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勝間和代が語る「日本人がNISAを始めるべき理由」
2013.10.08 (Tue)
2013年10月06日放送の「爆笑問題の日曜サンデー」にて、勝間和代がゲスト出演していた。そこで、NISA(Nippon Individual Savings Account;少額投資非課税制度)について語っていた。
無理なく続けられる年収10倍アップ時間投資法

勝間和代「NISAとは、株式・投資信託を買ったお金で、年間100万円までの投資については、その配当や儲かったときの売却益が非課税になる制度です」
田中「はい」
勝間和代「100万円何かを買ったとして、配当金が年に2万円くるとします。その年に2万円くる配当を放っておくと、20%の4千円の税金が掛かってしまうんですけどね。これまでは2千円だったんです。その税金が、来年からは4千円に上がるんです」
太田「軽減税率を元に戻すんですよね?」
勝間和代「えぇ。軽減税率を元に戻すので、その時に投資を止めてしまうかもしれないので、それが心配なので優遇措置を作りましょう、と」
田中「はい。でも、100万円までなんだ?」
勝間和代「金持ち優遇制度ではないので、これまで投資信託や株式を始めなかった人が、小さく始めましょう、という話なんです。期間も決まってて、10年間、投資の仕組みは設けるんですけど、非課税になるのは、投資した金額が5年間です。でも、イギリスは延長してますんので、調子が良かったら延長する可能性がありますね」
島田秀平「誰でも簡単にできるんですか?」
勝間和代「20歳以上の方で、住民票があれば誰でも出来ます。ただ、面倒くさいのは、住民票をとって書類を書かなければいけないってところなんですけども」
田中「はい」
勝間和代「さすがに、証券会社や銀行は考えていて、一部の証券会社は、住民票取得の代行サービスをしてくれますから」
太田「そんなことまでしてくれるんですね」
島田秀平「口座作るの面倒くさそうなんですけど、時間ってどれくらい必要ですか?」
勝間和代「せいぜい1週間あればできますね。ただ、資料請求をするじゃないですか。その資料の紙で返送しないんですよ。そこでまた時間掛かってしまうんですね。速やかに返送しましょう」
太田「そうか。本来の目的は、既存の投資家ってよりは、初心者も入りやすくするって意味合いもあるの?」
勝間和代「そうなんです。イギリスですと、1~2年は不調だったんですけど、段々、みなさんやるようになって、9千万口座開いてるんですね」
太田「そうすると、みんなが持ってるお金が市場に出てくるんじゃないかって狙いか」
勝間和代「そうです。直接金融として出てきます。そうすると、良い会社の株は上がるし、そうじゃない株は下がるって、もっと流動化します」
太田「あぁ、なるほど」
島田秀平「『1万円から始められますか?』なんてCMもありましたけども。僕ら投資をやってなかった人たちが始めることで、経済が回っていく、と。そういうことですね?」
勝間和代「そうです。あと、興味を持つってことです。自分で買った投資信託や株は、気になりますから。どういう動きをするか、見るようになりますからね」
太田「あぁ」
勝間和代「1万円以下の分割した投資信託を買うとか、株式も小さく1万円以下のものは買うことはできますから、『1万円から始める』こともできます」
太田「ヘタすりゃ、ボロ儲けできるの?」
勝間和代「ボロ儲けなんか、できませんって(笑)」
太田「パズドラのガンホーとか。物凄い跳ね上がる時とか」
勝間和代「ああいうことがあっても、まず素人がそれを買うことは難しいですね」
太田「分からないか(笑)」
勝間和代「上がったときに、売れるかも分からないですから。だから、NISAというのはどちらかというと長期で持って欲しいんですよ」
太田「なるほど」
勝間和代「たとえば、年間100万円ですから、月々8万円ずつ積み立てて12ヶ月で96万円になるわけですよ」
太田「はい」
