世界は数字で出来ている

2019年5月27日放送のTBSラジオ系のラジオ番組『伊集院光 深夜の馬鹿力』(毎週月 25:00-27:00)にて、お笑い芸人・伊集院光が、おぎやはぎの矢作兼や劇団ひとりが使用中であるという、睡眠時無呼吸症候群の治療機器「CPAP」について語っていた。



伊集院光：きっかけ、どこからかな。『ゴッドタン』を見てたら、多分、話の脈絡とあんま関係なく、おぎやはぎの矢作君と劇団ひとり君が2人で、「CPAPが凄いいいよね」っていう。「騙されたと思ってやってみたら、CPAPが超良かった」みたいな話をしてて。

そこで最初、興味を持って。その後、その『ゴッドタン』の佐久間プロデューサーが、朝の番組にゲストで来たときに、テレビ東京のプロデューサーがゲストに来た時に、「最近、ハマってるもの、なんですか？」って言ったら、そこでも「CPAP」っていう話になり。

「CPAPってなんぞや？」と。CPAPっていうのは、睡眠時無呼吸の人、睡眠時無呼吸のあの「カー、カー、カー、カッ…結婚したいけど、父さんがクワガタだから」…の、あの感じの(笑)ごめん、寝言の方が気になっちゃったね(笑)

息が止まったよりも、何の夢？「結婚したいけど、お父さんがクワガタだから」のストーリー立ては、の方に行っちゃったから。いびきかいてて止まって、しばらく再開しないで、やっと再開みたいな、睡眠時無呼吸の人の改善するための、もしくはその人を助けるための器具、ハイテク機器で。
まぁ、それをつけるとさ、睡眠時無呼吸であんま酸素が入ってきてないと、脳にも悪いし体にも悪いらしいのね。で、それをむりやりに鼻の中に空気をぶっこむ機械だと。そういうのがあるとは知ってたんだけど、矢作君と劇団ひとり君の感想と、の佐久間プロデューサーの感想を聞いてると…佐久間プロデューサーが言ってたのかな。それをつけて一晩寝たら…最初、半信半疑だったんだって。

誰がスタートか分かんないんだけど、おぎやはぎのJUNKで、このことは喋ってるのかな。誰がスタートだって言ってたの？スタートはどうやらその『ゴッドタン』界隈では、矢作君がスタートで。

で、矢作君が「いいよ、いいよ」って言うんで、劇団ひとりとか、みんなに伝わっていった、と。で、みんなが「いいよ」って言うから、佐久間プロデューサーも半信半疑でつけたら…自分は、必要だと思ってなかったと、別に。自覚として、睡眠時無呼吸かもしれないとも思ってないし。

なんか分かんないけども、そのおじさん芸人2人が、そんなことを言ってると。で、このCPAPをつけるためには、呼吸の専門のお医者さんに診てもらって。睡眠専門のお医者さんってのがいて、睡眠専門のお医者さんに見てもらって。「睡眠時無呼吸ですから、これが必要ですよ」って手順を踏まなきゃいけないらしいわけ。

ビックCPAP館に行ったら、色んなCPAPがあるっていうことではないらしいの。ましてや、ある意味、医療機器みたいなもんだから。「あなたは、もう病気に近い形の、もう病気と言って過言でない形の無呼吸だから、CPAPを使ってください」と。「ひいては、保険が効きます」みたいなものらしいの。

で、佐久間さんは睡眠外来に行ったら、まさかの「完璧に無呼吸だ」と。「今すぐつけた方がいい」って言われて。で、「ええ？！」って半信半疑でつけたら、佐久間プロデューサーいわく、「今まで俺は山小屋で寝てたんだ」と。それくらい今まで空気が吸えてない、酸素が吸えてなかったんだ、と。

初めて、「俺、山で暮らしてたんだ」っつって。なんでしょうね、野辺山高原で生まれて育って、1回も降りたことがない人が初めて、40歳ぐらいで東京行ったら、「濃い！空気が濃い！」って思った感じなのかな、なんかそういう感じ。

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