は太田が嫌いです』と一人一人に言われた」
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太田「例の駿台午前部ってヤツですか」
田中「新宿校舎ってところで」
太田「そこがまた名門?」
田中「いや、午前部の中では一番良くなかったんですけどね」
太田「あぁ。ギリギリ東大受かるくらい?」
田中「いや…みんながみんな東大受かるわけではないですけどね」
太田「だって言ってたじゃん。『東大よりも駿台入学試験の方が難しい』って言ってたんだからね」
田中「一回も言ってないよ」
太田「言ってたよ!『ヘタすりゃ東大入るより難しいんだから』って。予備校だろって思ったけどね」
田中「言うわけないよ」
太田「予備校が東大より?ってビックリしたんだから。『駿台の午前部なんていったら、そんじょそこらの大学なんか目じゃないんだから』って」
田中「ふふ(笑)」
太田「『大学なんか蹴って駿台にくるんだから』って。予備校だろって」
田中「いやいや…そうなんですけども(笑)」
太田「『午前部は違うんだから。一緒にしないでくれ、午後部と』って言ってたからね」
田中「それはそうだけど、『ヘタな大学よりは難しい』とは言ってたかもしれないけどね。簡単に入れる大学よりは難しいけどね」
太田「じゃあ、日芸より難しいのか?」
田中「試験自体はそうですよ。ただ倍率は高いからね」
太田「うわっ、最悪だよね」
田中「それはただ、事実を言っただけだからね」
太田「事実?大学だよ?」
田中「日芸のペーパーテストは簡単だったろ?」
太田「簡単じゃないですよ」
田中「2次が大変なわけだから。面接とか小論文とか」
太田「いやいや、難しかったですよ。僕にとっては。僕は1次受かっただけでも、相当、喜んでましたけどね」
田中「そりゃ喜んでも良いんですけど」
太田「俺は入れないと思ってましたから。偏差値的にも」
田中「えぇ」
太田「それなのに、駿台の方が難しい?」
田中「試験はね。午前部の試験」
太田「いやいやいや。それは聞き捨てならない」
田中「それは事実としてそうなんですよ」
太田「事実?」
田中「ただ、日芸は1次試験は結構受かるんだよ。2次でスゲェ落とされるんだから。だから、俺は映画学科も1次受かったけど、2次で落ちたり」
太田「…ショックだなぁ。狭き門ですよ。1次も。じゃあ、僕は駿台に入れないんですか?」
田中「午前部には入れないですよ」
太田「はぁ?!」
田中「日芸の1次が難しいと感じたなら、駿台の午前部は入れないと思います。落ちると思います」
太田「えぇ?」
田中「だって本当にそうなんだもん」
太田「お前のその根拠や自信は何?こっちは天下の大学、悪いけど駿台は予備校なんです」
田中「構成作家の高橋さんの友達で、学習院大学蹴って、駿台に来てた人がいるんだって(笑)それはバカだ(笑)」
太田「駿台って、そんなに偉いの?」
田中「俺はギリギリ午前部受かったんだけどね。自慢じゃないと思って聞いてね」
太田「自慢じゃないのが傷つきますよ。僕は、必死に日藝を受けて大喜びしたんですから」
田中「俺だって喜んだよ」
太田「しかも1次ですよ」
田中「俺は1次合格は、『これは当然だろ』って思ったけどね」
太田「いやぁ…」
田中「『これで落ちたら、無理だ』って思ったからね。ほかは受からないって。日藝の1次は、易しいですよ。でも、2次が大変だから。凄い倍率だからね。結果、凄いんだよ。日藝に入るのは」
太田「ちょっと待って。1次も相当な難関でした。僕のイメージでは」
田中「イメージではね。それは太田さんのイメージだから。難関でしたって」
太田「君の事実、僕の事実って話ね?」
田中「そうそう」