勝間和代「でも、8万円が無理としても、月々2万円ずつ、ちょっとずつ買うような仕組みです」
田中「結局、銀行で利子がほとんどつかないから、その代わり、くらいの感覚ですかね」
勝間和代「リスクが少ないものを、ちょっとずつ買う、と」
太田「株に限らないわけでしょ?」
勝間和代「投資信託も買えます」
太田「なるほど」
勝間和代「投資信託も、1つの株だけ買うとリスクが高いので、日経平均全部を買うとか、新興国の株式をちょっとずつ買うとか、そういう投資信託もあるんですね」
太田「へぇ」
勝間和代「バラエティのある投資信託で、外貨に対する投資も簡単にできるようになっているんです」
太田「それが結局、どこの証券会社とか銀行で開くかによって、その種類も変わるんですよね?」
勝間和代「これ、1社しか開けないんですね。だから、どこの証券会社や銀行も、奪い合いなんです。それで、『口座開くだけで2千円キックバック』とかもあるんです」
太田「ふぅん」
田中「運が良くて、100万円が1億円になったとして、その時に一切、税金はかからないの?」
勝間和代「買い付け価格からなので、5年以内に売却していれば」
太田「入り口は誰でも簡単にできますよってしてあるけど、そこから先は結構、複雑で技術が必要だよね?」
勝間和代「私のオススメは、儲けるというよりは、先ほど申し上げたように、月々定額を地道に積み立てる、と」
太田「あぁ」
勝間和代「そうすると、安いときはたくさん買えて、高い時にはちょっとしか買わないので、自動的にかなり平均が低くなるんですね」
太田「あぁ」
勝間和代「そうすると、上がらなくても、上がったり下がったりするだけで、ちょっとずつ儲かるんです」
太田「うん」
江藤愛アナ「儲けようとしない、ちょっとした貯金って考えるのもアリですか?」
勝間和代「アリですね。前の実績をみると、買おうとしている株式や投資信託が、年間、最大何%損をするってことが見えますので、自分がもし年間10%以上、損をしたくないって思ったら、その変動幅が抑えられているものを買う、と」
太田「うん」
田中「でも、それって絶対じゃないですよね?」
勝間和代「絶対ではないですけど、参考にはなりますね」
田中「参考にはなるけど、運悪く損をすることもあるわけですよね?銀行に入れておく方が手堅いって思いますよね」
太田「貯金と比べても意味はないんじゃない?普通の投資とNISAの違いを考えるべきじゃないかな?」
勝間和代「そうですね、普通に株式を買うときの20%の課税がない、ということですね。20%って結構、大きいんですよ。せっかく買って値上がりしても、その1/5が無くなるわけですから」
島田秀平「口座を作るだけでキックバック、なんて話もありましたけど、なんでそんなに銀行はお客さんを囲い込もうとしてるんですかね?」
勝間和代「投資を始める方が増えるからです。100万円で止まらず、もっと高額で投資を始めよう、とか。あと、100万円って言っても、5年間10年間で結構大きくなってるんです。積み立て投資って、それが良いんですね。気がついたら、それぐらい貯まってた、と」
田中「100万円超えちゃっても?」
勝間和代「買い付け金額が100万円を超えたら、ですね」
島田秀平「最初に使えるお金が100万円までであれば良いんです」
田中「なるほど。それが育って2000万円になっても、大丈夫ってことね」
勝間和代「その分に課税はされないです。ただ、100万円が2000万円になるって、本当に宝くじみたいなもので、そういう考え方をしていると失敗します(笑)」
田中「賭けみたいなね(笑)」
勝間和代「2%くらいの配当の株って、たくさんありますから、そういう株を買って、配当を非課税にする、と」
太田「投資やってない人って、このレベルじゃないですか。そうすると、NISAって、今までやってた投資家は、相当有利に使えるなって判断するわけでしょ?」
勝間和代「はい」
太田「そうすると、家族4人いたら、一個ずつ口座を作らせて、全部自分が操ってって、結局なっちゃうんじゃないかって」
