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爆笑問題・太田、川崎殺傷事件の犯人の世界は「あまりに閉ざされ、狭すぎた」と指摘「自分一人で生きる意味を見つけるなんてことはできるわけない」
2019.06.03 (Mon)
2019年6月2日放送のTBSラジオ系のラジオ番組『爆笑問題の日曜サンデー』(毎週日 13:00-17:00)にて、お笑いコンビ・爆笑問題の太田光が、川崎殺傷事件の犯人・岩崎隆一容疑者の世界は「あまりに閉ざされ、狭すぎた」と指摘していた。


太田光:今日もサンジャポで散々やって、俺も長々話しちゃったんだけど。
田中裕二:うん。
太田光:自分の命が大切じゃないって思ってる人間は、まずそれは人の命なんてのは、さらに大切だと思えないはずなので。
田中裕二:うん。
太田光:自分のことを嫌いだな、好きじゃないって思ってる人間は、それは人のことも好きになれないですよね。
田中裕二:うん。
太田光:で、じゃあ、どう…今日、俺は自分がピカソに救われたって話をしたんだけど。
田中裕二:うん。
太田光:テリーさんから「太田君はそれで見つかったからいいけど、見つけられない人はどうする?」って言った時に、「そうだよな」って思ったんだけど。
田中裕二:うん。
太田光:でも、やっぱり俺がそういうふうに、たまたま竹橋の美術館で絵を見た、その直前っていうのは、やっぱり何の色も世界に色がなかったんだよね。
田中裕二:うん。
太田光:だから、本当にそこから見つけるまでっていうのは、すぐそばなんだよ。
田中裕二:あっという間に、何がきっかけか分からない。
太田光:すぐそばなんだよ。
田中裕二:うん。
太田光:だから、絶望から希望に向かうっていうのは、実は本当にすぐそばにあって。
田中裕二:凄い遠くのような気がするんだけど。
太田光:気がするんだけど、それは今、分かれっていうのも無理だけど、じゃあ何かって言ったら、やっぱりもがくしかないよね。
田中裕二:うん。
太田光:だって、世の中が居心地がいいなんて思ってる人は、ほとんどいないわけで。
田中裕二:うん。
太田光:で、やっぱりもがくっていうのは、何をするかって言うと、本を読んでみたり…彼は漫画読んでたって言うけど、恐らくね、漫画で感動してたかって言うと、そうではなくて。それも惰性で読んでたぐらいの感じ、テレビもそうやって見てたと思うんだよね。
田中裕二:うん。
太田光:他に、芝居でもなんでもいいし、ましてや哲学書でもなんでも。何百年って人間は同じ悩みで悩んできてるわけですよ。
田中裕二:うん。
太田光:で、自分はこうだったっていう、そういうことを書き記してたり、作品にしてるものっていうのは無限なぐらい。
田中裕二:あるんだね。
太田光:要は、俺、一人の人間が全部の本なんか読みきれないぐらいあって。その中に、必ず自分を何か「生きていこう」って思わせるものは、俺はあると思うんだよね。
田中裕二:うん。
太田光:そういうのをもがいてでも探すっていうのが、やっぱり必要なんじゃないかね。
田中裕二:ねぇ。
太田光:あまりにもこの犯人の世界は、閉ざされて、狭すぎたってことで。家族もやっぱりそこで膠着しちゃってる。
田中裕二:ずーっと会話はなかったっていうね。
太田光:それはね、自分一人で生きる意味を見つけるなんてことはできるわけないですよ。
田中裕二:うん。
太田光:必ず、前の人たちがなんか書いてたりするからってことだよね。
土田晃之、川崎殺傷事件で被害者と同じ小6の子供を持つ身として「居た堪れない気持ち」に「あの場にいて、助けること出来るだろうか…」
赤江珠緒、小学生らを狙った川崎・登戸殺傷事件の犯人を激しい怒りとともに「卑怯」と非難「罪も何もない、弱いところに…」
太田光:今日もサンジャポで散々やって、俺も長々話しちゃったんだけど。
田中裕二:うん。
太田光:自分の命が大切じゃないって思ってる人間は、まずそれは人の命なんてのは、さらに大切だと思えないはずなので。
田中裕二:うん。
太田光:自分のことを嫌いだな、好きじゃないって思ってる人間は、それは人のことも好きになれないですよね。
田中裕二:うん。
太田光:で、じゃあ、どう…今日、俺は自分がピカソに救われたって話をしたんだけど。
田中裕二:うん。
太田光:テリーさんから「太田君はそれで見つかったからいいけど、見つけられない人はどうする?」って言った時に、「そうだよな」って思ったんだけど。
田中裕二:うん。
太田光:でも、やっぱり俺がそういうふうに、たまたま竹橋の美術館で絵を見た、その直前っていうのは、やっぱり何の色も世界に色がなかったんだよね。
田中裕二:うん。
太田光:だから、本当にそこから見つけるまでっていうのは、すぐそばなんだよ。
田中裕二:あっという間に、何がきっかけか分からない。
太田光:すぐそばなんだよ。
田中裕二:うん。
太田光:だから、絶望から希望に向かうっていうのは、実は本当にすぐそばにあって。
田中裕二:凄い遠くのような気がするんだけど。
太田光:気がするんだけど、それは今、分かれっていうのも無理だけど、じゃあ何かって言ったら、やっぱりもがくしかないよね。
田中裕二:うん。
太田光:だって、世の中が居心地がいいなんて思ってる人は、ほとんどいないわけで。
田中裕二:うん。
太田光:で、やっぱりもがくっていうのは、何をするかって言うと、本を読んでみたり…彼は漫画読んでたって言うけど、恐らくね、漫画で感動してたかって言うと、そうではなくて。それも惰性で読んでたぐらいの感じ、テレビもそうやって見てたと思うんだよね。
田中裕二:うん。
太田光:他に、芝居でもなんでもいいし、ましてや哲学書でもなんでも。何百年って人間は同じ悩みで悩んできてるわけですよ。
田中裕二:うん。
太田光:で、自分はこうだったっていう、そういうことを書き記してたり、作品にしてるものっていうのは無限なぐらい。
田中裕二:あるんだね。
太田光:要は、俺、一人の人間が全部の本なんか読みきれないぐらいあって。その中に、必ず自分を何か「生きていこう」って思わせるものは、俺はあると思うんだよね。
田中裕二:うん。
太田光:そういうのをもがいてでも探すっていうのが、やっぱり必要なんじゃないかね。
田中裕二:ねぇ。
太田光:あまりにもこの犯人の世界は、閉ざされて、狭すぎたってことで。家族もやっぱりそこで膠着しちゃってる。
田中裕二:ずーっと会話はなかったっていうね。
太田光:それはね、自分一人で生きる意味を見つけるなんてことはできるわけないですよ。
田中裕二:うん。
太田光:必ず、前の人たちがなんか書いてたりするからってことだよね。
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