太田「君と僕とは、住む世界が違うってことだ。一般論ですよ、僕が言ってるのは。一般論として、日藝の1次試験も、難しかったですって言ってるんですよ。偏差値でいうと、だいたい、57くらいないとダメってことでしたからね」
田中「それも模試とか予備校によって全然違うから、何をもって57っていうかは、全然違ってきちゃうんですよ。前も話したけど。俺は日藝の1次の偏差値は、おそらく50あるかないかくらいだと思いますよ」
太田「そういう目で見てんだよなぁ。お前さぁ」
田中「周りの友達とかとの会話でもね」
太田「エリートだ」
田中「エリートでもないですよ。僕は東京都立井草高校って、そんなエリートの高校じゃないですよ」
太田「準エリート?(笑)」
田中「西高、藤高っていうのがあるの。それがエリートなの。井草ってのは、その次くらいだったんです」
太田「まぁ、僕はバカ学校でしたからね」
田中「俺は明治とか立教を受けた、色々な比較をして。試験としては、日藝の1次試験は一番簡単だったの。これは本当に簡単だったんですよ」
太田「なんだろうなぁ…この腹が立つ感じ。シラーっと人をドンドン傷つけるの。普通な顔してよく言えるよね」
田中「俺は別に太田さんをバカにしてないですよ。太田さんは、受験勉強全くしなかったって言ってたじゃないですか」
太田「はい」
田中「そんな人が日藝に受かるのって、凄いよ。逆に。だって俺、一浪してんだよ?」
太田「だったら、僕も駿台受かりますよ。軽く受かりますよ。俺は駿台蹴りますね。申し訳ないけど」
田中「ふふ(笑)」
太田「予備校ですから、ただの」
田中「当時僕は、明治の経営と経済、立教の文Aだったかな。早稲田は試験日間違えて受けてないんだけどね」
太田「…『日藝に受からないヤツは、駿台に受からない』っておっしゃりましたよね?」
田中「それはわからないよ。その日の調子もあるし、知ってる問題があるかもしれないから」
太田「『日藝の問題が難しいと感じたなら、駿台は受かりません』って言ったのよ。それが事実ですっておっしゃりましたよね?」
田中「俺は何を事実かと言ったら、俺は両方受けたから、難易度の比較ができるとするなら、日藝の入試は、一番易しいと思った。でも、あれが難しいと感じるなら、駿台の午前部は受からないだろうなって思うのは普通じゃん」
太田「そうか?」
田中「たとえば、柔道の試合やって、埼玉20位の人と戦ったとする。やっと勝てた人が、次に埼玉で優勝した人と戦うとすれば、それは勝てないよって思うだろ?」
太田「ちょっと待ってください。駿台と日藝は、そういうことですか?僕は大学の方が立派だと思います。そこに受かるってことは、ある程度のものだと思ってるんです。1次ですら。申し訳ないですけど、埼玉20位っておっしゃってますけど、僕はそこまで日藝を下に見てないんです。日藝を」
田中「それはズルいよ(笑)」
太田「だって、その例を出したのは、あなたですよ?」
田中「分かりやすい例として出したわけで…」
太田「僕とあなたの違いは、日藝の1次をそこまでのこととして想定してないんですよ」
田中「じゃあ、太田さん。日藝の試験と、東大の試験。両方あります、と。日藝は受かるかもしれないけど、東大は絶対落ちるだろって思うよね?」
太田「僕は、日藝の方が駿台より上に見てるんですよ。あなたの今のたとえは、東大=駿台になってますよ」
田中「極端な例としてね」
太田「僕の思ってることは、逆なんですよ」
田中「駿台は予備校ですよ。日藝というものと、駿台というものを比較してるわけではないからね。日藝という存在と、駿台という存在の比較は、一切してません。その試験のどちらが難しかったか、ってそれだけですよ」
太田「そうですよ」
田中「駿台の方が難しかったんだから、仕方ないじゃん(笑)」
太田「しょうがないじゃんって言われても、僕は理解できないです。どうしても、日藝の試験より、駿台の試験の方が難しいとは思えないんです」