島田秀平「1人1口座って決まりはありますけどね」
勝間和代「ルールの範囲内であれば良いんですけどね。家族の名義で始めても。ただそれも、しっかり管理しなければいけない」
太田「うん」
勝間和代「100万円って、そんなに大きな金額じゃないんですよ。本気で投資やってる人にとっては」
太田「うん」
勝間和代「しつこいですけど、入門用ですね。今まで投資をしなかった人が、月々、少しずつ投資をするイメージです。ただ、年間100万円って結構な額ですよ?平均所得が400万円くらいですから」
太田「うん」
勝間和代「その内の100万円を投資できる人って、何%いるかって話なんです」
太田「うん」
勝間和代「逆に100万円より上げてしまうと、金持ち優遇で、制度の趣旨がオカシクなってしまうんです」
島田秀平「はい。少し余裕がある方は、限度100万円の範囲内でやってみては、と」
勝間和代「余裕がある人は、税金払えよって話ですけどね」
太田「NISAやってて、それを普通の投資口座に切り替えることはできるんですよね?」
勝間和代「自動で切り替わります」
太田「切り替わる時に、最初の値段より上がってる部分は儲けになるんだけど、切り替えるときの値段が、次の投資では初期投資額になるから、その辺のことを上手くやっておかないと、やるのは難しいって訊いたんだけど」
勝間和代「実際、そうですね。NISAの一番の特徴は、儲けるときはいいけど、損したときは何のメリットもないんですね」
太田「うん、うん」
勝間和代「だから、あまりそんなに損が出るものを想定してないんです。短期の回転売買もあまり想定してませんし」
田中「誰がやらせたいことなんですか?NISAって」
勝間和代「元々、『預金から投資』ってずっと言ってるんです。国の方は。軽減税率を設けたのもそうですし、様々な形でやってるのに、国民がどうも動かないんですね」
太田「とっかかりがね」
勝間和代「『イギリスを見たら、上手くいってる制度がある。よし、それを真似てみよう』という発想なんです」
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無理なく続けられる年収10倍アップ時間投資法

NISAが導入された経緯
勝間和代「NISAとは、株式・投資信託を買ったお金で、年間100万円までの投資については、その配当や儲かったときの売却益が非課税になる制度です」
田中「はい」
勝間和代「100万円何かを買ったとして、配当金が年に2万円くるとします。その年に2万円くる配当を放っておくと、20%の4千円の税金が掛かってしまうんですけどね。これまでは2千円だったんです。その税金が、来年からは4千円に上がるんです」
太田「軽減税率を元に戻すんですよね?」
勝間和代「えぇ。軽減税率を元に戻すので、その時に投資を止めてしまうかもしれないので、それが心配なので優遇措置を作りましょう、と」
田中「はい。でも、100万円までなんだ?」
勝間和代「金持ち優遇制度ではないので、これまで投資信託や株式を始めなかった人が、小さく始めましょう、という話なんです。期間も決まってて、10年間、投資の仕組みは設けるんですけど、非課税になるのは、投資した金額が5年間です。でも、イギリスは延長してますんので、調子が良かったら延長する可能性がありますね」
NISAを始めるまでの手続き
島田秀平「誰でも簡単にできるんですか?」
勝間和代「20歳以上の方で、住民票があれば誰でも出来ます。ただ、面倒くさいのは、住民票をとって書類を書かなければいけないってところなんですけども」
田中「はい」
勝間和代「さすがに、証券会社や銀行は考えていて、一部の証券会社は、住民票取得の代行サービスをしてくれますから」
太田「そんなことまでしてくれるんですね」
島田秀平「口座作るの面倒くさそうなんですけど、時間ってどれくらい必要ですか?」
勝間和代「せいぜい1週間あればできますね。ただ、資料請求をするじゃないですか。その資料の紙で返送しないんですよ。そこでまた時間掛かってしまうんですね。速やかに返送しましょう」
