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小島慶子×ミッツ・マングローブ「周囲はそんなにあなたに期待していない」
2013.10.27 (Sun)
2013年10月23日放送の「小島慶子のオールナイトニッポン(ANN)GOLD」にて、人生に悩む人への"処方箋"について語っていた。
気の持ちようの幸福論 小島慶子

小島慶子「『人生に不安があってはならない』『モヤモヤがあってはならない』って思ってしまうと、潔癖症になってしまって苦しいじゃん」
ミッツ・マングローブ「本当にそう」
小島慶子「多少、『みんなモヤモヤしたり、なんだかなぁって思いながら生きているもんなんだよ』っていう。それが普通だっていうのも、必要な時があるよね」
ミッツ・マングローブ「希望を持ちすぎると、人って絶望しやすくなるのね」
小島慶子「うん」
ミッツ・マングローブ「自分に向き合わない方が良い(小島慶子「行き過ぎた内省=自傷行為だ」)っていうのは、そこもあるんだけどね」
小島慶子「うん」
ミッツ・マングローブ「自分の人生とか、生活とか周りの環境に期待し過ぎると、どんどん期待値が高くなってしまって、『こんなはずではない』とか、『なんでこう上手くいかないんだろう』って、腹が立つことばっかりになってしまうのよね」
小島慶子「そうね」
ミッツ・マングローブ「ある程度、『こんなもんだよな、所詮、人生なんて』って思ってた方が、実は幸せになれるよね」
小島慶子「意外とそれって楽しいこともあるし」
ミッツ・マングローブ「逆にそのほうが、最初のハードルが低い分、ちょっとしたことでも楽しく感じるし」
小島慶子「思いがけなく得した、とかあるよね」
ミッツ・マングローブ「そう」
小島慶子「私は、中年になってようやくそれが出来るようになったんですけど、本当に楽になった」
ミッツ・マングローブ「ね。それは子供大人に限らず」
小島慶子「そうね。『不安があっちゃダメ』『苦手があっちゃダメ』『不完全なあなたじゃダメよ』って追い詰めちゃうと、幸せを感知するのが難しい人になってしまうんだよね」
ミッツ・マングローブ「自分が自分に期待するほど、周りはあなたに期待してないよってことなの」
小島慶子「うん」
ミッツ・マングローブ「周りは周りで、自分のことで精一杯だから、そんなにみんな見てないよっていうね」
小島慶子「そう。自分の出来としては、10を理想として4くらいだから、『自分ってダメだな』って思うけど、意外に4の自分で『いいね』って言ってくれる人がいるのよね。意外と期待値が低いから」
ミッツ・マングローブ「うん」
小島慶子「『面白いじゃん』とか『君って楽しいよね』とか意外言ってくれるんで。理想が高すぎると、それさえ聞く耳持てなくなっちゃうっていうのはあるよね」
ミッツ・マングローブ「『この人は敵だ』って思った瞬間に、『この人は100%敵だ』って思えたりするじゃない。そうじゃなくて、結構、曖昧な部分で、人間関係も含めて成り立ってるから」
小島慶子「うん」
ミッツ・マングローブ「敵だと思ってる人も、7割はそんなに自分のことをなんとも思ってない、考えてないよっていうね。24時間の何分の1かだよっていう」
小島慶子「お互いに変わるしね。あと、今、この状況では相手のイヤな面がMAXで感じられるけど、状況が変わったら、違うかもしれないしね」
ミッツ・マングローブ「うん」
小島慶子「留保したり、余白の部分を持って人間関係を捉えると、ちょっと楽になるね」
ミッツ・マングローブ「そうね」
小島慶子「生真面目な人が、だいたい、苦しくなっちゃうんだけどね」
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小島慶子「コミュニケーション能力は、マニュアルでは培えない」
気の持ちようの幸福論 小島慶子

ハードルを高くしすぎる人たち
小島慶子「『人生に不安があってはならない』『モヤモヤがあってはならない』って思ってしまうと、潔癖症になってしまって苦しいじゃん」
ミッツ・マングローブ「本当にそう」
小島慶子「多少、『みんなモヤモヤしたり、なんだかなぁって思いながら生きているもんなんだよ』っていう。それが普通だっていうのも、必要な時があるよね」
ミッツ・マングローブ「希望を持ちすぎると、人って絶望しやすくなるのね」
小島慶子「うん」
ミッツ・マングローブ「自分に向き合わない方が良い(小島慶子「行き過ぎた内省=自傷行為だ」)っていうのは、そこもあるんだけどね」
小島慶子「うん」
ミッツ・マングローブ「自分の人生とか、生活とか周りの環境に期待し過ぎると、どんどん期待値が高くなってしまって、『こんなはずではない』とか、『なんでこう上手くいかないんだろう』って、腹が立つことばっかりになってしまうのよね」
小島慶子「そうね」
ミッツ・マングローブ「ある程度、『こんなもんだよな、所詮、人生なんて』って思ってた方が、実は幸せになれるよね」
小島慶子「意外とそれって楽しいこともあるし」
ミッツ・マングローブ「逆にそのほうが、最初のハードルが低い分、ちょっとしたことでも楽しく感じるし」
小島慶子「思いがけなく得した、とかあるよね」
ミッツ・マングローブ「そう」
小島慶子「私は、中年になってようやくそれが出来るようになったんですけど、本当に楽になった」
ミッツ・マングローブ「ね。それは子供大人に限らず」
周囲はそんなにあなたに期待していない
小島慶子「そうね。『不安があっちゃダメ』『苦手があっちゃダメ』『不完全なあなたじゃダメよ』って追い詰めちゃうと、幸せを感知するのが難しい人になってしまうんだよね」
ミッツ・マングローブ「自分が自分に期待するほど、周りはあなたに期待してないよってことなの」
小島慶子「うん」
ミッツ・マングローブ「周りは周りで、自分のことで精一杯だから、そんなにみんな見てないよっていうね」
小島慶子「そう。自分の出来としては、10を理想として4くらいだから、『自分ってダメだな』って思うけど、意外に4の自分で『いいね』って言ってくれる人がいるのよね。意外と期待値が低いから」
ミッツ・マングローブ「うん」
小島慶子「『面白いじゃん』とか『君って楽しいよね』とか意外言ってくれるんで。理想が高すぎると、それさえ聞く耳持てなくなっちゃうっていうのはあるよね」
人間関係に留保、余白を持つことで楽になれる
ミッツ・マングローブ「『この人は敵だ』って思った瞬間に、『この人は100%敵だ』って思えたりするじゃない。そうじゃなくて、結構、曖昧な部分で、人間関係も含めて成り立ってるから」
小島慶子「うん」
ミッツ・マングローブ「敵だと思ってる人も、7割はそんなに自分のことをなんとも思ってない、考えてないよっていうね。24時間の何分の1かだよっていう」
小島慶子「お互いに変わるしね。あと、今、この状況では相手のイヤな面がMAXで感じられるけど、状況が変わったら、違うかもしれないしね」
ミッツ・マングローブ「うん」
小島慶子「留保したり、余白の部分を持って人間関係を捉えると、ちょっと楽になるね」
ミッツ・マングローブ「そうね」
小島慶子「生真面目な人が、だいたい、苦しくなっちゃうんだけどね」
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