田中「それは受けてないからね」
太田「そんなはずないだろうって思うんですよ」
田中「でも、それがそんなはずあるんですよ。本当なんだもん(笑)」
太田「本当だって決めない方がいいですよ。誰かに殴られるから」
田中「ふふ(笑)」
太田「そのニュアンスで話をしないほうが良いと思いますよ。ぶん殴られますよ(笑)全部勝ちなんです、日藝の。試験も実技も!勝ちなんです!」
田中「それは気持ちだから」
太田「気持ちじゃない!学力的にそう思わない」
田中「思いたくないってことでしょ?」
太田「思わない!」
田中「試験がだよ?」
太田「試験が、です!僕は試験を一生懸命やった者として、認めないです!世間も恐らくそうだと思いますよ。…試験の問題が易しかろうが、そこから絞られるのは上位何人かなんだから、関係ないですよね。駿台の倍率はどれくらいなんですか?午前部とやらは」
田中「それは知らないけども」
太田「そんなに狭き門なんですか?」
田中「そこまでじゃないと思いますよ」
太田「予備校ですもんね!日藝の1次に受かる数、競争倍率より高いってことはないですよね?」
田中「恐らく…」
太田「予備校ってところは、そういうところですから。あなたは、日藝の問題が難しかった僕に、『午前部落ちるね』って言ったんですよ。そんなことないって僕は思います」
田中「それは永久に分からないけどね」
太田「そう思ってた方がいいですよ。この先。大学と予備校なんだから。あなたの思ってる事実は、それほど事実ではないですよ。『お前、午前部は無理ね』って、鼻の穴の膨らんだ感じとか。俺とか萩が傷ついてるんですよ。『萩は、61大学は絶対に無理だよ』とかって」
田中「ふふ(笑)」
太田「萩は技術工業高校で、アイツは結構な60いくつの偏差値をとってたんですよ。受験しなかったけど、『もしかしたら6大学行けたかもしれないね』っていう想像が、何がいけないんですか?そこで『どこの会社のテスト?駿台?』って言って、『それ地方のヤツだよね。足利の』みたいなことを言うから」
田中「会社によって違うから、一概には言えないってだけなんだよ。俺が言いたかったのは、萩にバカなのを自覚しろってことじゃなくて」
太田「どこかにバカにした感じがあるんですよ」
田中「頭の良い/悪いじゃなくて、受験に関して知識が薄いと思ったの。俺は浪人してて、夏期講習行ったり、模擬試験受けたりしてたから」
太田「僕らにも進路指導の先生はついてましたよ。その偏差値だったら、どこが合格ラインとか、知識としてありましたから。僕らのローカルな模試かもしれませんけど、先生が指導してくれてましたから。そういう中で話をしてるんですよ、僕たちは」
田中「うん(笑)」
太田「萩は『意外とデキたんですよ』って話をしてたんです。それなのに話に参加もしてなかったのに『ちょっと待って、萩。それどこの会社のテスト?』みたいなことで、『駿台の偏差値50と足利の50は全然違うから』」
田中「ふふ(笑)」
太田「未だにあの萩のビックリしたような、なんとも言えない悲しそうな目。先輩だし、田中さんに反抗するわけにもいかない。だけど、『大学行けたよ』って言ってる俺にも悪いなぁって思ってる、俺にも申し訳なさそうな目」
田中「はっはっはっ(笑)」
太田「もう許せないんですよ、あなたの世の中感。間違ってると思うよ。自分が圧倒的に正しいって感じ。『だって、事実なんだもん』って、半笑いで言うでしょ?」
田中「まぁ、一番のデータじゃないけど、両方受けた感じでね」
太田「人数が違うから」
田中「それはデータないけど、両方受けたから」
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