NISAを対象とする人々
太田「そうか。本来の目的は、既存の投資家ってよりは、初心者も入りやすくするって意味合いもあるの?」
勝間和代「そうなんです。イギリスですと、1~2年は不調だったんですけど、段々、みなさんやるようになって、9千万口座開いてるんですね」
太田「そうすると、みんなが持ってるお金が市場に出てくるんじゃないかって狙いか」
勝間和代「そうです。直接金融として出てきます。そうすると、良い会社の株は上がるし、そうじゃない株は下がるって、もっと流動化します」
太田「あぁ、なるほど」
島田秀平「『1万円から始められますか?』なんてCMもありましたけども。僕ら投資をやってなかった人たちが始めることで、経済が回っていく、と。そういうことですね?」
勝間和代「そうです。あと、興味を持つってことです。自分で買った投資信託や株は、気になりますから。どういう動きをするか、見るようになりますからね」
太田「あぁ」
勝間和代「1万円以下の分割した投資信託を買うとか、株式も小さく1万円以下のものは買うことはできますから、『1万円から始める』こともできます」
勝間和代「オススメのNISA利用法」
太田「ヘタすりゃ、ボロ儲けできるの?」
勝間和代「ボロ儲けなんか、できませんって(笑)」
太田「パズドラのガンホーとか。物凄い跳ね上がる時とか」
勝間和代「ああいうことがあっても、まず素人がそれを買うことは難しいですね」
太田「分からないか(笑)」
勝間和代「上がったときに、売れるかも分からないですから。だから、NISAというのはどちらかというと長期で持って欲しいんですよ」
太田「なるほど」
勝間和代「たとえば、年間100万円ですから、月々8万円ずつ積み立てて12ヶ月で96万円になるわけですよ」
太田「はい」
勝間和代「でも、8万円が無理としても、月々2万円ずつ、ちょっとずつ買うような仕組みです」
田中「結局、銀行で利子がほとんどつかないから、その代わり、くらいの感覚ですかね」
勝間和代「リスクが少ないものを、ちょっとずつ買う、と」
太田「株に限らないわけでしょ?」
勝間和代「投資信託も買えます」
太田「なるほど」
勝間和代「投資信託も、1つの株だけ買うとリスクが高いので、日経平均全部を買うとか、新興国の株式をちょっとずつ買うとか、そういう投資信託もあるんですね」
太田「へぇ」
勝間和代「バラエティのある投資信託で、外貨に対する投資も簡単にできるようになっているんです」
太田「それが結局、どこの証券会社とか銀行で開くかによって、その種類も変わるんですよね?」
勝間和代「これ、1社しか開けないんですね。だから、どこの証券会社や銀行も、奪い合いなんです。それで、『口座開くだけで2千円キックバック』とかもあるんです」
太田「ふぅん」
田中「運が良くて、100万円が1億円になったとして、その時に一切、税金はかからないの?」
勝間和代「買い付け価格からなので、5年以内に売却していれば」
太田「入り口は誰でも簡単にできますよってしてあるけど、そこから先は結構、複雑で技術が必要だよね?」
勝間和代「私のオススメは、儲けるというよりは、先ほど申し上げたように、月々定額を地道に積み立てる、と」
太田「あぁ」
勝間和代「そうすると、安いときはたくさん買えて、高い時にはちょっとしか買わないので、自動的にかなり平均が低くなるんですね」
太田「あぁ」
勝間和代「そうすると、上がらなくても、上がったり下がったりするだけで、ちょっとずつ儲かるんです」
太田「うん」
江藤愛アナ「儲けようとしない、ちょっとした貯金って考えるのもアリですか?」
勝間和代「アリですね。前の実績をみると、買おうとしている株式や投資信託が、年間、最大何%損をするってことが見えますので、自分がもし年間10%以上、損をしたくないって思ったら、その変動幅が抑えられているものを買う、と」
太田「うん」
田中「でも、それって絶対じゃないですよね?」
勝間和代「絶対ではないですけど、参考にはなりますね」
田中「参考にはなるけど、運悪く損をすることもあるわけですよね?銀行に入れておく方が手堅いって思いますよね」
太田「貯金と比べても意味はないんじゃない?普通の投資とNISAの違いを考えるべきじゃないかな?」
勝間和代「そうですね、普通に株式を買うときの20%の課税がない、ということですね。20%って結構、大きいんですよ。せっかく買って値上がりしても、その1/5が無くなるわけですから」
銀行・証券会社がしきりに勧めるワケ
島田秀平「口座を作るだけでキックバック、なんて話もありましたけど、なんでそんなに銀行はお客さんを囲い込もうとしてるんですかね?」
勝間和代「投資を始める方が増えるからです。100万円で止まらず、もっと高額で投資を始めよう、とか。あと、100万円って言っても、5年間10年間で結構大きくなってるんです。積み立て投資って、それが良いんですね。気がついたら、それぐらい貯まってた、と」
田中「100万円超えちゃっても?」
勝間和代「買い付け金額が100万円を超えたら、ですね」
島田秀平「最初に使えるお金が100万円までであれば良いんです」
田中「なるほど。それが育って2000万円になっても、大丈夫ってことね」
勝間和代「その分に課税はされないです。ただ、100万円が2000万円になるって、本当に宝くじみたいなもので、そういう考え方をしていると失敗します(笑)」
田中「賭けみたいなね(笑)」
勝間和代「2%くらいの配当の株って、たくさんありますから、そういう株を買って、配当を非課税にする、と」
太田「投資やってない人って、このレベルじゃないですか。そうすると、NISAって、今までやってた投資家は、相当有利に使えるなって判断するわけでしょ?」
勝間和代「はい」
太田「そうすると、家族4人いたら、一個ずつ口座を作らせて、全部自分が操ってって、結局なっちゃうんじゃないかって」
島田秀平「1人1口座って決まりはありますけどね」
勝間和代「ルールの範囲内であれば良いんですけどね。家族の名義で始めても。ただそれも、しっかり管理しなければいけない」
太田「うん」
勝間和代「NISAが100万円までの意味」
勝間和代「100万円って、そんなに大きな金額じゃないんですよ。本気で投資やってる人にとっては」
太田「うん」
勝間和代「しつこいですけど、入門用ですね。今まで投資をしなかった人が、月々、少しずつ投資をするイメージです。ただ、年間100万円って結構な額ですよ?平均所得が400万円くらいですから」
太田「うん」
勝間和代「その内の100万円を投資できる人って、何%いるかって話なんです」
太田「うん」
勝間和代「逆に100万円より上げてしまうと、金持ち優遇で、制度の趣旨がオカシクなってしまうんです」
島田秀平「はい。少し余裕がある方は、限度100万円の範囲内でやってみては、と」
勝間和代「余裕がある人は、税金払えよって話ですけどね」
勝間和代「日本人がNISAを始めるべき理由」
太田「NISAやってて、それを普通の投資口座に切り替えることはできるんですよね?」
勝間和代「自動で切り替わります」
太田「切り替わる時に、最初の値段より上がってる部分は儲けになるんだけど、切り替えるときの値段が、次の投資では初期投資額になるから、その辺のことを上手くやっておかないと、やるのは難しいって訊いたんだけど」
勝間和代「実際、そうですね。NISAの一番の特徴は、儲けるときはいいけど、損したときは何のメリットもないんですね」
太田「うん、うん」
勝間和代「だから、あまりそんなに損が出るものを想定してないんです。短期の回転売買もあまり想定してませんし」
田中「誰がやらせたいことなんですか?NISAって」
勝間和代「元々、『預金から投資』ってずっと言ってるんです。国の方は。軽減税率を設けたのもそうですし、様々な形でやってるのに、国民がどうも動かないんですね」
太田「とっかかりがね」
勝間和代「『イギリスを見たら、上手くいってる制度がある。よし、それを真似てみよう』という発想なんです」
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